分離フィーチャの特定

ネットワーク内で分離フィーチャを特定するには、[分離] トレース タイプを設定して [トレース (Trace)] ツールを使用します。詳細については、「ユーティリティ ネットワークのトレース タイプ」をご参照ください。

分離トレースは、通過可能性に基づいてネットワークを移動するサブネットワークベースのトレースです。詳細については、「接続性および通過可能性」をご参照ください。

メモ:

[分離] トレース タイプを使用するには、ArcGIS Enterprise 10.7 以降が必要です。

要件

分離トレースを実行するには、次の要件が満たされている必要があります。

  • ネットワーク トポロジが有効化されている必要があります。
  • 1 つ以上の始点が存在する。
  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーターは、ユーティリティ ネットワーク サービスから取得する必要があります。
  • トレース構成でフィルター バリアが指定されている。

分離フィーチャのトレース

  1. ユーティリティ ネットワークがアクティブなマップに追加されていることを確認し、[コンテンツ] ウィンドウ内でユーティリティ ネットワークか、いずれかの関連するレイヤーを選択します。

    これにより、リボン上で [ユーティリティ ネットワーク] および [データ] コンテキスト対応タブが有効になります。

  2. [ユーティリティ ネットワーク][データ] タブをクリックします。
    [ツール] グループ
  3. マップ ビューに 1 つ以上の始点が存在することを確認します。[ツール] グループで、[トレース位置] コマンドをクリックして [トレース位置] ウィンドウを開きます。トレースで使用する始点バリアを設定します。
  4. [データ] タブで、[ツール] グループの [分離] をクリックします。

    接続トレース タイプを使用して、アクティブなマップで、ユーティリティ ネットワークに対して [トレース (Trace)] ツールが開きます。

  5. トレース可能なエリアを調整するには、トレースする[ドメイン ネットワーク] および [層] を指定します。
  6. 必要に応じて追加のコンフィグレーション パラメーターを適用します。分離トレース タイプの場合、[分離フィーチャを含める] パラメーターを使用して、始点から分離フィーチャまでの通過可能なフィーチャを含めることができます。

    ツール パラメーターの完全なリストについては、[トレース (Trace)] ツールをご参照ください。「トレースの構成」もご参照ください。

  7. トレース構成の [フィルター] セクションの [バリアのフィルタリング] を適用します。

    これは [分離] トレース タイプに必須です。

  8. [実行] をクリックします。

一連の分離フィーチャが、結果の選択セットとして返されます。


このトピックの内容
  1. 要件
  2. 分離フィーチャのトレース