方向付き画像データセットからサービスを生成 (Generate Service From Oriented Imagery Dataset) (方向付き画像)

サマリー

入力方向付き画像データセットから方向付き画像レイヤーを含むホスト フィーチャ サービスを生成します。

使用法

  • このツールでは、方向付き画像データセットを方向付き画像レイヤーとして ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータルに公開するときの設定をカスタマイズできます。 方向付き画像レイヤーを 11.2 以前の ArcGIS Enterprise ポータルで作成することはできません。 このツールは、方向付き画像専用のオプションが含まれている標準の ArcGIS Pro 共有ワークフローの代わりに使用できます。

  • このツールを使用して、方向付き画像レイヤーへのフィーチャ アタッチメントとしてローカル画像ファイルを公開することができます。 これにより、方向付き画像フィーチャ サービスの一部として画像を保存し、レイヤーの権限を使用して画像へのアクセスを制御することができます。

  • 方向付き画像ビューアーは、アタッチメントの画像形式が TIFF または JPG であるサービスをサポートしています。 アップロードできるファイル サイズは最大 2 GB です。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力方向付き画像データセット

ホスト フィーチャ サービスの作成元となる入力方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Layer
出力サービス名

作成される出力フィーチャ サービスの名前。

String
ポータル フォルダー
(オプション)

サービスが追加される ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータル内のフォルダー。

String
共有
(オプション)

出力サービス アイテムの共有レベルを指定します。

  • プライベートアイテムの所有者のみがアクセスできます。 これがデフォルトです。
  • 組織組織のメンバー全員がアクセス可能
  • パブリック組織外のユーザーがアクセス可能
String
フットプリント レイヤーをサービスに追加

フットプリント レイヤーを出力サービスに追加するかどうかを指定します。

  • オン - データセットの [フットプリント アイテム] プロパティで定義されているフィーチャクラスがサブレイヤーとしてサービスに追加されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - フットプリント レイヤーはサービスに追加されません。
Boolean
画像をアタッチメントとして追加
(オプション)

画像をアタッチメントとして出力サービスに追加するかどうかを指定します。 画像をアタッチメントとして追加できるのは、画像がローカル ディスクまたはネットワーク ストレージ上にある場合だけです。

  • オン - 方向付き画像データセットの ImagePath フィールドで参照されている画像がアタッチメントとしてサービスに追加されます。
  • オフ - 画像はアタッチメントとしてサービスに追加されません。 これがデフォルトです。
Boolean
タグ
(オプション)

カンマで区切られたサービス アイテム タグ。

String
サマリー
(オプション)

サービス アイテムのサマリー

String
仮想キャッシュ ディレクトリー
(オプション)

サーバーに登録されているクラウド ストアの場所。

このパラメーターは、ArcGIS Enterprise ポータルで有効なクラウド ストアが構成されている場合のみ使用できます。 クラウド ストアは、サーバーで利用可能なリストから選択できます。 セキュリティー保護されたストレージ実装をサポートしているクラウド ストアのみを選択できます。

String
ディープ ラーニングを許可
(オプション)

ディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できるかをどうかを指定します。

  • オン - ディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できます。
  • オフ - ディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できません。 これがデフォルトです。
Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力サービス アイテム

出力フィーチャ サービス アイテムへのパス。

String

arcpy.oi.GenerateServiceFromOrientedImageryDataset(in_oriented_imagery_dataset, service_name, {portal_folder}, {share_with}, add_footprint, {attach_images}, {tags}, {summary}, {virtual_cache_directory}, {allow_deep_learning})
名前説明データ タイプ
in_oriented_imagery_dataset

ホスト フィーチャ サービスの作成元となる入力方向付き画像データセット。

Oriented Imagery Layer
service_name

作成される出力フィーチャ サービスの名前。

String
portal_folder
(オプション)

サービスが追加される ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise ポータル内のフォルダー。

String
share_with
(オプション)

出力サービス アイテムの共有レベルを指定します。

  • PRIVATEアイテムの所有者のみがアクセスできます。 これがデフォルトです。
  • ORGANIZATION組織のメンバー全員がアクセス可能
  • PUBLIC組織外のユーザーがアクセス可能
String
add_footprint

フットプリント レイヤーを出力サービスに追加するかどうかを指定します。

  • FOOTPRINTデータセットの [フットプリント アイテム] プロパティで定義されているフィーチャクラスがサブレイヤーとしてサービスに追加されます。 これがデフォルトです。
  • NO_FOOTPRINTフットプリント レイヤーはサービスに追加されません。
Boolean
attach_images
(オプション)

画像をアタッチメントとして出力サービスに追加するかどうかを指定します。 画像をアタッチメントとして追加できるのは、画像がローカル ディスクまたはネットワーク ストレージ上にある場合だけです。

  • ATTACH方向付き画像データセットの ImagePath フィールドで参照されている画像がアタッチメントとしてサービスに追加されます。
  • NO_ATTACH画像はアタッチメントとしてサービスに追加されません。 これがデフォルトです。
Boolean
tags
(オプション)

カンマで区切られたサービス アイテム タグ。

String
summary
(オプション)

サービス アイテムのサマリー

String
virtual_cache_directory
(オプション)

サーバーに登録されているクラウド ストアの場所。

このパラメーターは、ArcGIS Enterprise ポータルで有効なクラウド ストアが構成されている場合のみ使用できます。 クラウド ストアは、サーバーで利用可能なリストから選択できます。 セキュリティー保護されたストレージ実装をサポートしているクラウド ストアのみを選択できます。

String
allow_deep_learning
(オプション)

ディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できるかをどうかを指定します。

  • DEEP_LEARNINGディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できます。
  • NO_DEEP_LEARNINGディープ ラーニング ワークフローを公開済みのサービスで実行できません。 これがデフォルトです。
Boolean

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_service_item

出力フィーチャ サービス アイテムへのパス。

String

コードのサンプル

GenerateServiceFromOrientedImageryDataset の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GenerateServiceFromOrientedImageryDataset 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data"
arcpy.oi.GenerateServiceFromOrientedImageryDataset(
    "C:/OrientedImageryExample/MyOI.gdb/MyOrientedImageryDataset", 
    service_name="oi_service",
    portal_folder="Test",
    share_with="PRIVATE",
    add_footprint="FOOTPRINT",
    attach_images="ATTACH")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

関連トピック