フィーチャ → NetCDF (マルチディメンション)

ArcGIS Pro 3.4 | | ヘルプのアーカイブ

サマリー

ポイント フィーチャを netCDF ファイルに変換します。

使用法

  • デフォルトの変数名は、[変数に使用するフィールド] (Python では fields_to_variables) パラメーターで指定した入力フィーチャのフィールド名と同じです。

  • 変数のタイプは、フィールドのタイプと同じです。

  • [変数に使用するフィールド] ドロップダウン リストでは、特殊フィールド Shape.X および Shape.Y が常に選択可能です。 Shape.X では X 座標の変数名を指定でき、Shape.Y では Y 座標の変数名を指定できます。 変数名を指定しない場合、または Shape.XShape.Y をリストに追加しない場合は、X 座標と Y 座標がデフォルトの変数名でエクスポートされます。 フィーチャが地理的な座標システムに存在する場合、Shape.XShape.Y のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ lonlat です。 それ以外の場合、Shape.XShape.Y のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ xy です。

  • Z 値と M 値を持つフィーチャについては、[変数に使用するフィールド] ドロップダウン リストで特殊フィールド Shape.Z および Shape.M が使用可能になります。 Z 値と M 値をエクスポートするには、Shape.ZShape.M をリストに追加する必要があります。 Shape.ZShape.M のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ zm です。

  • デフォルトのディメンション名は、[ディメンションに使用するフィールド] (Python では fields_to_ dimensions) パラメーターで指定した入力フィーチャのフィールド名と同じです。

  • ディメンションの大きさは、各フィールド内の一意の値の個数と等しくなります。

  • 行ディメンションとして指定したフィールドがない場合は、出力 netCDF ファイル内に、ディメンション RecordID 値がフィーチャの数と等しいサイズで作成されます。

  • 文字列フィールドを使用して netCDF ファイル内にディメンションを作成することはできません。

  • 複数のフィールドを使用し、[ディメンションに使用するフィールド] パラメーターを使用して netCDF ファイル内にディメンションを作成すると、出力 netCDF ファイルのサイズが大きくなる場合があります。 ツールの失敗を避けるために、出力場所に十分な空き領域があることを確認します。

  • このツールは、変数を CF 規約に準拠したポイントや軌道などの不連続サンプリング ジオメトリ (DSG) として書き込みます。 このデータはグリッド データではないため、出力 netCDF ファイル内の変数はボクセル レイヤーの作成に適していません。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

入力ポイント フィーチャ。

Feature Layer
変数に使用するフィールド

netCDF ファイル内に変数を作成する際に使用するフィールド (1 つまたは複数)。

Shape.X、Shape.Y、Shape.Z、および Shape.M の 4 つの特殊フィールドは、入力フィーチャの x 座標または経度、y 座標または緯度、Z 値、および M 値のエクスポートに使用できます。

  • [フィールド] - 入力フィーチャ属性テーブルのフィールド。
  • [変数] - netCDF 変数名
  • [単位] - フィールドのデータの単位
Value Table
出力 netCDF ファイル

出力 netCDF ファイル。 ファイル名には .nc 拡張子を付ける必要があります。

File
ディメンションに使用するフィールド
(オプション)

netCDF ファイル内にディメンションを作成する際に使用するフィールド (1 つまたは複数)

  • [フィールド] - 入力フィーチャ属性テーブルのフィールド。
  • [ディメンション] - netCDF ディメンション名
  • [単位] - フィールドのデータの単位
Value Table

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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