テレイン → TIN (Terrain To TIN) (3D Analyst)

3D Analyst のライセンスで利用可能。

サマリー

テレイン データセットを TIN データセットに変換します。

使用法

• ジオプロセシングの範囲環境設定を使用して、出力 TIN の範囲を定義します。

• TIN のノード制限を超えない範囲およびピラミッド レベルを使用します。32 ビットの Windows プラットフォームにおける TIN ノードの最大数は 1500 万～ 2000 万の間と推定されますが、最適な表示パフォーマンスを維持するために数百万に抑えることをお勧めします。より大きなサーフェスの三角形分割は、テレイン データセットで扱うのが最善です。

パラメーター

ダイアログ

ラベル	説明	データ タイプ
入力テレイン	処理されるテレイン データセット。	Terrain Layer
出力 TIN	生成される TIN データセット。	TIN
ピラミッド レベル解像度 (オプション)	使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。	Double
最大ノード数 (オプション)	出力 TIN で許可するノードの最大数。解析範囲とピラミッド レベルにより、このサイズを超える TIN が作成される場合は、ツールからエラーが返されます。デフォルトは 500 万です。	Long
指定範囲にクリップ (オプション)	作成された TIN が解析範囲に対してクリップされるかどうかを指定します。このオプションは、解析範囲が定義されていて、入力テレインの範囲よりも小さい場合に限って有効です。 オン - 出力 TIN を解析範囲にクリップします。これがデフォルトです。 オフ - 出力 TIN を解析範囲にクリップしません。	Boolean

Python

arcpy.ddd.TerrainToTin(in_terrain, out_tin, {pyramid_level_resolution}, {max_nodes}, {clip_to_extent})

名前	説明	データ タイプ
in_terrain	処理されるテレイン データセット。	Terrain Layer
out_tin	生成される TIN データセット。	TIN
pyramid_level_resolution (オプション)	使用されるテレイン ピラミッド レベルの Z 許容値またはウィンドウ サイズの解像度。 デフォルト値は 0 (最大解像度) です。	Double
max_nodes (オプション)	出力 TIN で許可するノードの最大数。解析範囲とピラミッド レベルにより、このサイズを超える TIN が作成される場合は、ツールからエラーが返されます。デフォルトは 500 万です。	Long
clip_to_extent (オプション)	作成された TIN が解析範囲に対してクリップされるかどうかを指定します。このオプションは、解析範囲が定義されていて、入力テレインの範囲よりも小さい場合に限って有効です。 CLIP—出力 TIN を解析範囲にクリップします。これがデフォルトです。 NO_CLIP—出力 TIN を解析範囲にクリップしません。	Boolean

コードのサンプル

TerrainToTIN (テレイン → TIN) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.vTerrainToTin("sample.gdb/featuredataset/terrain", "tin", 
                    pyramid_level_resolution=6, max_nodes=4000000)

TerrainToTIN (テレイン → TIN) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のサンプルは、スタンドアロン Python スクリプトでこのツールを使用する方法を示しています。

'''*********************************************************************
Name: TerrainToTin Example
Description: This script demonstrates how to use the 
             TerrainToTin tool.
**********************************************************************'''

# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env

# Set environment settings
env.workspace = "C:/data"

# Set Local Variables
inTerrain = "sample.gdb/featuredataset/terrain"
pyrRes = 6
maxNodes = 5000000
clipExtent = False
# Ensure output name is unique
outTIN = arcpy.CreateUniqueName("tin")

#Execute TerrainToTin
arcpy.ddd.TerrainToTin(inTerrain, outTIN, pyrRes, maxNodes, clipExtent)
    
del arcpy

環境

現在のワークスペース, テンポラリ ワークスペース, 範囲, 出力座標系, 地理座標系変換, バージョン, テレインのメモリ使用量

ライセンス情報

• Basic: 次のものが必要 3D Analyst
• Standard: 次のものが必要 3D Analyst
• Advanced: 次のものが必要 3D Analyst