Indoor Positioning データ サービスの共有 (Share Indoor Positioning Data Service) (Indoor Positioning)

サマリー

Indoor Positioning データ サービスを ArcGIS Enterprise または ArcGIS Online に公開します。 Indoor Positioning データ サービスには、屋内測位を有効にするために必要なデータが含まれます。 このデータは、ArcGIS Maps SDKs の IndoorsLocationDataSource オブジェクトが推定位置を計算するため使用されます。

使用法

• [IPS 測位データセット] パラメーター値は、[IPS データ モデルの作成 (Create IPS Data Model)] ツールで作成されたポリゴン フィーチャクラスです。

• [IPS データセット名] パラメーター値は、[IPS 測位データセット] パラメーター値で使用できるデータセットの名前から選択できます。 データセット名は、フィーチャ属性として [IPS 測位データセット] パラメーター値に格納されます。

• [共有レベル] パラメーターは、ユーザー権限に基づきます。 使用できるオプションは、[所有者]、[組織]、および [すべてのユーザー (パブリック)] です。

• ポータルの既存の Indoor Positioning データ サービスを更新するには、[既存の Indoor Positioning データ サービスを更新] パラメーターをオンにします。

  注意:

  [タイトル] パラメーターの値は、現在のユーザーに更新権限がある、サインインしているポータルの既存の Indoor Positioning データ サービス名と一致する必要があります。 既存の Indoor Positioning データ サービスを更新するとき、次のパラメーターは表示されません。

  • フォルダー
  • 共有レベル
  • グループ共有

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
IPS 測位データセット	屋内測位データセットごとに 1 つのフィーチャを含む ArcGIS IPS Data Model のフィーチャクラス。	Feature Layer
IPS データセット名	Indoor Positioning データセットの名前。 オプションは、[IPS 測位データセット] パラメーター値から取得されたデータセット名のリストになります。	String
タイトル	Indoor Positioning データ サービスのタイトル。	String
サマリー (オプション)	Indoor Positioning データ サービスの簡単な説明。	String
タグ (オプション)	Indoor Positioning データ サービスを説明するキーワードまたは語句。 複数のタグをカンマで区切ります。	String
フォルダー (オプション)	ポータルにある、Indoor Positioning データ サービスの保存先となる既存のフォルダー。	String
共有レベル (オプション)	サービスに使用する共有権限を指定します。 所有者—Indoor Positioning データ サービスの所有者のみがアクセスできます。 これがデフォルトです。 組織—組織のメンバー全員がアクセスできます。 すべての人 (パブリック)—組織外のユーザーを含むすべてのユーザーがアクセスできます。	String
グループ共有 (オプション)	屋内測位データ サービスが共有されているグループ。 所属しているグループから複数の値を選択できます。	String
既存の Indoor Positioning データ サービスを更新 (オプション)	既存の Indoor Positioning データ サービスを上書きするかどうかを指定します。 オン - 既存の Indoor Positioning データ サービスが上書きされます。 オフ - 既存の Indoor Positioning データ サービスは上書きされず、新しいサービスが共有されます。 これがデフォルトです。	Boolean

派生した出力

ラベル	説明	データ タイプ
Indoor Positioning データ サービス アイテム ID	ファイルの Indoor Positioning データ サービス アイテム ID。	String
Indoor Positioning データ サービス アイテム URL	ポータルにアップロードされたアイテムの Indoor Positioning データ サービス URL。	String

Python

arcpy.indoorpositioning.ShareIndoorPositioningDataService(in_ips_datasets, ips_dataset_name, title, {summary}, {tags}, {folder}, {sharing_level}, {group_sharing}, {update_existing})

名前	説明	データ タイプ
in_ips_datasets	屋内測位データセットごとに 1 つのフィーチャを含む ArcGIS IPS Data Model のフィーチャクラス。	Feature Layer
ips_dataset_name	Indoor Positioning データセットの名前。 オプションは、in_ips_datasets パラメーター値から取得されたデータセット名のリストになります。	String
title	Indoor Positioning データ サービスのタイトル。	String
summary (オプション)	Indoor Positioning データ サービスの簡単な説明。	String
tags (オプション)	Indoor Positioning データ サービスを説明するキーワードまたは語句。 複数のタグをカンマで区切ります。	String
folder (オプション)	ポータルにある、Indoor Positioning データ サービスの保存先となる既存のフォルダー。	String
sharing_level (オプション)	サービスに使用する共有権限を指定します。 OWNER—Indoor Positioning データ サービスの所有者のみがアクセスできます。 これがデフォルトです。 ORGANIZATION—組織のメンバー全員がアクセスできます。 EVERYONE—組織外のユーザーを含むすべてのユーザーがアクセスできます。	String
group_sharing [group_sharing,...] (オプション)	屋内測位データ サービスが共有されているグループ。 所属しているグループから複数の値を選択できます。	String
update_existing (オプション)	既存の Indoor Positioning データ サービスを上書きするかどうかを指定します。 UPDATE_EXISTING—既存の Indoor Positioning データ サービスが上書きされます。 NO_UPDATE_EXISTING—既存の Indoor Positioning データ サービスは上書きされず、新しいサービスが共有されます。 これがデフォルトです。	Boolean

派生した出力

名前	説明	データ タイプ
out_positioning_item_id	ファイルの Indoor Positioning データ サービス アイテム ID。	String
out_positioning_item_url	ポータルにアップロードされたアイテムの Indoor Positioning データ サービス URL。	String

コードのサンプル

ShareIndoorPositioningDataService の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、ShareIndoorPositioningDataService 関数を使用して Indoor Positioning データ サービスを公開する方法を示しています。

# Name: ShareIndoorPositioningDataService_sample.py 
# Description: Share an Indoor Positioning Data Service using an IPS Positioning Dataset stored in a file geodatabase 
 
# Import system modules 
import arcpy

# Set local variables 
in_ips_datasets = r"C:\\Users\\myUser\\Documents\\ArcGIS\\Projects\\DemoProject\\DemoProject.gdb\IPS_Positioning_Datasets" 
ips_dataset_name = 'myDataset' 
title = 'myTitle' 
summary = 'This is an example summary.' 
tags = 'Tag1,Tag2' 
folder = 'myFolder' 
sharing_level = 'Owner' 
group_sharing = 'FirstGroup;SecondGroup' 
 
# Call the ShareIndoorPositioningDataService
arcpy.indoorpositioning.ShareIndoorPositioningDataService(
    in_ips_datasets=in_ips_datasets,
    ips_dataset_name=ips_dataset_name,  
    title=title, 
    summary=summary, 
    tags=tags, 
    folder=folder, 
    sharing_level=sharing_level, 
    group_sharing=group_sharing 
)

ShareIndoorPositioningDataService の例 2 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、ShareIndoorPositioningDataService 関数を使用して共有済み Indoor Positioning データ サービスを更新する方法を示しています。

# Name: ShareIndoorPositioningDataService_sample2.py
# Description: Update an existing Indoor Positioning Data Service

# Import system modules 
import arcpy

# Set local variables
in_ips_datasets = r"C:\\Users\\myUser\\Documents\\ArcGIS\\Projects\\DemoProject\\DemoProject.gdb\IPS_Positioning_Datasets" 
ips_dataset_name = "myDataset"
title = "myTitle"  # title of an already shared on the signed-in portal Indoor Positioning Data Service 
summary = "This is an example summary."
tags = "Tag1, Tag2"
update_existing = "UPDATE_EXISTING"

arcpy.indoorpositioning.ShareIndoorPositioningDataService(

   in_ips_datasets=in_ips_dataset,
   ips_dataset_name=ips_dataset_name,

   title=title,
   summary=summary,
   tags=tags,
   update_existing=update_existing

)

環境

現在のワークスペース

ライセンス情報

• Basic: No
• Standard: 次のものが必要 ArcGIS IPS
• Advanced: 次のものが必要 ArcGIS IPS