操作時の視覚モード

ArcGIS Pro は、視覚的な使いやすさのための設定を多数サポートしています。 これらの設定には、ArcGIS Pro に固有のものと、ユーザーが使用しているデスクトップおよび他のアプリケーションに適用される Windows の設定があります。

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このビデオは、ArcGIS Pro 3.6 を使用して、作成されています。

アプリケーション テーマの設定

ArcGIS Pro には、淡色と暗色のアプリケーション テーマがあります。 これらのテーマは外観的な設定であり、アクセシビリティーのための高コントラストではありません。 ただし、一部のテーマで条件によっては、視認性が高まったり、眼精疲労を軽減したりすることがあります。

デフォルトのテーマを変更するには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかの方法で、ArcGIS Pro の設定ページを開きます。
    • 開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。
    • 開始ページで [設定] タブ 設定 をクリックします。
  2. サイド タブのリストで [オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスのオプション リストで、[アプリケーション] の下の [一般] をクリックします。
  4. [ArcGIS Pro の一般オプションを設定][アプリケーション テーマ] を展開します。 ドロップダウン リストの矢印をクリックして、[淡色] または [暗色] をクリックします。
  5. [オプション] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  6. ArcGIS Pro を再起動します。
    注意:

    Windows のコントラスト テーマが適用されている場合は、淡色のアプリケーション テーマのみがサポートされます。 現在暗色のテーマが使用されている場合は、自動的に淡色のテーマに変更されます。

ユーザー インターフェイスのサイズ変更

ArcGIS Pro のユーザー インターフェイスのテキスト、アイコン、その他の部分のサイズを 50 ~ 200 パーセントの間で変更することができます。 マップ ビュー、シーン ビュー、レイアウト ビューのコンテンツは、それに応じて変更されません。 これらのビューのコンテンツのサイズを変更するには、ナビゲーション ツールとズーム ツールを使用します。

  1. 次のいずれかの方法で、ArcGIS Pro の設定ページを開きます。
    • 開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。
    • 開始ページで [設定] タブ 設定 をクリックします。
  2. サイド タブのリストで [オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスのオプション リストで、[アプリケーション] の下の [ユーザー インターフェイス] をクリックします。
  4. [ユーザー インターフェイス オプションを設定][簡単操作] の下で、[ユーザー インターフェイスのスケーリング] ドロップダウン矢印をクリックして、割合の値をクリックします。
  5. [オプション] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
  6. ArcGIS Pro を再起動します。

ユーザー インターフェイスでのモーションの削減

ArcGIS Pro のユーザー インターフェイスの一部ではアニメーション フラッシュ効果が使用されています。 たとえば、マップ フィーチャをクリックしてポップアップを開くと、フィーチャがフラッシュします。 ArcGIS Pro で、フラッシュ効果をオフにすることができます。

Windows のアニメーション効果は、ユーザー インターフェイスのアイテムを開く/閉じる、アイテムにポインターを置く、アイテムを選択するなどの操作の際に適用されるモーション効果です。 たとえば、Windows のアニメーション効果がオンになっている (デフォルト) と、ArcGIS Pro のプロパティ ダイアログ ボックスを開いたときにわずかなブルーム効果が見られます。

ArcGIS Pro のアニメーション フラッシュは、Windows のアニメーションとは別の効果です。 一方をオフにしても、もう一方には影響がありません。

ArcGIS Pro のアニメーション フラッシュ効果の無効化

ArcGIS Pro のアニメーション フラッシュ効果をオフにするには、次の手順を実行します。

  1. 次のいずれかの方法で、ArcGIS Pro の設定ページを開きます。
    • 開いているプロジェクトのリボンで [プロジェクト] タブをクリックします。
    • 開始ページで [設定] タブ 設定 をクリックします。
  2. サイド タブのリストで [オプション] をクリックします。
  3. [オプション] ダイアログ ボックスのオプション リストで、[アプリケーション] の下の [ユーザー インターフェイス] をクリックします。
  4. [ユーザー インターフェイス オプションを設定][一般] の下にある [対話型ツールのアニメーション フラッシュ効果の使用] チェックボックスをオフにします。
  5. [オプション] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。

Windows 11 のアニメーション効果の無効化

Windows 11 のアニメーション効果をオフにするには、次の手順を実行します。

  1. Windows タスクバーで [スタート] ボタンをクリックし、[設定] > [アクセシビリティー] > [視覚効果] の順にクリックします。
  2. [アニメーション効果] 切り替えボタンをクリックして、[オフ] の位置に移動します。

コントラスト テーマの使用

一部のユーザーのために、コントラスト テーマを使用して、ArcGIS Pro ユーザー インターフェイスの読みやすさを向上させることができます。 コントラスト テーマは、テキスト、メニュー、タブ、およびアイコンの色のコントラストを高め、低視力、光過敏症、または色覚特性のあるユーザーにも見やすくなります。 コントラスト テーマでは、ArcGIS Pro のマップやレイアウトなどの特定のビューの外観は変更されません。

Windows 11 でコントラスト テーマを使用するには、次の手順を実行します。

  1. ArcGIS Pro を終了します。
  2. Windows タスクバーで [スタート] ボタンをクリックし、[設定] > [アクセシビリティー] > [コントラスト テーマ] の順にクリックします。
  3. ドロップダウン リストからコントラスト テーマを選択して [適用する] をクリックします。
  4. ArcGIS Pro を起動します。
    ヒント:

    左 Alt + 左 Shift + Print Screen を押してコントラスト テーマをオンまたはオフに切り替えます。

カラー フィルターの使用

一部のユーザーのために、カラー フィルターを使用して、ArcGIS Pro ユーザー インターフェイスの読みやすさを向上させることができます。 カラー フィルターには、D 型色覚、P 型色覚、T 型色覚のユーザー向けに色のコントラストを向上させるオプションがあります。 グレースケール フィルターや他のフィルターも備わっています。

ArcGIS Pro には色覚特性シミュレーター ツールも用意されており、さまざまなタイプの色覚特性をシミュレートできます。 これはマップ、レイアウト、プレゼンテーション、レポートに対して使用できますが、ユーザー インターフェイス全体には影響しません。

注意:

[色覚特性シミュレーター] ツールは、Windows のカラー フィルターと併用しないでください。

Windows 11 のカラー フィルターを使用するには次の手順を実行します。

  1. Windows タスクバーで [スタート] ボタンをクリックし、[設定] > [アクセシビリティー] > [カラー フィルター] の順にクリックします。
  2. [カラー フィルター] 切り替えボタンをクリックして、[オン] の位置に移動します。
  3. カラー フィルター オプションをクリックして適用します。
    ヒント:

    [カラー フィルターのキーボード ショートカット] 切り替えボタンをクリックしてオンにします。 続いて、Windows キー + Ctrl + C を押して、カラー フィルターをオンまたはオフにできます。

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