位置に基づいてフィーチャを選択

空間条件で選択ツールを使用すると、他のレイヤー内のフィーチャとの相対位置に基づいてフィーチャを選択できます。 たとえば、最近発生した洪水で被害を受けた家屋数を調査して、洪水発生エリア内にあるすべての家屋を選択することができます。

レイヤー内のフィーチャを選択する場合は、そのフィーチャにソース レイヤー内のフィーチャとの空間リレーションシップが必要である点に注意してください。 たとえば、次の手順を実行すると、[空間条件で選択 (Select By Location)] ツールを使用して、Texas という名前のレイヤー内のフィーチャの境界と接している USA Counties レイヤー内のフィーチャをすべて検出することができます。

  1. [マップ] タブの [選択] グループで [空間条件で選択] をクリックして、[空間条件で選択 (Select By Location)] ジオプロセシング ツールを開きます。
  2. 他のレイヤーに対して評価されるフィーチャを含む入力レイヤーを指定します。 選択が入力レイヤーに適用されます。
  3. デフォルトと異なる場合は、空間リレーションシップ ルールを指定します。
  4. レイヤーを設定し、このレイヤーとのリレーションシップに基づいて入力フィーチャを選択します。
  5. 必要に応じて、検索距離を入力します。
  6. 選択をどのように適用するかを変更する場合の選択方法と、選択がすでに存在する場合に実行する処理を指定します。
  7. 必要に応じて、[空間リレーションシップの反転] をオンにして、クエリーの結果を反転させます。この処理は、たとえば、別のデータセット内のフィーチャと交差していないフィーチャまたは別のデータセット内のフィーチャから一定の距離内にないフィーチャのリストをすばやく取得するために行います。
  8. 必要に応じて、[適用] をクリックし、ツール ダイアログ ボックスを閉じずに選択クエリーを実行します。
  9. 必要に応じて、[選択のエクスポート] ボタンをクリックして、選択した内容を出力データセットとして保存します。 出力場所と名前を指定してから、[保存] をクリックしてエクスポートします。
  10. [OK] をクリックして、このツールを実行し、選択結果を操作します。 ビューの下部に表示された結果の数をクリックして、選択にズームします。
    選択フィーチャにすばやくズームします。

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