Location Referencing ツールボックスの概要

Location Referencing ツールボックスには、LRS の構成と管理に必要なツールが用意されています。

Location Referencing ツールボックスに含まれているツール

ツール	説明
イベントのアペンド (Append Events)	テーブル、レイヤー、またはフィーチャクラスから既存の ArcGIS Location Referencing イベント フィーチャクラスにイベント レコードを追加します。
ルートのアペンド (Append Routes)	入力ポリラインから LRS ネットワークにルートを追加します。
イベントの振舞いを適用 (Apply Event Behaviors)	入力ネットワークに登録されたすべてのイベント フィーチャクラスのイベント位置を、実行したルート編集に基づいて更新します。
交差するルート メジャーの計算 (Calculate Intersecting Route Measures)	交差位置ごとにすべてのルートとメジャーのテーブルを作成します。
ルートの並行性を計算 (Calculate Route Concurrencies)	LRS ネットワーク内の並列ルート セクションを計算して報告します。
ルートの削除 (Delete Routes)	LRS ネットワークからルートとそれに関連付けられたデータ エレメントを削除します。
イベント メジャーの取得 (Derive Event Measures)	DerivedRouteID フィールドが構成および有効化されているポイント イベントとライン イベントでこれらのフィールドの値とメジャー値を取得して更新します。
キャリブレーション ポイントの生成 (Generate Calibration Points)	自己閉鎖型ルート、自己交差型ルート、ブランチ ルートのような複雑な形状を含む、指定した任意のルート形状のキャリブレーション ポイントを生成します。
イベントの生成 (Generate Events)	LRS ネットワークに登録されているイベント フィーチャの形状を再生成します。
交点の生成 (Generate Intersections)	新しい交点を生成し、既存の交点を更新します。
LRS データ プロダクトの生成 (Generate LRS Data Product)	LRS データを変換して、LRS ネットワーク内の選択されているルートの長さプロダクトを作成します。 たとえば、このツールを使用して、一連のルートの距離を集計したり、郡の境界線の距離を集計することができます。
ルートの生成 (Generate Routes)	LRS ネットワークで、ルート フィーチャの形状を再作成し、キャリブレーションの変更を適用します。
イベントのオーバーレイ (Overlay Events)	ターゲット ネットワーク上に、1 つ以上のライン イベント レイヤーとポイント イベント レイヤーをオーバーレイし、入力のダイナミック セグメンテーションを表すフィーチャクラスまたはテーブルを出力します。
オーバーラップする中心線の削除 (Remove Overlapping Centerlines)	中心線のジオメトリがオーバーラップしている場合に、1 つの共通の中心線のみが存在するように、オーバーラップする中心線セクションを削除します。
ライン順序の反転 (Reverse Line Orders)	ラインのすべてのルートのライン順序を反転します。
イベント メジャーの変換 (Translate Event Measures)	ポイントまたはライン イベント レイヤーのメジャー (M 値) を 1 つのリニア リファレンス方法 (LRM) から別の LRM に変換します。
LRS からメジャーを更新 (Update Measures From LRS)	パイプ、デバイス、ジャンクションなどの Utility Network (UN) フィーチャ、または UN フィーチャクラスおよび LRS フィーチャクラスでないフィーチャクラス内のフィーチャに関するメジャーとルート ID を設定または更新します。

Location Referencing ツールボックスに含まれているツールセット

ツールセット	説明
構成	構成ツールセットには、LRS、LRS ネットワーク、LRS イベントを作成および変更したり、LRS で使用できるようにユーティリティ ネットワークを構成したりするためのツールが含まれています。