ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力ネットワーク ダイアグラム レイヤー | 拡張するネットワーク ダイアグラム。 | Diagram Layer |
通過可能性を無視 (オプション) | Boolean | |
拡張タイプ (オプション) | ダイアグラムの拡張方法を指定します。
| String |
派生した出力
ラベル | 説明 | データ タイプ |
出力ネットワーク ダイアグラム | 更新されたネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | Diagram Layer |
ネットワーク接続性または通過可能性、格納または構造物付属物の関連付けに基づき、ネットワーク ダイアグラムのネットワーク エレメント レベルを 1 つ拡張します。
たとえば、配管ネットワークの一部を含むダイアグラムに、接続ネットワーク エレメントを持つ複数のオープンエンド パイプがある場合があります。 このダイアグラムの [ダイアグラムの拡張 (Extend Diagram)] ツールを [接続性で] 拡張タイプで実行すると、接続されているエレメントがダイアグラムに追加されます。
また、[通過可能性で] 拡張タイプを使用して、通過可能性に基づいてエレメントを取得することもできます。 この場合、ネットワーク物資が次のエレメントまで続けられる場合、ネットワーク エレメントはダイアグラムに追加されます。 たとえば、配管ネットワークの一部を含むダイアグラムに、パイプの終端に閉じたバルブがある場合があります。 このネットワークを移動するリソースは閉じたバルブを超えて移動することはできないため、バルブはダイアグラムで返されません。 この例が通過可能性ではなく接続性に基づいている場合、パイプに接続しているため、バルブは返されます。
拡張ダイアグラムは、関連するダイアグラム テンプレートにロックすることができます。 この場合、ネットワークの [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの [ネットワーク ダイアグラム] タブの [ダイアグラム テンプレート] セクションにあるダイアグラム テンプレートに対して、[ダイアグラムの拡張] プロパティが [無効] として表示されます。
編集セッションを開いている場合、このツールを実行する前に、編集内容を保存する必要があります。 これにより、ダイアグラムは、データベース内のネットワーク トポロジに行われた最新の変更内容を反映するようになります。 編集内容を保存できなかった場合、編集内容は、ダイアグラムに反映されません。
このツールは、エンタープライズ ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークへのデータベース コネクションを使用している場合には使用できません。 関連する公開されたユーティリティ ネットワーク サービス、トレース ネットワーク サービス、ファイルまたはモバイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワーク、あるいはトレース ネットワークを使用してください。
入力ネットワーク ダイアグラム レイヤーは、ファイルまたはモバイル ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク、あるいはネットワーク ダイアグラム サービスから取得する必要があります。
入力ネットワーク ダイアグラム レイヤーでは、[すべてのレイヤー] モードがオンになっている必要があります。
通常、このツールはネットワーク データの制御と整合チェックに使用されます。
ネットワーク ダイアグラムのコンテンツ全体またはその一部 (つまり、選択したダイアグラム フィーチャのサブセット) に、このツールが適用されます。 これにより、ネットワーク接続性または通過可能性、格納または構造物付属物に基づきネットワーク ダイアグラムのネットワーク エレメント レベルを 1 つ、完全または部分的に拡張できます。
ネットワークの一部で作業しているとき、このツールを使用してネットワーク ダイアグラムのネットワーク エレメント レベルを 1 つ拡張します。 これにより、このエリアの接続性を確認してネットワーク データの品質を視覚的に制御できます。
ダイアグラム内のいずれかの構造物フィーチャを選択し、このツールを使用してダイアグラムのレベルを付属物で 1 つ拡張します。 これにより、選択した構造物エレメントとの論理的に関連付けられたすべてのネットワーク エレメントが追加され、構造物付属物の関連付けを視覚的に確認することができます。
同様に、ネットワーク構造物に付属することが予想される、ダイアグラム内のいずれかのフィーチャを選択し、このツールを使用してダイアグラムのレベルを付属物で 1 つ拡張します。 ネットワーク構造物に付属物が存在する場合は、その構造物がダイアグラムに追加されます。
このツールを使用して、ネットワーク ダイアグラムまたはネットワーク ダイアグラムの選択した部分のレベルを格納で 1 つ迅速に拡張します。 これにより、ダイアグラムまたはダイアグラムの選択した部分に表される、ネットワーク格納器エレメントの格納物のネットワーク エレメントがすべて追加されます。
サブネットワーク システム ダイアグラムに対してこのツールを実行すると、エラーになります。これは、これらのダイアグラムが [サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ツールで管理されているためです。 このタイプのダイアグラムは変更できません。
次の状況では、[ダイアグラムの拡張 (Extend Diagram)] ツールが失敗します。
ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力ネットワーク ダイアグラム レイヤー | 拡張するネットワーク ダイアグラム。 | Diagram Layer |
通過可能性を無視 (オプション) | Boolean | |
拡張タイプ (オプション) | ダイアグラムの拡張方法を指定します。
| String |
ラベル | 説明 | データ タイプ |
出力ネットワーク ダイアグラム | 更新されたネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | Diagram Layer |
arcpy.nd.ExtendDiagram(in_network_diagram_layer, {ignore_traversability}, {extension_type})
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_network_diagram_layer | 拡張するネットワーク ダイアグラム。 | Diagram Layer |
ignore_traversability (オプション) | ダイアグラムの拡張に通過可能性または接続性を使用するかどうかを指定します。 レガシー:このパラメーターは ArcGIS Pro 2.2 で廃止されました。 extension_type パラメーターが指定されていても、その値に関係なくシステムとして無視されます。 モデルおよび ArcGIS Pro 2.1 で作成された Python スクリプトとの互換性を維持するため、extension_type パラメーターが指定されていない場合は有効なままです。
| Boolean |
extension_type (オプション) | ダイアグラムの拡張方法を指定します。
| String |
名前 | 説明 | データ タイプ |
out_network_diagram_layer | 更新されたネットワーク ダイアグラム レイヤー。 | Diagram Layer |
ネットワークの通過可能性に基づいて、指定したダイアグラムを拡張します。
import arcpy
arcpy.nd.ExtendDiagram('Temporary Diagram', '', 'BY_TRAVERSABILITY')