Maplex Label Engine を使用してラベルを回転させると、マップ上の各ラベルは指定された角度で回転します。角度の方向は、フィーチャに関連付けられた属性値によって決定されます。この角度に追加する回転値を指定するか、式を使用して角度を計算することもできます。配置タイプ オプションを指定すると、ラベルを直線、水平、垂直のいずれかの向きにすることができます。フィーチャの周囲を回転させたときにラベルが上下逆にならないようにするには、[ラベルを垂直にする (反転可)] オプションを使用します。
中央配置オプションが選択されている場合、ラベルはシンボルの中央に配置され、指定された角度に回転します。オフセット配置オプションのいずれかが選択されている場合、ラベルはオフセット距離に配置され、指定された角度に回転します。選択された配置位置は、属性値に基づいてラベルを回転させるとその設定が優先され、その場合の位置は角度によって決まります。角度は、地理学座標または数学座標のいずれかを表します。[地理学] の場合、ラベルは北から時計回りに回転されます。[数学] の場合、ラベルは東から反時計回りに回転されます。
以下の図では、ポイントのラベルが属性値に基づいて回転されています。この場合の値は、0、90、180、270 です。
- Maplex Label Engine が有効化されていることを確認します。
- [ラベル別にリスト] で [コンテンツ] ウィンドウの表示を利用すると、非常に効果的です。[ラベル別にリスト] をクリックします。
- コンテンツ ウィンドウでラベル クラスを選択して、[ラベリング] タブをクリックします。
- [ラベリング] タブの [ラベルの配置] グループで [ラベル配置プロパティ] をクリックします。
- [ラベリング] ウィンドウで、[配置] をクリックして をクリックします。
- [回転] を展開します。
- [回転フィールド] ドロップダウン リストからフィールドを選択するか、[式] ボタン をクリックして角度の計算に使用する Arcade 条件式を指定します。必要に応じて、条件式のタイトルを指定します。
- ラベルに適用する [追加の回転] の値を指定することもできます。
式セットがある場合、[追加の回転] オプションは無効になります。
フィールドおよび追加の回転によって指定された角度で、選択したオフセット配置位置が上書きされます。
- [回転タイプ] の値を選択します。
[地理学] の場合、ラベルは北から時計回りに回転されます。[数学] の場合、ラベルは東から反時計回りに回転されます。
- [配置タイプ] の値として、[直線]、[水平]、[垂直] のいずれかを選択します。
[ラベルを垂直にする (反転可)] オプションをオンにした場合、ラベルは反転して垂直のままになります。オフの場合、ラベルは上下さかさまに配置される場合があります。