ローカル フォルダーまたはクラウド ストレージ コネクションからアクセスされる Apache Parquet ファイルのデータは、次のいずれかを実行するとローカルにキャッシュされます。
- Parquet ファイルからデータをマップまたはシーンに追加する。
- [カタログ] ウィンドウで、Parquet ファイルからフィールド ビューを開く。
- [カタログ] ウィンドウで、Parquet ファイルから [プロパティ] ダイアログ ボックスを開く。
- ジオプロセシング ツールに Parquet ファイルを追加するか、ArcPy スクリプトからアクセスします。
これらのローカル キャッシュは、ユーザーおよびコンピューターごとに作成されます。 キャッシュによって、データが存在するときにデータをクエリしたり、マップやシーンで画面移動またはズームするときのパフォーマンスが向上します。 また、キャッシュは ArcGIS に必要な一意識別子フィールドも提供します。これにより、ArcGIS Pro は多数のフィーチャの表示を改善するために、フィーチャをビンに集約できます。
ヒント:
キャッシュの詳細については、「ArcGIS Pro での Parquet ファイルの使用に関する FAQ」をご参照ください。
キャッシュの種類
ArcGIS Pro が作成するキャッシュの種類は、以下のセクションで説明するように、Parquet ファイルのレコード数によって異なります。
メモリー内キャッシュ
Parquet ファイルに保存されているレコード数が 500,000 件未満の場合は、メモリー内キャッシュがクライアント コンピューター上に作成されます。 メモリー内キャッシュの方が永続キャッシュよりも作成に時間がかかりません。
ArcGIS Pro を開いている間は、メモリー内キャッシュのデータが参照されます。 ArcGIS Pro を閉じるとキャッシュは削除されます。
永続キャッシュ
Parquet ファイルに保存されているレコード数が 500,000 件以上の場合は、永続キャッシュ ファイルがクライアント コンピューター上に作成されます。
Parquet ファイル内に存在するデータの量が多いほど、永続キャッシュを生成するのにかかる時間は長くなります。 上記のいずれかのタスクを実行するときに ArcGIS Pro がキャッシュを生成する時間をなくすには、[パーケット キャッシュの作成 (Create Parquet Cache)] ジオプロセシング ツールを使用するか、Python ウィンドウで CreateParquetCache ArcPy 関数を実行して、まずキャッシュを作成しておきます。
ソースの Parquet ファイルの最終更新日が変更されると、ArcGIS Pro はローカル キャッシュを再作成します。
ArcGIS Pro は、過去 30 日間にアクセスされなかった小さな永続キャッシュ (1 GB 以下) を自動的に削除します。 この場合、上記の操作と以下の操作でのアクセスが記録されます。
- データが保存されるマップまたはシーンを開く。
- [コンテンツ] ウィンドウのレイヤーのショートカット メニューで [データ設計] > [フィールド] の順にクリックして、マップ レイヤーのフィールド ビューを開く。
- [コンテンツ] ウィンドウのレイヤーのショートカット メニューで [プロパティ] をクリックして、マップ レイヤーの [プロパティ] ダイアログ ボックスを開く。
- ジオプロセシング ツールに Parquet ファイルを追加するか、ArcPy スクリプトからアクセスします。
大きな永続キャッシュの構築には時間がかかるため、1 GB を超えるキャッシュは最終更新日にかかわらず保持されます。