ArcGIS Pro 1.2 のリリース ノート

修正された問題

修正された問題のリストでは、Esri テクニカル サポートに報告され、最新バージョンの ArcGIS Pro で修正されている不具合について説明しています。

ArcGIS Pro 1.2 では、次の表に示す問題が修正されました。この更新で追加された新しい機能については、「ArcGIS Pro 1.2 の新機能」をご参照ください。

不具合説明

BUG-000084883

[ゾーン統計をテーブルに出力 (Zonal Statistics as Table)] ツールの [計算時に NoData を除外] オプションをオフにしても機能せず、間違った結果が生成されます。

BUG-000085114

[フィールドからドメインを削除 (Remove Domain From Field)] ツールと [属性インデックスの追加 (Add Attribute Index)] ツールに [値の追加] ボタンがありません。

BUG-000085208

ArcGIS Pro の [競合マネージャー] ウィンドウで、編集 (削除された編集を含む) の競合解決オプションが無効です。

BUG-000085281

ArcEngine の .NET COM+ アプリケーションが 10.3 バージョンで失敗します。

BUG-000085364

[TIN の作成 (Create TIN)] ツールの [Input Features] がハードコードされています。

BUG-000085594

ArcGIS Pro の [3D ファイルのインポート (Import 3D Files)] ジオプロセシング ツールのパラメーターで、[シンボル フィールド] は必須とマークされていますが、これを使用しなくてもツールは実行可能で、ドキュメントには、このフィールドはオプションであると記載されています。

BUG-000085672

ArcGIS Pro でのリレートの振舞いに矛盾があります。

BUG-000085702

Maplex では、一部の UTF-8 日本語文字が正しく表示されません。

BUG-000085719

空のシンボル グループに値を追加して、追加された値のシンボル プロパティを変更しようとすると、エラーが返されます。

BUG-000085751

ArcGIS Pro が netCDF ラスター レイヤーを日本語で正しく表示できません。

BUG-000086163

属性テーブルを使用してフィールドを追加または削除しても、フィールド ビューが更新されません。

BUG-000086269

[再分類 (Reclassify)] によって、正しくない数の 64 ビット ラスターのクラスが生成されます。

BUG-000086775

ArcGIS Pro 1.0 (フランス語版) で、新しいレイアウトをプロジェクトに追加すると、[INSERTION] タブが [INSERT] に変化します。

BUG-000086820

韓国語の指定ユーザー ライセンスを使用して、韓国語版のオペレーティング システムのコンピューター上でトポロジ エンジンを使用するツールを実行すると失敗し、2 回目の実行で強制終了します。英語の指定ユーザー ライセンスを使用してログインした場合は、正常に動作します。

BUG-000086947

([描画] ツールバーから作成された) スプライン テキストは、[垂直方向の配置] を [上] または [中央] に変更して ArcMap に保存した場合、ArcGIS Pro では通常のテキストに変換され、レイアウトの左下に移動します。

BUG-000087121

ArcGIS Pro Basic ライセンスで、[ラスターの位置合わせ (Register Raster)] ツールを使用できません。

BUG-000087234

[Global ID の追加 (Add GlobalIDs)] ジオプロセシング ツールを実行しても、ArcGIS Pro を閉じて再び開くまで、GlobalID フィールドがフィーチャクラスまたはテーブルに追加されないようです。

BUG-000087447

ArcGIS Pro はエルサレム タイム ゾーンを認識しないため、グローバルおよびローカル シーンの光源オプションが機能しません。

BUG-000087515

ArcGIS Pro のソース エラー: 不正な変数名「CIMMapDocuent」。

BUG-000087764

大きなポリゴン フィーチャクラスをディゾルブすると、エラー情報を表示しないで ArcMap が強制終了します。

BUG-000087949

グローバル ドキュメントを ArcGIS Pro にインポートするとき、3D レイヤーの一部のプロパティが保持されません。

BUG-000088314

ドイツ語版の ArcGIS Pro で、「Layer properties - Time settings」の語句の折り返しがありません。

BUG-000088315

OPeNDAP ラスター レイヤーの時間を有効化すると、ArcGIS Pro が強制終了します。

BUG-000088319

不規則な形状のポリゴンをバッファー処理すると、矛盾のある結果が返されます。

BUG-000088504

ArcGIS Pro のレイアウト ビューで、境界ジオメトリの段落またはテキストに引出し線を追加するオプションが存在しません。

BUG-000088997

マップ エレメントをグループ化し、グループ名を変更すると、テキストに html タグが表示されます。

BUG-000089050

接続されたユーザーがドメインを所有していない場合、新しいコードと値を編集することはできません。

BUG-000089240

ArcGIS Pro で [バッファー (Buffer)] ツールを特定のフィーチャに実行すると、無効なポリゴン ホールが作成されます。

BUG-000089390

[面積の計測] ツールのラインが ArcGIS Pro 1.1 でレンダリングされません。

BUG-000089455

ArcGIS Pro で、[ASCII 3D → フィーチャクラス (ASCII 3D to Feature Class)] ツールを実行する前、およびヘルプ機能でこのパラメーターがオプションであることが表示されると、「エラー 000735: 平均ポイント間隔: 値が必要です」というエラーが表示されます。

BUG-000089460

ArcGIS Pro 1.1 がカスタム投影法の投影パラメーターを正しく表示しません。

BUG-000089524

ドメインの [スプリット ポリシー] および [マージ ポリシー] のドロップダウン リストに、リソースがローカライズされた ArcGIS Pro で正しく読み込まれません。

BUG-000089527

「Warning: map surrounds exist」というメッセージがハード コードされた文字列で、ローカライズできません。

BUG-000089559

認証情報が保存されている、セキュリティで保護されたサービスを ArcGIS Pro に追加しようとすると、エラー 404 が発生します。

BUG-000089579

範囲表示枠スタイルに [中心からの吹出し] を選択すると、ArcGIS Pro が強制終了します。

BUG-000089666

[フィーチャクラス] プロパティ メニューを通じて SQL Server エンタープライズ ジオデータベースを操作するとき、ArcGIS Pro で空間インデックスを再計算または削除するオプションがありません。

BUG-000089686

ArcGIS Pro で、[テーブル ビューの作成 (Make Table View)] ツールの SQL クエリの WHERE 句のためにサブセットを作成できません。テーブル ビューの属性テーブルにはサブセットが表示されますが、ArcPy カーソルはすべてのレコードにアクセスできます。

BUG-000089748

[障害物] パラメーターを入力中に ArcGIS Pro が応答を停止します。

BUG-000089793

フィーチャ サービスの個別値シンボルに新しく追加する値にスペースが含まれる場合、スペースがセミコロンに置き換わります。

BUG-000089806

文字列「Locator Properties」がローカライズ版の ArcGIS Pro でハードコードされています。

BUG-000089864

カートグラフィック (標高) オフセットが ArcGIS Pro のモザイク データセットに適用されません。

BUG-000089864

カートグラフィック オフセットが ArcGIS Pro のモザイク データセットで表示されません。

BUG-000089999

ArcGIS Pro で、ジオプロセシングの入力として SDE フィーチャクラスのサブセットを使用すると、大量の「LogOpenByLoginfo」コマンドが呼び出されます。

BUG-000090005

u および V 変数のある NetCDF ファイルにベクトル場ラスター関数を使用すると、ArcGIS Pro 1.1 が強制終了します。

BUG-000090074

タスク デザイナーで、ジオプロセシング ツールの「Find tools」が翻訳されていません。

BUG-000090142

ArcGIS Pro が Oracle ユーザースキーマ ジオデータベースに接続できません。

BUG-000090150

ArcGIS Pro のタスク ステップに時空間パターン マイニング ツール (STPMT) を埋め込んでも保存されません。

BUG-000090225

関数ウィンドウのラスター関数のラベルが日本語版 Windows OS 上の ArcGIS Pro 1.1 で表示されません。

BUG-000090437

Pro 1.1 および Pro 1.0 言語パックがインストールされているコンピューター上で、ArcGIS Pro ソフトウェアの更新が Python または ArcGIS Pro ヘルプを更新できない場合があります。

BUG-000090444

数値形式 (ユーザー ロケール) がドイツ語、フランス語、その他のヨーロッパ言語に設定されている場合、ルート解析レイヤーの方向を指定すると、ArcGIS Pro が強制終了します。

BUG-000090449

一部の Python ラスター関数が ArcGIS Pro 1.1 で動作しません。

BUG-000090450

一部のシーン レイヤーは、特定の Web シーンに読み込んだときに [2D レイヤー] グループに正しく配置できません。

BUG-000090474

一部のカンマ区切りロケール (フィンランド語など) で、アドイン登録ユーティリティ (RegisterAddIn.exe) がアドインの登録に失敗します。

BUG-000090617

フランス語パックがインストールされている場合、ドメインの変更が ArcGIS Pro 1.1 に保存されません。

BUG-000090806

*.xls または *.xlsx ファイルの最初の住所だけが ArcGIS Pro で正常にジオコードされます。

BUG-000090809

ArcGIS Pro で、タスク ステップが Python ツールボックスのスクリプト ツールを保存しません。

BUG-000090832

表示範囲枠が ArcGIS Pro 1.1 のマップ フレームの回転を認識しません。

BUG-000090926

ブラザー製のプリンターに印刷しようとすると、ArcGIS Pro が応答を停止します。

BUG-000091128

SelectLayerByAttribute_management の CLEAR_SELECTION が、ArcGIS Pro 1.1.1 のスクリプト ツールを介して動作しません。

BUG-000091137

同じプロジェクト内で、入力レイヤーがマップと同じ名前を共有している場合、ジオプロセシング ツールが失敗します。

BUG-000091153

ArcGIS Pro Basic ライセンスで、[ファイル ジオデータベース ライセンスの生成 (Generate File Geodatabase License)]、[ライセンス付きファイル ジオデータベースの生成 (Generate Licensed File Geodatabase)]、および [ラスターの位置合わせ (Register Raster)] ジオプロセシング ツールを使用できません。

BUG-000091186

3 階層のグループ レイヤー内のレイヤーが、ジオプロセシング ツールで機能しません。

BUG-000091269

レイヤーの dataSource プロパティは「読み取りと書き込み」であるのに、ArcGIS Pro Arcpy のドキュメントには「読み取り専用」と記載されています。

BUG-000091426

ラスターを [レイヤー → KML (Layer To KML)] ジオプロセシング ツールの入力として使用すると、ArcGIS Pro が強制終了します。

BUG-000091520

「Export Map」が結合されているため、翻訳が正しくありません。

BUG-000091611

ArcGIS Pro が、マップ サービスからのフィーチャ シンボルを使用して凡例を指定できません。

BUG-000091638

[選択セットの新規作成]/[現在の選択セットに追加] コマンドを使用して ArcGIS Pro リボンをカスタマイズすると、アプリケーションが強制終了します。

BUG-000091651

タスク グループとタスクのコピー コマンドによって、特定シナリオのコピーされたタスク内に重複ステップが作成されます。

BUG-000091667

ArcGIS Pro で、ファイル ジオデータベースのフィーチャクラスの検索カーソルが、ArcObjects と比較して遅いです。

BUG-000091671

文字列「SQL Expression is valid」のソースにピリオドが 2 つあります。

BUG-000091760

地理的に小さなポリゴンに Maplex でラベリングできません。

BUG-000091811

フランス語版 ArcGIS Pro 1.2 では、ラベル クラス パネルのテキストが切詰められています。

BUG-000091816

ArcGIS Pro のレイアウト ページを拡大/縮小すると、ラベル テキストが動的な振舞いを示します。

BUG-000091816

ArcGIS Pro のレイアウト ページを拡大/縮小すると、2D ラベル テキストが動的な振舞いを示します。

BUG-000091821

ArcGIS Pro で、属性に基づき回転したポイント シンボルが、PDF にエクスポートするときに正しく回転しません。

BUG-000091862

ArcGIS Pro の [場所検索] ウィンドウで、[候補の使用] 設定を変更しても維持されません。

BUG-000091874

パスワードを変更した後に、ArcGIS Pro で保存したプロジェクトを開くと、正しいパスワードを入力するように求められます。

BUG-000091900

レイアウトをエクスポートするとき、ラベルが小さいサイズに変更される可能性があります。

BUG-000091988

ロシア語版 ArcGIS Pro で、ラスター関数のプロパティ ページが空です。

BUG-000092010

新しいレコードを関連テーブルに追加するとき、[属性] ウィンドウでデフォルト値が適用されません。

BUG-000092025

[タスク オプション] の文字列がローカライズ版の ArcGIS Pro でハードコードされています。

BUG-000092031

新しいモデルまたは名前が変更されたモデルが、ArcGIS Pro を閉じて再び開くまで、[タスク アクション] に表示されません。

BUG-000092038

レイアウトのマップ フレームを切り替えるときに、凡例に不具合が発生し、修正できません。

BUG-000092091

マルチユーザー ジオデータベースのバージョン対応登録されたデータを変更するジオプロセシング ツールを実行した後に、ArcGIS Pro の属性テーブルとマップ ウィンドウが更新されません。

BUG-000092298

ユーザーによるレイヤーの追加によって、測地基準系変換がマップに追加されても、マップを再び開くまで適用されない場合があります。

BUG-000092312

ArcGIS Pro のレイアウト ページを拡大/縮小すると、3D ラベル テキストが動的な振舞いを示します。

BUG-000092402

ArcMap 10.3.1 において、[時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] ツールのテンプレート キューブを使用して、ArcGIS Pro で作成された netCDF ファイルを追加すると、「指定された参照キューブが、実質的なロジックの欠陥を持つ旧バージョンの [時空間キューブの作成 (Create Space Time Cube)] を使用して作成されています。」というエラーが返されます。

BUG-000092454

ArcGIS Pro で、プラハの住所をジオコーディングすると、データ フレームの座標系を S-JTSK Krovak East North に設定した場合は不正な位置になりますが、Web メルカトル (球体補正) に設定した場合は正しい位置になります。

BUG-000092608

エクスポートされたラスター統計情報を、ドイツ語 (オーストリア) の国設定の小数点記号でインポートできません。

BUG-000092675

ArcGIS Pro の [住所のジオコーディング (Geocode Addresses)] ツールが、ルート フォルダー以外のフォルダーに公開されている ArcGIS for Server のジオコード サービスを認識しません。

BUG-000092751

Maplex ラベル エンジンが、ポリゴンの固定位置にラベルを配置するとき、この範囲で強制終了します。

BUG-000092765

Linux または SUSE Linux 上の ArcGIS for Server に公開されたジオプロセシング サービスを使用して、JSON ファイルをフィーチャクラスに変換するとき、中国語の文字が正しく表示されません。

ENH-000083743

NDVI 関数に NDVI 値の出力を作成するオプションがありません。

ENH-000088173

立ち上げをメートル単位で適用する代わりに、立ち上げ値の単位を選択するオプションを指定してください。

NIM063222

アイテムのメタデータで、[説明] と [利用制限] エレメントに書式設定されたテキストがあるとき、太字または斜体のテキストと隣の単語間のスペースと、ハイパーリンクと同じ段落内にある他の単語間のスペースが削除されます。

NIM064365

アイテムのメタデータで、[説明 (要約)] と [利用制限] エレメントのテキストに下線を付けようとする場合、下線の書式設定は、アイテムのメタデータに加えたその他の変更と一緒に保存されません。

NIM090106

32 ビットの Desktop から実行するときのみ、単一パート オプションを使用したディゾルブは失敗するか、不正な出力を生成します。

NIM093558

ITopologicalOperator.Intersect() は、esriGeometry0Dimension を使用しているときに、特定のジオメトリ (「なげなわ形状の」ジオメトリ) に対して不正な数の交差ポイントを返します。

NIM100173

ポイントおよびライン データが、シンボルの高度な設定で [透過表示] オプションを設定できません。

NIM100595

ArcGIS Pro が日本の年号を正しく表示しません。

既知の問題

以下のサブセクションでは、ArcGIS Pro の機能面における既知の制限事項を示します。ソフトウェアの将来のバージョンでこれらの問題を修正するために、ソフトウェア開発者が精力的に作業しています。

解析とジオプロセシング

3D Analyst

  • テレイン データセットの表示はサポートされていません。
  • LAS データセットの対話的な編集はサポートされていません。
  • 表示設定に関連するツールでは、立ち上げフィーチャは 3D の入力としてサポートされていません。
  • TIN および LAS データセット レイヤーに対する編集は、表示に反映されません。
  • [スタック断面図 (Stack Profile)] および [スカイライン グラフ (Skyline Graph)] のグラフ出力はありません。

サポートされていないツール

ArcGIS Pro では、まだサポートされていないジオプロセシング ツールが多くあります。

編集と Data Reviewer

編集

  • 始点と終点が同じ円形フィーチャをトレースするとき、予期しない結果が発生する場合があります。
  • 新しいフィーチャの追加中に、レイヤーのレイヤー プロパティを変更すると、編集中のフィーチャには、その編集が完了するまで、それらのプロパティが反映されません。
  • レイヤー シンボルが [個別値] に設定されている場合、個別値のリストから属性テーブルのシンボル クラスを変更することはできません。
  • フィーチャの編集中に表示される頂点ハンドルの色は変更できません。
  • [フィーチャの修正] ウィンドウでツールがアクティブな場合、開いているスタンドアロン テーブルで選択表示されている行のみがハイライト表示されます。行を実際に選択するには、[フィーチャの修正] ウィンドウを閉じる必要があります。
  • [フィーチャの修正] ウィンドウで [選択を有効化] 選択セットの切り替え を使用して一致するフィーチャを選択するとき、[選択チップ] アクティブな選択 が表示されません。
  • ヒート マップ レンダリングを使用してシンボル表示されたレイヤーを編集できません。サポートされているレンダリングにレイヤーを変更し、[ステータス] ダイアログを開いて、ステータスを [編集可能] に更新します。
  • フィーチャ レイヤーのデータ ソースが壊れている場合、グループ テンプレートが壊れたフィーチャ レイヤーを参照するフィーチャ テンプレートとビルダーを失う可能性があります。
  • トポロジの編集:
    • マップ トポロジ ノードの編集が一部利用できません。
    • [編集] タブの [編集の管理] グループで、[トポロジ] トポロジ ドロップダウン矢印をクリックし、[トポロジなし] トポロジなし を選択しても、アクティブなマップでハイライト表示されたトポロジ グラフが解除されません。
    • アクティブな選択セットで [エッジ] から [フィーチャ] に編集モードを切り替えると、選択されたエッジの選択が解除されます。これは、[移動] 移動[頂点の編集] 頂点の編集、および [形状変更] 修正 で発生します。
    • [エッジの一致] エッジの一致 を使用した後に別のツールに切り替えると、ハイライト表示されたトポロジ エッジが解除されない場合があります。
  • [分割] スプリット が、フィーチャ サービスのフィーチャを変更できなかったときに、ウィンドウに成功の通知を表示する場合があります。
  • 2D マップで、[分割] スプリット を使用して 3D フィーチャを変更するとき、[編集] タブの [標高] グループで、[モード] ドロップダウン矢印をクリックし、[定数] 定数 をクリックすると、標高ツールが有効化されます。標高ツールが有効化されていない場合、切断面の新しい頂点には、切断ラインの Z 値が割り当てられます。

  • デフォルトで [地表] 標高サーフェスを含むのは、3D シーンのみです。標高サーフェスを 2D マップに追加するには、[マップ プロパティ] ダイアログ ボックスを開き、[標高サーフェス] をクリックしてから [新しいサーフェスの追加] をクリックします。[標高ソースの追加] データの追加 をクリックし、[すべてのポータル] をクリックして、検索ボックスに「terrain3D」と入力します。
  • 関連テーブルを持つフィーチャ テンプレートを使用するには、フィーチャクラスを関連元とするリレーションシップを定義する必要があり、リレーションシップ キーは OID または GUID にできません。
  • [フィーチャの修正] ウィンドウで、[頂点の編集] 頂点の編集 および [フィーチャ作成の継続] フィーチャ作成の継続 の頂点テーブルは、次の頂点の最大数に表示が制限されます。
    • ポリラインおよびポリゴン フィーチャの場合、800,000 頂点
    • マルチパッチ フィーチャの場合、50,000 頂点

Data Reviewer

レビューアー バッチ ジョブ

  • 接続性ルール チェックは、ArcGIS Pro での実行でサポートされていません。ジオメトリック ネットワーク データセットの整合チェックは、ArcGIS Data Reviewer Desktop を使用して実装できます。
  • カスタム チェックは、ArcGIS Pro での実行でサポートされていません。
  • メタデータ チェックは、ArcGIS Pro での実行でサポートされていません。アイテム メタデータの整合チェックは、ArcGIS Data Reviewer Desktop を使用して実装できます。
  • UNC パスから追加されたバッチ ジョブは、[組織外で共有] オプションがオフの状態でファイルに保存されるとき、プロジェクト パッケージにコピーされます。

レビュー結果

  • セッション結果のプロジェクト アイテムは、プロジェクトをパッケージ化するときにサポートされません。
  • セッション結果のプロジェクト アイテムは、テンプレートでサポートされません。
  • 無効なレビューアー ワークスペース接続がある場合に、[セッションの追加] ショートカット メニュー アイテムが無効化されません。
  • [レビュー結果] ウィンドウでの列の並べ替えは、キーボード アクセシビリティのためにサポートされていません。
  • [結果の更新] ウィンドウは、編集を元に戻す機能と やり直す機能をサポートしていません。
  • セッション結果のプロジェクト アイテムは、[プロジェクト] ウィンドウからの複数セッションの削除をサポートしていません。セッションは、[レビューアー セッションの削除 (Delete Reviewer Session)] ジオプロセシング ツールに個別に追加する必要があります。

ジオプロセシング ツール

  • [レビューアー バッチ ジョブの実行 (Execute Reviewer Batch Job)][解析エリア] パラメーターは、フィーチャ レイヤー オプションが選択されている場合、フィーチャクラスのリストを指定しません。

StreetMap Premium

  • ArcGIS Pro 1.2 は、指定ユーザー ライセンスに加えて、同時使用ライセンスと単独使用ライセンスもサポートするようになりました。StreetMap Premium エクステンションを単独使用または同時使用ライセンスに変換すると、StreetMap Premium マップを ArcGIS Online からダウンロードできなくなります。StreetMap Premium エクステンションのユーザーは、引き続き指定ユーザー ライセンスを使用するか、ライセンスを同時使用または単独使用に変換する前に StreetMap Premium マップをダウンロードするか、StreetMap Premium ライセンスを持つ指定ユーザーを別に維持してダウンロードを実行する必要があります。

データ管理

メタデータ

  • [プロジェクト] ウィンドウでポータル アイテムを参照および検索するとき、ショートカット メニューの [メタデータの表示] オプションが無効になっています。代わりにプロジェクト ビューでこれらのアイテムを参照および検索して、アイテムの詳細を説明するメタデータを表示します。
  • ArcGIS Pro を使用して既存のメタデータを新しいアイテムにインポートする方法はありません。また、メタデータを、現在のメタデータ スタイルと関連付けられている XML 形式にエクスポートすることもできません。
  • データセットをプロジェクト内のマップに追加して新しいレイヤーを作成するとき、データセットの既存のメタデータのコピーがレイヤーに転送されます。ただし、レイヤーの [プロパティ] ダイアログ ボックスでは、そのメタデータの一部 ([アイテム説明] メタデータ スタイルと関連付けられている部分) しか表示および編集できません。レイヤーのコピーをレイヤー ファイル (*.lyrx) に保存した後は、レイヤーのすべてのメタデータ コンテンツを表示および編集できます。データセットのメタデータが変更されても、そのマップ レイヤーのコピーは更新されません。同様に、マップ レイヤーのメタデータが変更されても、マップ レイヤーから作成されたレイヤー ファイルに保存されたメタデータのコピーは更新されず、レイヤー ファイルのメタデータを編集しても、マップ レイヤーは更新されません。
  • マップとレイヤーがアクティブなポータルで共有されている場合、それらのメタデータは、現時点では新しいポータル アイテムに転送されません。
  • 一部のアイテムはメタデータをサポートしていますが、ArcGIS Pro では、そのメタデータにアクセスできません。たとえば、アクティブなポータル内のグループには説明がありますが、現時点では、その説明はプロジェクト ビューに表示されません。現時点では、これらのアイテムは、SQLite データベースのテーブルや Excel ワークシートなど、メタデータを持てない他のアイテムと同じメッセージを表示します。
  • メタデータ ビューでメタデータを編集するとき、ページの上部に表示された整合チェック エラー メッセージは、アイテムのメタデータを編集するときに、表示された状態が維持されません。ページの下部にスクロールすると、表示されなくなります。また、整合チェック エラー メッセージをクリックしても、修正する問題があるページの場所に移動しません。

ジオデータベース、データベース、シェープファイル、Microsoft Excel スプレッドシート

  • リコンサイルとポストの後に、バージョンを別のバージョンに変更して、バージョン マネージャーを開いてリコンサイルとポストのソース バージョンを削除しようとすると、[バージョンは使用中です] というエラーが発生して、削除に失敗します。回避策として、プロジェクトを再び開くと、バージョンを削除できるようになります。
  • シェープファイルのフィールド マッピングが変更されました。変更により、すべての既存データが正しく読み取れるようになりました。シェープファイルを読み込む際のエラー処理機能が強化されたため、以前に読み込んだ一部のデータがエラーになる可能性があります。
  • Excel のスタンドアロン テーブルにテキスト フィールドがある場合、そのテーブルにフィルター設定を設定しても、レコードが返されません (テキスト フィールドが実際のクエリに関係している必要はありません)。
  • ジオプロセシング ツールへの入力として、SQLite およびデータベース (ジオデータベース以外) のテーブル、およびフィーチャクラスを使用すると、問題が発生する可能性があります。
  • [新しいクエリ レイヤー] ダイアログ ボックスで、サポートされていないフィールド タイプが列テーブルにリストされる場合があります。
  • クエリ レイヤーを作成するとき、空間データベース テーブルをマップに追加している間、範囲の計算処理をキャンセルできない場合があります。
  • バージョン非対応のアーカイブされたフィーチャクラスの履歴モーメントを表示してから、[履歴] ウィンドウでモーメントを変更する場合、属性テーブルを表示するときにショートカット メニューの右クリックが機能しない場合があります。
  • [サブタイプ] ビューで、追加したサブタイプの保存、ドメインの設定、デフォルト値の設定を同時に試みた場合、エラーが発生する場合があります。
  • フィールドをデフォルト値を使用して追加した後にフィールド ビューを再び開くと、デフォルト値が表示されません。
  • [ドメイン] ビューで、Delete キーを押して新しく追加したドメイン マークを削除すると、最初のドメインが削除済みとマークされます。
  • [プロジェクト] ウィンドウでの操作
    • [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの [インデックス] タブは、シェープファイルの場合読み取り専用です。
    • バージョン対応登録は、ユーザー スキーマ Oracle データベース内に格納されているフィーチャクラスで失敗します。
    • ジオデータベースがプロジェクトに追加され ([挿入] タブ → [接続][データベースの追加])、アイテムが [プロジェクト] ウィンドウで選択されていない場合、[元に戻す] ボタンが無効化されます。
    • フォルダー名の末尾が .gdb のフォルダー内にあるファイル ジオデータベースに格納されているデータは、マップに追加できません。これが発生する例として、Data という圧縮されたファイル ジオデータベースの展開が挙げられます。展開されたフォルダーは Data.gdb という名前になります。これを修正するには、フォルダーの名前を変更して、フォルダー名から .gdb を削除します。
    • シェープファイルの場合、名前は変更できません。
    • [プロジェクト] ウィンドウから、ユーザーはトポロジに参加するフィーチャクラスを削除できます。
    • [フィーチャクラス プロパティ] ダイアログ ボックスの [ソース] タブで、[アタッチメント] プロパティは、フィーチャ データセットに格納されたフィーチャクラスがアタッチメントを持っているが、リレーションシップ クラスとアタッチメント テーブルがフィーチャ データセットの外部に格納されている場合、アタッチメントが有効ではないと報告します。
  • [データベース コネクション] ダイアログ ボックス
    • ユーザー名とパスワードを保存していない接続の接続ダイアログ ボックスをキャンセルしても、その接続が壊れていることは表示されません。また展開と折りたたみをしてもデータは表示されません。回避策としては、接続を更新して、接続ダイアログ ボックスをもう一度表示します。
    • 同じデータベースに未保存の接続と保存済みの接続が混在している場合、未保存の接続のプロパティが保存済みの接続から継承される可能性があります。ベスト プラクティスとして、特定のデータベースへのユーザー名とパスワードを保存していない接続の使用は、プロジェクトにつき 1 つだけに制限します。
    • Oracle でオペレーティング システムの認証ユーザーが所有するフィーチャクラスを削除すると、データベース接続が更新されません。
  • ジオデータベースおよびデータベースのジオプロセシング ツール
    • [エンタープライズ ジオデータベースのライセンスを更新 (Update Enterprise Geodatabase License)] ジオプロセシング ツールでは、SDE ユーザーのパスワードの期限が切れている場合、エンタープライズ ジオデータベースの期限切れライセンスを更新できません。
    • ジオプロセシング ツールを使用してドメイン、サブタイプ、インデックスを変更しても、プロジェクトを閉じて再び開くまで、デザイン ビューには反映されません。
    • [フィールドの変更 (Alter Field)] ジオプロセシング ツールを使用してフィールド エイリアスを変更すると、更新された値がフィールド ビューに表示されない場合があります。
    • [バージョンの削除 (Delete Version)] ジオプロセシング ツールまたは [バージョンのリコンサイル (Reconcile Versions)] ジオプロセシング ツールの [バージョンの削除] パラメーターを使用してバージョンを削除すると、そのバージョンが使用中であっても削除されます。
    • [フィールドの変更 (Alter Field)] ジオプロセシング ツールは、フィールド名パラメーターにフィールド名ではなく、フィールド エイリアスをリストします。
    • [編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)] ジオプロセシング ツールを実行してテーブルに新しいフィールドを追加しても、プロジェクトを閉じて再び開くまで、テーブルには反映されません。
    • [データベース ビューの作成 (Create Database View)] ジオプロセシング ツールを使用して作成されたレイヤーは、[ドメイン] ビューや [サブタイプ] ビューでは使用しないでください。変更内容を保存するときに、ArcGIS Pro が強制終了する可能性があります。
    • [ルート イベントのオーバーレイ (Overlay Route Events)] ジオプロセシング ツールは正しく機能しません。これを回避するには、ArcGIS Pro で Python ウィンドウを使用して、ルート オーバーレイを実行します。

ジオコーディングと住所

  • ロケーター プロパティは現時点で、フォルダーに保存されている通常のロケーターおよびプロジェクトに追加されている通常のロケーターでのみサポートされています。ロケーター プロパティは現時点で、ポータル ロケーター、サーバー接続から追加されたロケーター、およびコンポジット ロケーターではサポートされていません。
  • 候補の表示は、ユーザーのポータルから自動的に追加されているロケーターと、サーバー接続を通じて追加されたロケーターの [場所検索] ウィンドウでのみサポートされており、フォルダー場所から追加されたローカル ロケーターではサポートされていません。
  • [ロケーター プロパティ] ダイアログ ボックスの [入力フィールド] タブのスクロールバーが正しく機能しません。リストの上部または下部のフィールドが選択された場合、上下にスクロールできません。これを回避するには、リストの中央からフィールドを選択するか (スクロールバーが想定どおりに機能します)、キーボードの矢印キーを使用してフィールドのリストを手動で移動します。

画像とラスター

  • スワイプは 3D で機能しません。
  • XYZ 形式は機能しません。
  • 複数ページの画像内でどのサブデータセットを表示するかを選択することはできません。デフォルトで、常に最初のサブデータセットが表示されます。
  • [DRA] (動的な範囲調整) を使用して関数チェーンを操作した場合、または [表示設定] タブを使用して [DRA] を適用した場合、画像の乱れが表示されます。
  • ラスター データセット レイヤーまたはモザイク データセット レイヤーで [データ ソース] をリセットしても、レンダラーが更新されません。
  • [範囲] 環境設定はサポートされていません。
  • 演算上の必要性から、セグメント平均シフト関数を実行する前に 1:1 の解像度にズームします。
  • ラスター カタログのサポートは、非推奨になりました。次のワークフローを使用して、ラスター カタログをモザイク データセットに変換できます。
  • [タイル キャッシュのエクスポート (Export Tile Cache)] ツールは、キャッシュをタイル パッケージとしてエクスポートしようとすると失敗します。
  • [関数] ウィンドウの検索履歴が、関数の UI を開いた後に消去されます。
  • ジオプロセシング環境で、リモート処理サーバー、ユーザー名、およびパスワードの設定が表示されます。

ヘルプ システム

  • オンライン ヘルプ システムには最新のコンテンツが含まれているため、オフライン ヘルプやインストールされているヘルプと異なる場合があります。
  • オフライン ヘルプに作成したメモは、トピック間を移動するときに表示されない可能性があります。

言語パック

  • ローカライズ版の ArcGIS Pro 1.2 ベータ版ソフトウェアを、最終バージョンの非ローカライズ版 (英語版) の ArcGIS Pro 1.2 に更新した後に ArcGIS Pro を起動すると、エラーが表示され、スプラッシュ スクリーンに [ベータ] が引き続き表示されます。これを修正するには、次の手順に従います。

    1. エラー メッセージと ArcGIS Pro を閉じます。
    2. ArcGIS Pro 1.2 ベータ版の言語パックをアンインストールします。
    3. ArcGIS Pro を開きます。

    ローカライズ版 (英語版以外) のベータ版を最終バージョンの ArcGIS Pro 1.2 にアップグレードしていない場合は、ベータ版の言語パックをアンインストールして、アップグレードを続行します。

  • ArcGIS Pro をデュアル モニター ディスプレイの右側にしてヘブライ語の言語パックを使用している場合に、[コンテンツ] ウィンドウなどのウィンドウを右に拡大すると、左に拡大されたり、反対方向に拡大されたりします。この問題が発生した場合は、ウィンドウのドッキングを解除します。

ライセンス

  • ArcGIS Pro のセッションが閉じても、インデックス サービスが実行されている場合、ライセンスは利用されます。
  • 同時使用ライセンス オプションを使用するように ArcGIS Pro を構成し、エクステンションの利用可能なシート数がゼロの場合、エクステンションのチェックボックスをオフにすると、そのチェックボックスが無効になります。このチェックボックスをもう一度選択する必要がある場合、[キャンセル] をクリックして、[ライセンス] ダイアログ ボックスを開く必要があります。
  • ArcGIS Pro の単独使用ライセンスのエクステンション ライセンスを認証しても、ArcGIS Pro を再起動するまで、[ライセンス] 画面には反映されません。
  • 同時使用ライセンスを認証するとき、[ライセンス] ダイアログ ボックスには、プライマリのライセンス マネージャーと 1 つのバックアップ用のフィールドしかありません。他のバックアップ ライセンス マネージャーを追加するには、構文 LM2;@LM3 を使用します。LM2LM3 はバックアップ ライセンス マネージャーです。
  • ArcGIS Pro 1.2 にサイレント アップグレードまたは自動アップグレードした後、単独使用ライセンスを認証するときに、「認証の準備ができません」というエラー メッセージが表示される場合、ProLS.msi を実行して FlexNet ライセンス サービスを更新すると、この問題が解決します。ProLS.msi ファイルは、<ArcGIS Pro インストール ディレクトリ>\ArcGIS\Pro\Resources\ArcGIS Pro Licensing Service\ProLS.msi にあります。

マッピングとビジュアライゼーション

ラベル

  • 3D のポリゴン ラベルの配置位置は設定できません。
  • 1 桁の数値テキストは、ロケールまたはテキスト シンボル設定がこの種の表示に設定されている場合、東アラビア数字を表示しません。

レイアウト

  • OLE オブジェクト、テーブル、グラフ、格子線と経緯線、図郭線、マップ フレームのクリップは現在サポートされていないため、インポート時に削除されます。

マップとシーン

  • ArcGIS Pro で、ツリー シンボルがある Web シーン レイヤーを利用するとき、ツリーが表示されません。
  • ArcGIS Pro で、ポイントまたはマルチパッチ ジオメトリがある Web シーンを利用するとき、ポップアップ ウィンドウが空になります。ポップアップには、再構成した後に情報が表示されます。
  • レイヤーごとに選択シンボルを指定することはできません。レイヤーの選択シンボル セットを含むマップをインポートする場合、メイン カラーがシンボルから抽出され、そのレイヤーの選択色として設定されます。
  • シーン内のポイント フィーチャ レイヤーのヒート マップ シンボルは、実世界の単位を使用して描画されます。別のシンボル化方法に切り替える場合、新しいシンボルも実世界の単位で描画され、確認するのが困難なほど小さくレンダリングされる可能性があります。この設定を変更するには、[コンテンツ] ウィンドウでレイヤーを右クリックして、[プロパティ] をクリックします。[レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスで、[表示] タブをクリックして、[3D シンボルを実世界の単位で表示] をオフにします。
  • 時間は、リンクされたビューではサポートされていません。
  • スタンドアロン テーブルは、関連するレイヤーの現在のレンジおよび時間のプロパティのフィルター処理を反映しません。
  • GCS WGS 1984 は、シーンに使用する測地基準系として常にリストされます。[マップ プロパティ] ダイアログ ボックスの [座標変換] タブから、別の座標変換を選択できます。座標変換の詳細については、「座標系、投影法、および座標変換」をご参照ください。
  • ポイント レイヤーに使用される、ストレッチ シンボルで表示されたポイント シンボルは、ArcGIS Online で共有されるマップでは単純な円に変換されます。マップを解析するとき、警告が表示されません。
  • ヒート マップとしてシンボル表示されるレイヤーに適用される配色は、マップが ArcGIS Online で共有される場合、表示が異なる場合があります。
  • ArcGIS Desktop からのブックマーク ファイル (*.dat) は ArcGIS Pro にインポートできません。デスクトップ ドキュメントで使用されるブックマークから ArcGIS Pro でアニメーションを作成するには、ブックマークがマップ、グローブ、またはシーン ドキュメントの一部で、プロジェクトにインポートされたドキュメントである必要があります。
  • タイム スライダーの開始時間がロックされている場合、テーブル ビューが更新されず、時間対応レコードの正しいサブセットが表示されません。

ベクター タイルの作成

  • 右から左に記述される言語や前後関係で形状が変化する言語のラベルが付いたマップから作成されたベクター タイルは、ベクター タイルを利用するクライアントで正しく表示されません。

レンジ スライダー

レンジには次のような既知の問題があります。

  • レンジは、リンクされたビューではサポートされていません。
  • 同じマップの複数のビューに複数のレンジが設定される場合、ジオプロセシング ツールは、最初のビューのレンジ フィルターの設定のみを使用します。これは、時間フィルターの設定にも適用されます。
  • レンジ レイヤー プロパティは、一度に複数のレイヤーに対して定義することはできません。
  • 複数のレンジが定義される場合、レンジ スライダー プロパティは、レンジごとに保持されません。
  • 式は、レンジの定義ではサポートされていません。

アニメーション

  • インポートされる ArcMap、ArcGlobe、ArcScene ドキュメントにアニメーションが含まれている場合、アニメーションがインポートされません。ArcGIS Pro のアニメーションは、表示範囲、表示レイヤー、現在のマップ時間などのプロパティを 1 つのキーフレーム内に含める新しいフレームワークで構築されているため、アニメーションはインポートされません。ドキュメントを ArcGIS Desktop にインポートする前に、ArcGIS Pro のアニメーションを削除することをお勧めします。
  • グローバル シーン ビューでは、カメラが北極や南極を通過するアニメーションを表示するとき、キーフレーム間でカメラが間接パスを取る場合があります。これは、カメラの座標系に関連する既知の問題で、極点の近くで強調されます。
  • Windows Media Player が、ArcGIS Pro からエクスポートされたアニメーション ビデオを再生できない場合があります。Windows Media Player や別の一般的なビデオ プレイヤーが ArcGIS Pro からエクスポートしたアニメーション ビデオを再生できない場合、見つからないコーデック ファイルをダウンロードしてインストールする必要があります (必要なコーデックが見つからない可能性があります)。エクスポートされたアニメーションの表示に関する潜在的な問題の詳細については、「エクスポート設定」をご参照ください。

リンクのシンボル

  • 2D コンテキストと 3D コンテキストで描画された同じシンボルで、レンダリングが予想外に異なる場合があります。
  • シンボルが ArcMap から ArcGIS Pro に変換される場合、シンボルからカスタム ジオメトリック エフェクトが削除されます。削除されたことが示されないため、シンボルのジオメトリ ロジックが壊れる可能性があります。
  • プロシージャル シンボル レイヤーには、次の問題が存在する可能性があります。
    • マルチレイヤー シンボルで、シンボル プレビューに一度に 1 つのプロシージャル シンボル レイヤーだけのスケッチが表示されます。
  • 2 つの色のいずれかが透過表示であるグラデーション ストローク シンボル レイヤーを持つシンボルで、透過表示が正しく描画されない場合があります。透過表示が正しく反映されるようにするには、透過表示色の色のプロパティを開いて、その他の色の値 (赤、緑、青) のすべてを 0 に設定します。

スタイルの管理

  • スタイルの検索またはプロジェクト ビューからのスタイル内の検索は利用できません。
  • アプリケーションよりバージョン番号が大きいプロジェクトにスタイル (*.stylx)) が追加された場合、そのスタイルは読み取り専用になります。たとえば、ArcGIS Pro1.2 で作成されたスタイルを ArcGIS Pro バージョン 1.1 のプロジェクトで開くと、読み取り専用になります。

プロジェクト

下位互換性

ArcGIS Pro 1.2 から、ArcGIS Pro 1.x で保存されたプロジェクトおよびプロジェクト テンプレート (*.aprx、*.ppkx、*.aptx ファイル) を開いて使用できるようになりました。ただし、ArcGIS Pro 1.2 以降を使用して保存されたプロジェクトまたはプロジェクト テンプレートは、ArcGIS Pro 1.0 または 1.1 で開けません。同様に、ArcGIS Pro 1.1 を使用して保存されたプロジェクトおよびプロジェクト テンプレートは、バージョン 1.0 を使用して開けません。

これと同様に、ArcGIS Pro 1.x で作成されたマップおよびマップ パッケージ (*.mapx および *.mpkx ファイル) は、ArcGIS Pro 1.2 のプロジェクトに追加できます。また、ArcGIS Pro 1.x で作成されたレイヤー (*.lyrx および *.lpkx ファイル) は、ArcGIS Pro 1.2 のマップに追加できます。ただし、以前のバージョンの ArcGIS Pro は、以降のバージョンの ArcGIS Pro で作成されたマップおよびレイヤーを使用できません。たとえば、ArcGIS Pro 1.1 は、ArcGIS Pro 1.2 のマップおよびレイヤーを使用できません。

  • ArcGIS Pro の開始ページにある最近使用したプロジェクト リストには、削除されたプロジェクトやリストから削除したいプロジェクトが含まれている可能性があります。これらを削除するには、対象のプロジェクトを右クリックして、[リストから削除] をクリックします。
  • 新しいプロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたり、現在のプロジェクトのコピーを保存するときは、プロジェクト名の前後にスペースを入れないでください。これは、単語やフレーズを別のドキュメントからコピーして、[新しいプロジェクトの作成] ダイアログ ボックス、[開く] ダイアログ ボックス、または [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスで貼り付ける場合に、偶然に発生する可能性があります。
  • [参照] ダイアログ ボックスを使用してフォルダー接続やデータベース接続などを参照するとき、それに含まれるすべてのアイテムが表示されます。ただし、[参照] ダイアログ ボックスを使用してアクティブなポータル内のアイテムを参照する場合、ダイアログ ボックスで現在使用されているフィルターの条件を満たす最初の数アイテムだけがリストされます。使用するアイテムを特定するキーワードを [検索] テキスト ボックスに入力し、Enter キーを押して、それらのアイテムを検索します。検索したアイテムがリストに表示されない場合は、対象のアイテムが選択されるように、[検索] テキスト ボックスのキーワードを変更します。[参照] ダイアログ ボックスまたはプロジェクト ビューのコンテンツ リストの下部に、その他のアイテムを検索するオプションが表示されません。
  • [プロジェクト] ウィンドウの [すべてのポータル]、プロジェクト ビュー、または [参照] ダイアログ ボックスをクリックして、アクティブなポータルからアクセスできるすべてのアイテムを操作するとき、利用可能なアイテムのリストが即座に表示されません。使用するアイテムを特定するキーワードを [検索] テキスト ボックスに入力し、Enter キーを押して、それらのアイテムを検索します。

SDK

最新のリリース ノートについては、「ArcGIS Pro SDK for .NET wiki」をご覧ください。

共有とオンライン

  • ArcGIS Pro で作成されたパッケージは、ArcGIS Pro だけで開くことができます。同じコンピューターに 10.x がインストールされている場合に、ArcGIS Pro で作成されたパッケージをダブルクリックすると、パッケージが無効であるというメッセージが表示されます。
  • Web シーン レイヤーを ArcGIS Online に公開することはできません。
  • ポップアップのある Web レイヤーを共有するとき、そのポップアップがアタッチメントから提供される画像を含むように構成されている場合、Web レイヤーからその画像が削除されます。
  • ArcPy mapping メソッド CreateWebLayerSDDraft を使用するとき、メタデータとフォルダー オプションは使用されません。
  • [サービス定義のアップロード (Upload Service Definition)] ジオプロセシング ツールでサービス名を上書きすると、サービス アイテムのタイトルだけが変更されます。サービス アイテムの名前は変更されません。
  • その他のパラメーター staging_version は、Python API for StageService を通じて利用可能です。パラメーターの値は指定しないでください。
  • Teradata データベース内の登録済みデータを参照すると、失敗するか、空のサービスが表示される可能性があります。登録済みデータを参照する代わりに、そのデータをコピーできます。
  • 公開者のコンピューターとサーバーのデータベース接続が異なる登録済みデータ ストアは参照できません。
  • 登録済みデータを参照するフィーチャ レイヤーは、同期機能やエクスポート機能を有効にできません。
  • タイル レイヤーは、登録済みデータ ソースを参照できません。

Workflow Manager (Classic)

  • Workflow View: ArcGIS Pro のプロジェクトで開き、プロジェクトの一部として保存されてから、ArcMap で開いて削除されたジョブは、ArcGIS Pro で操作可能です。
  • マッピング: 複数のデータ フレームの再ポイントは機能しません。
  • Workflow Manager のデータベース接続: Oracle 接続に対してプロジェクト インスタンスもユーザー スキーマもサポートしません。
  • マップの起動 - タスク: Workflow Manager ステップでマップを開くたびに、タスクの最初のステップがアクティブな状態で開きます。マップを閉じると、タスクの状態は保持されません。
  • マップの起動 - タスク: ステップによって開かれているタスクがすでにインストール済みの場合も、マップが閉じられると、そのタスクが削除されます。
  • マップの起動 - タスク: タスクの履歴は、Workflow Manager (Classic) の履歴に記録されません。
  • AOI 編集ルールは、フィーチャ サービスに追加された新しいフィーチャには適用されません。
  • オフライン ジョブ: プロジェクトがオフラインであるときに作成されたジョブは、オンラインにすることができません。
  • Python API: 作成の前に拡張プロパティを上書きすると、ジョブの履歴の通知およびアクティビティ記録に適用されません。

ArcGIS サード パーティ著作権情報

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