リンク チャートはナレッジ グラフの一部を視覚的に表現します。 次のセクションでは、リンク チャートの主な用語と一般的な操作について説明します。
ナレッジ グラフ レイヤーとリンク チャート レイヤー
リンク チャートは、エンティティを表すポイント フィーチャとナレッジ グラフ内のリレーションシップを表すライン フィーチャで構成されます。 リンク チャートはリンク チャート ビュー で作成および表示され、[カタログ] ウィンドウとカタログ ビューの [マップ] カテゴリ に表示されます。
リンク チャート自体は、マップと同様に [コンテンツ] ウィンドウの上部に表示されます (下図 1)。 ナレッジ グラフは、ナレッジ グラフ レイヤーで表されます (下図 2)。
ナレッジ グラフ レイヤーは、ナレッジ グラフ内のエンティティ タイプおよびリレーションシップ タイプごとに 1 つのリンク チャート レイヤーで構成されます (下図 3)。 以下に示すように、各リンク チャート レイヤーはコンポジット レイヤーです。
- リンク チャート レイヤー - ナレッジ グラフ内のエンティティまたはリレーションシップを表します (下図 4)。 このレイヤーのデフォルト名は、エンティティ タイプまたはリレーションシップ タイプの名前に対応します。
- リンク チャート集約レイヤー - リンク チャート内でエンティティとリレーションシップは視覚的にグループ化されます。 リンク チャート集約レイヤーは、リンク チャートで「グループ化されたエンティティまたはグループ化されたリレーションシップ」を表します (下図 5)。 この集約レイヤーでは、グループ化されたエンティティとリレーションシップにさまざまなシンボルを設定できます。 このレイヤーのデフォルト名は、「 - Groups」接尾辞が付いたエンティティ タイプまたはリレーションシップ タイプの名前に対応します。
マップにおけるフィーチャ レイヤーと同様に、リボンの [表示設定]、[ラベリング]、[データ] の各タブおよび [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを使用して、リンク チャートでリンク チャート レイヤーとリンク チャート集約レイヤーを視覚化する方法を変更できます。
注意:
リンク チャート レイヤーを視覚化する方法をカスタマイズすると、「別のリンク チャートを作成する際のテンプレートとして使用できます」。
グループ化されたエンティティとリレーションシップ
ユーザーは、リンク チャート内のナレッジ グラフ エンティティとナレッジ グラフ リレーションシップをいつでもグループ化できます。
リンク チャート内のエンティティ グループ (次のアフターの図 E1 (2)) は同じエンティティ タイプに基づいているリンク チャート エンティティを集約します (次のビフォーの図 E1 と E2)。 エンティティ グループも、グループ化されたエンティティのペアを接続するリンク チャート リレーションシップを集約します (次のビフォーの図 R2)。
リレーションシップ グループだけが、次の特性を持つリンク チャート リレーションシップのセットを集約します。
- セット内のすべてのリレーションシップがリンク チャート内の同じ 2 つのエンティティを接続します。
- すべてのリレーションシップが同じリレーションシップ タイプを持ちます。
- すべてのリレーションシップの向きが同じ方向です。
リンク チャート エンティティとリレーションシップがグループ化されると、それぞれグループ化されたエンティティとグループ化されたリレーションシップと呼ばれます。
リンク チャートの一般的な操作
ナレッジ グラフ エンティティとリレーションシップのセットから「リンク チャートを作成」できます。 リンク チャートが完成したら、次のいずれかの方法でコンテンツを追加できます。
エンティティとリレーションシップを、調査のコンテンツ リストまたは [検索とフィルター] ウィンドウの結果セットからリンク チャートにドラッグすることもできます。
リンク チャートのコンテンツを探索および解析して、ナレッジ グラフの理解を深めます。