ユーティリティ ネットワークを操作する場合は、不整合を追跡するために、エラーが生成されます。 エラーは、ダーティ エリアおよび関連付けのテーブルに保存されて、[ダーティ エリア] サブレイヤーおよび [関連付けの変更] ウィンドウを通じて、参照されます。
[ダーティ エリア] サブレイヤーおよび [エラー インスペクター] ウィンドウを使用して、どのダーティ エリアがエラーに関連付けられているかを決定できます。 ダーティ エリアを確認すると、そのネットワーク フィーチャに関連する特定のエラーを識別できます。
変更されたネットワーク フィーチャは、ネットワーク トポロジの検証または有効化の際に評価されます。 これらの変更が、規制またはネットワーク ルールに違反する場合、またはその他の無効な状況が発生する場合は、エラーが生成されます。
[マップ操作] ツール を使用して、ポップアップでエラーを表示するか、[エラー インスペクター] ウィンドウでエラーを確認して、品質保証ワークフローを実行できます。
注意:
[関連付けの変更] ウィンドウに、エラー状態が検出された関連付けが表示されるとともに、関連付けられたフィーチャまたはオブジェクトの横に、オレンジ色のインジケーターが表示されます。 ウィンドウのインジケーターにポインターを合わせると、ツールチップにエラーの追加情報が表示されます。
詳細については「エラーの表示」をご参照ください。
ポップアップを使用したエラーの調査
ポップアップ内のエラーに対処するには、[マップ操作] ツール を使用して、ダーティ エリア属性テーブル内のレコード、またはマップ上のダーティ エリアを選択します。
ポップアップでエラー情報を表示するには、ダーティ エリア属性テーブル内の行を右クリックして、[ポップアップ] をクリックするか、[マップ操作] ツール を使用して、マップ上のダーティ エリアを選択します。 ポップアップの [エラー] フィールドを使用して、エラーの状況をよく把握することができます。
エラー インスペクター ウィンドウを使用したエラーの管理
[エラー インスペクター] ウィンドウでは、ユーティリティ ネットワーク内のエラー状態のフィーチャやオブジェクトを理解して、処理するための情報とツールが提供されます。
[エラー インスペクター] ウィンドウにアクセスするには、[ユーティリティ ネットワーク] タブの [ネットワーク トポロジ] グループで、[エラー インスペクター] をクリックします。 選択したマップにユーティリティ ネットワーク レイヤーが存在する場合は、そのレイヤーを使用して、[ソース] が設定されます。
注意:
[エラー インスペクター] ウィンドウは、ユーティリティ ネットワーク バージョン 4 以降でサポートされています。
[エラー インスペクター] ウィンドウが開いたときに、デフォルトでは [フィルター] オプションの [マップ範囲] が有効になっていて、現在の範囲内のエラーがあるダーティ エリアのみが表示されます。 フィルターを無効にすることで、マップ内のエラーがあるすべてのダーティ エリアを返すことができます。 [エラー インスペクター] テーブルを通じてエラーとそれに関連するネットワーク フィーチャを操作し、エラー状態を評価して、修正できます。 [エラー インスペクター] テーブルでエラーを選択すると、選択したレコードの属性が [詳細] タブに表示されます。
ポップアップおよび [エラー インスペクター] テーブル内のエラー属性の詳細については、エラー属性についてをご参照ください。