縮小 (Shrink) (Spatial Analyst)

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Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

サマリー

近傍内で最頻出する値をセルに割り当てることで、選択したゾーンを指定したセル数分だけ縮小します。

縮小ツールの詳細

縮小ツールの図
OutRas = Shrink(InRas1, 1, 5)

使用法

  • 指定したゾーンの値はフォアグラウンド ゾーン、残りのゾーン値はバックグラウンド ゾーンと見なされます。 このツールを使用するとフォアグラウンド ゾーンをバックグラウンド ゾーンのセルで置換できます。

  • 2 つの隣接するリージョンが選択した縮小セットの一部である場合、それらの境界は変化しません。

  • 選択した値を縮小することで埋まるエリアに NoData が侵入する優先度は、任意の有効値と同じです。 そのため、選択した値が NoData と隣接している場合、縮小後に NoData になる可能性があります。

  • このツールに適用されるジオプロセシング環境の詳細については、「解析環境と Spatial Analyst」をご参照ください。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ラスター

識別されたゾーンが縮小される入力ラスター。

整数タイプでなければなりません。

Raster Layer
セル数

各指定ゾーンを縮小するときのセル数。

0 より大きい整数値を指定する必要があります。

Long
ゾーン値

縮小するゾーン値のリスト。

ゾーン値は整数でなくてはいけません。 順序は任意です。

Long
縮小方法
(オプション)

選択したゾーンの縮小に使用する方法。

[距離] オプションは並列化をサポートし、[並列処理ファクター] 環境設定を使用して制御できます。

  • モーフォロジー数学的形態手法を使用して、ゾーンを縮小します。 これがデフォルトです。
  • 距離距離ベースの手法を使用して、ゾーンを縮小します。
String

戻り値

ラベル説明データ タイプ
出力ラスター

ジェネラライズされた出力ラスター。

入力ラスターの指定ゾーンが、指定したセル数で縮小されます。

出力は常に整数型になります。

Raster

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst

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