アノテーション フィーチャの書式設定

[属性] ウィンドウの [アノテーション] タブでは、サブタイプやフォントの書式を変更したり、シンボル プロパティを編集することができます。テキスト プレビュー ウィンドウでは、書式設定タグを追加したり、テキスト文字列の一部を書式設定することができます。

詳細については、「アノテーション フィーチャクラス プロパティの管理」をご参照ください。

サブタイプまたは書式の変更

アノテーション フィーチャクラスには、1 つまたは複数の既定のアノテーション クラスが含まれています。各アノテーション クラスは、テキスト シンボルを参照していますが、これはカスタマイズできます。複数のアノテーション クラスは、マップ内でサブレイヤーとして表示されます。

たとえば、都市の加圧給水管のアノテーションのテキスト レイヤーには、同じアノテーション グループ レイヤーに排水管、給水栓、ポンプ管をラベル付けする複数のアノテーション クラスを含めることができます。

詳細については、「アノテーション」をご参照ください。

1. [編集] タブの [選択] グループで、[属性] をクリックします。

   [属性] ウィンドウが表示されます。

   

2. [選択] をクリックして、アノテーション フィーチャを選択します。

   選択したフィーチャがリストに表示されます。

3. [アノテーション] タブをクリックします。
4. 選択リストを展開して、編集するアノテーション フィーチャをクリックします。

   複数のアノテーション フィーチャに共通するシンボル プロパティを編集するには、Ctrl キーを押したまま、リスト内のフィーチャをクリックします。

5. サブタイプを変更するには、アノテーション クラスのドロップダウン矢印をクリックして、サブタイプを選択します。

   テキストがマップ内で更新されます。

6. フォント設定を変更するには、書式設定コントロールを使用します。

   テキストがマップ内で更新されます。

背景またはハローの追加

テキスト シンボルで最も一般的な編集としては、背景吹出しで可読性を高めたり、ハローで複雑なキャップを強調したり、競合する背景情報から視覚的に分離したりするなどの効果を追加することが挙げられます。

背景吹出しを追加しても、テキスト シンボルへの参照は維持されます。ハローの追加などの他の編集は、テキスト シンボルへの参照を解除し、SymbolID 属性フィールド値を 1 に変更します。

アノテーション フィーチャクラスがテキスト シンボルを参照していない場合、すべてのシンボル プロパティは、属性テーブル内のフィーチャとともに格納されます。これにより、格納要件が厳しくなり、アノテーション レイヤーの表示と検索のパフォーマンスが低下します。

詳細については、「テキスト シンボル」をご参照ください。

1. [編集] タブの [選択] グループで、[属性] をクリックします。

   [属性] ウィンドウが表示されます。

   

2. [選択] をクリックして、アノテーション フィーチャを選択します。

   選択したフィーチャがリストに表示されます。

3. [アノテーション] タブをクリックします。
4. 選択リストを展開して、編集するアノテーション フィーチャをクリックします。

   複数のアノテーション フィーチャに共通するシンボル プロパティを編集するには、Ctrl キーを押したまま、リスト内のフィーチャをクリックします。

5. [アノテーション] タブをクリックしてから [シンボル] をクリックします。

   [テキスト シンボルの書式設定] ウィンドウが表示されます。

   

6. [プロパティ] をクリックして、[一般] をクリックします。
7. 背景を追加するには、[吹出し] をクリックし、[吹出しシンボル] ドロップダウン矢印をクリックして、[背景] を選択します。

   背景吹出しを追加しても、テキスト シンボルへの参照は維持されます。

8. ハローを追加するには、[ハロー] をクリックし、[ハロー シンボル] ドロップダウン矢印をクリックして、ハロー シンボルを選択します。

   ハローを追加すると参照が解除され、すべてのシンボル プロパティはフィーチャとともに格納されます。

9. [適用] をクリックします。

テキスト書式の追加

書式タグは、関連付けられたテキスト シンボルによって定義されているプロパティをオーバーライドします。テキスト文字列の一部を書式設定するには、開始タグと終了タグでテキストを囲みます。方法と構文は、XML タグを使用する場合と同じです。認識されないが、形式が整っているタグのペアは、パーサーによって無視されます。

詳細については、「テキスト書式タグ」をご参照ください。

1. [編集] タブの [選択] グループで、[属性] をクリックします。

   [属性] ウィンドウが表示されます。

   

2. [選択] をクリックして、アノテーション フィーチャを選択します。

   選択したフィーチャがリストに表示されます。

3. [アノテーション] タブをクリックします。
4. 選択リストを展開して、編集するアノテーション フィーチャをクリックします。

   複数のアノテーション フィーチャに共通するシンボル プロパティを編集するには、Ctrl キーを押したまま、リスト内のフィーチャをクリックします。

5. プレビュー ウィンドウで、書式の変更を開始するテキストをクリックして、開始書式タグを入力します。
6. 書式の変更を終了するテキストをクリックして、対応する終了タグを入力します。
7. 変更を適用するには、次のいずれかを実行します。
   • 選択リストでノードをクリックするか、ウィンドウを閉じます。
   • [自動的に適用] がオフの場合、ウィンドウの下部に表示される [適用] ボタンをクリックします。

キーボード ショートカット

ポインターをドラッグしてテキスト文字列を選択した場合、次の表のキーボード ショートカットを使用してテキストを書式設定できます。

テキストの書式設定用のキーボード ショートカット

キーボード ショートカット	操作	コメント
Ctrl + U キー	下線を適用します。	インライン テキスト書式タグ <UND>「選択したテキスト文字列」</UND> を挿入します。
Ctrl + Shift + A キー	すべてに大文字を適用します。	インライン テキスト書式タグ <ACP>「選択したテキスト文字列」</ACP> を挿入します。
Ctrl + Shift + K キー	小文字を適用します。	インライン テキスト書式タグ <SCP>「選択したテキスト文字列」</SCP> を挿入します。
Ctrl + Shift + プラス記号 (+) キー	上付き文字を適用します。	インライン テキスト書式タグ <SUP>「選択したテキスト文字列」</SUP> を挿入します。
Ctrl + 等号 (=) キー	下付き文字を適用します。	インライン テキスト書式タグ <SUB>「選択したテキスト文字列」</SUB> を挿入します。