デバイスまたはジャンクション オブジェクト上のターミナルをサブネットワーク コントローラーとして設定する必要がなくなる場合があります。この割り当ての削除は、[サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウで実行できます。また、アセット グループとアセット タイプをサブネットワーク コントローラーとして使用しなくする必要がある場合は、特定の構成手順に従う必要があります。
要件
既存のサブネットワーク コントローラーが存在すること。
サブネットワーク コントローラーの割り当ての削除
- リボンの [ユーティリティ ネットワーク] 下の [データ] タブをクリックします。
- [サブネットワーク] グループで [コントローラーの変更] をクリックします。
- [サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウで、以下のいずれかを選択し、選択したフィーチャをウィンドウに追加します。
- [フィーチャの選択] ツール をクリックし、デバイス フィーチャクラスからマップ上のフィーチャを選択します。
- [選択の追加] ツール をクリックし、ジャンクション オブジェクトまたはデバイス属性テーブルから選択された行を追加します。
[サブネットワーク コントローラーの変更] 画面は、サブネットワーク コントローラーとして削除する、選択されたフィーチャで設定されます。
- [ターミナル] パラメーターには、サブネットワーク コントローラーとして削除するターミナルをドロップダウンから選択します。
- [ターミナル] パラメーターの横にある削除ボタン をクリックします。
- [適用] をクリックします。
ターミナルはサブネットワーク コントローラーとして削除されます。このターミナルが解析操作によってサブネットワーク コントローラーとして扱われなくなるように、ネットワーク トポロジを整合チェックします。[サブネットワークの更新 (Update Subnetwork)] ツールを実行して、サブネットワーク内のフィーチャのSubnetwork Nameを更新および削除します。[エクスポートを承認済みに設定] チェックボックスをオンにしてサブネットワークをエクスポートし、ターミナルに対応するサブネットワーク テーブル内の行を削除します。エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、これをデフォルト バージョンに対して実行する必要があります。
サブネットワーク コントローラーのアセット グループとアセット タイプの廃止
サブネットワーク コントローラーは、コントローラーとして有効であると見なされているアセット グループとアセット タイプの特定のネットワーク フィーチャのセットです。ネットワークのサブネットワーク コントローラーの特定のフィーチャの使用を止める場合、あらかじめ決められた手順に従う必要があります。アセット グループとアセット タイプの属性を編集しても既存のサブネットワーク コントローラーを再分類できないため、いくつかの構成手順に従ってこれらのフィーチャをコントローラーとして削除する必要があります。
ネットワークのサブネットワーク コントローラーの特定のタイプの使用を停止する手順の概要は以下のとおりです。
- [サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウを使ってサブネットワーク コントローラーを削除します。
- [サブネットワーク定義設定 (Set Subnetwork Definition)] ツールを使って、[有効なサブネットワーク コントローラー] としてサブネットワーク定義からアセット グループとアセット タイプを削除します。
- [ネットワーク カテゴリ設定 (Set Network Category)] ツールを使って、アセット グループとアセット タイプから [サブネットワーク コントローラー] ネットワーク カテゴリを削除します。
注意:
この手順を実行する前に手順 1 と 2 を完了しておく必要があります。
有効なサブネットワーク コントローラーとしてアセット グループとアセット タイプを使用するのを止めるプロセスはこれで完了です。
すべてのコントローラーをまとめて削除しないで移行期間を設ける場合は、手順 2 を実行して有効なサブネットワーク コントローラーとしてのサブネットワーク定義からアセット グループとアセット タイプを削除できます。この操作によって残りのサブネットワーク コントローラーを機能させることができますが、廃止したアセット グループとアセット タイプを使って新しいコントローラーを設定することはできません。アセット グループとアセット タイプのすべてのサブネットワーク コントローラーをネットワークから削除したら、[サブネットワーク コントローラー] ネットワーク カテゴリ割り当てを削除する最終手順は完了です。