ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力パーセル ファブリック | リンクを生成するために使用するパーセル ファブリック。 パーセル ファブリックはフィーチャ サービスとして公開される必要があり、リンクの生成にはデフォルト バージョンが使用されます。 | Parcel Layer |
出力リンク フィーチャクラス | 生成したリンクを含む出力ライン フィーチャクラス。 | Feature Class |
出力アンカー ポイント フィーチャクラス | アンカー ポイントを格納する出力ポイント フィーチャクラス。 | Feature Class |
開始日 | 位置が変わったポイントをパーセル ファブリックで検索する際に指定する開始日。 リンクとアンカー ポイントは、この日付以降のポイントに対してのみ生成されます。 | Date |
終了日 (オプション) | 位置が変わったポイントをパーセル ファブリックで検索する期間の終了日。 リンクとアンカー ポイントは、この日付以前のポイントに対してのみ生成されます。 終了日が指定されなければ、リンクとアンカー ポイントは [開始日] 以降のすべてのポイントに対して生成されます。 [終了日] が将来の日付である場合、リンクは [開始日] から現在の日時までの期間に対して生成されます。 | Date |
最小リンク長 (オプション) | 生成されるリンクの最小長。 現在のポイントと元の位置までのリンク長が、指定した値よりも短い場合は、ポイントの元の位置に対してアンカー ポイントが作成されます。 | Linear Unit |
範囲 (オプション) | 処理対象となるデータセットの範囲。 指定範囲内にあるフィーチャのみが処理されます。
座標を手動で入力する場合、アクティブなマップの座標系の座標を数値で指定する必要があります。 マップで、入力した座標と異なる表示単位が使用されることがあります。 南と西の座標にはマイナス値の記号を使用します。 | Extent |
サマリー
一定の期間内に位置が変わったパーセル ファブリック ポイントに対し、移動リンクを生成します。
リンクはライン フィーチャクラス内にラインとして格納され、元の位置からポイントの現在の位置まで描画されます。 一定の期間内に位置が変わっていないポイントについてはアンカー ポイントが作成され、ポイント フィーチャクラスに格納されます。
パーセル ファブリック ポイントは、パーセルの配置などの編集操作や、パーセルの最小二乗調整によって、位置を変えることがあります。
使用法
このツールは、フィーチャ サービスとして公開されたパーセル ファブリックに対してのみ使用できます。
ツールは DEFAULT バージョンに対してのみ実行されます。 ポイント位置への編集を含むバージョンでリンクを生成するには、DEFAULT にポストする必要があります。
出力リンクとアンカー ポイントを [ラバーシート フィーチャ (Rubbersheet Features)] ツールで使用すると、更新されたパーセル ファブリックの境界に合わせて外部フィーチャクラス内のデータを再調整できます。 ゾーニング ポリゴンやユーティリティ ラインなどのデータは、パーセル境界に依存します。 調整などのパーセル編集処理によってパーセル境界が更新されると、これらのリンクとアンカー ポイントを使用し、外部フィーチャクラスのデータに対して同じ更新内容を適用できるようになります。
[入力リンク フィーチャ] パラメーターには出力リンクを、そして [固定リンクとしての入力ポイント フィーチャ] パラメーターにはアンカー ポイントを使用できます。
パラメーター
arcpy.parcel.GenerateParcelFabricLinks(target_parcel_fabric, out_links_feature_class, out_anchor_points_feature_class, from_date, {to_date}, {min_link_length}, {extent})
名前 | 説明 | データ タイプ |
target_parcel_fabric | リンクを生成するために使用するパーセル ファブリック。 パーセル ファブリックはフィーチャ サービスとして公開される必要があり、リンクの生成にはデフォルト バージョンが使用されます。 | Parcel Layer |
out_links_feature_class | 生成したリンクを含む出力ライン フィーチャクラス。 | Feature Class |
out_anchor_points_feature_class | アンカー ポイントを格納する出力ポイント フィーチャクラス。 | Feature Class |
from_date | 位置が変わったポイントをパーセル ファブリックで検索する際に指定する開始日。 リンクとアンカー ポイントは、この日付以降のポイントに対してのみ生成されます。 | Date |
to_date (オプション) | 位置が変わったポイントをパーセル ファブリックで検索する期間の終了日。 リンクとアンカー ポイントは、この日付以前のポイントに対してのみ生成されます。 終了日が指定されなければ、リンクとアンカー ポイントは [開始日] 以降のすべてのポイントに対して生成されます。 [終了日] が将来の日付である場合、リンクは [開始日] から現在の日時までの期間に対して生成されます。 | Date |
min_link_length (オプション) | 生成されるリンクの最小長。 現在のポイントと元の位置までのリンク長が、指定した値よりも短い場合は、ポイントの元の位置に対してアンカー ポイントが作成されます。 | Linear Unit |
extent (オプション) | 処理対象となるデータセットの範囲。 指定範囲内にあるフィーチャのみが処理されます。
| Extent |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GenerateParcelFabricLinks 関数を使用する方法を示しています。 スクリプトは、指定範囲にリンクとアンカー ポイントを生成します。
import arcpy
extent = arcpy.Extent(7497466.20831177, 441293.021878974, 7502009.67757057, 444095.976178293)
arcpy.parcel.GenerateParcelFabricLinks('L0Parcel_Fabric', 'C:\Data\Database.gdb\OutLinks', 'C:\Data\Database.gdb\OutAnchor2',
'7/29/2020 3:50:13 PM', '', '', arcpy.env.extent)
環境
ライセンス情報
- Basic: No
- Standard: Yes
- Advanced: Yes