ジョブの作成と実行

Workflow Manager のライセンスで利用可能。

ArcGIS Pro のワークフロー ビューは、ワークフロー接続へのアクセスを提供します。 新しいジョブはワークフロー ビューで作成され、ジョブ ビューで実行されます。

ワークフロー接続の詳細

単一ジョブの作成

新しいジョブは、[ワークフロー] タブで作成できます。 すべてのアクティブ ジョブ テンプレートは [ジョブの作成] ギャラリーにあります。

新しいジョブを作成するには、事前定義されたジョブ テンプレートのプロパティに基づき、ジョブ テンプレートのインスタンスまたはコピーを作成します。

1. [ワークフロー] タブをクリックします。
2. [ジョブの作成] ギャラリーで、ジョブ テンプレートをクリックします。

   

   ジョブ テンプレートのデフォルト プロパティに基づいてジョブが作成されます。 ジョブ ビューが開き、ジョブ情報が表示されます。

   注意:

   ギャラリーを展開すると、Workflow Manager (Classic) データベースに存在するすべてのジョブ タイプが表示されます。 展開したギャラリーの左上にあるドロップダウン矢印でカテゴリを選択すると、ジョブ テンプレートをカテゴリで絞り込むことができます。

対象地域を持つ複数のジョブの作成

ジョブの作成ギャラリーの [高度な設定] オプションは、複数のジョブを作成し、対象地域を割り当てるために使用されます。

1. [ワークフロー] タブの [ジョブの作成] グループで、右下隅のドロップダウン矢印をクリックしてギャラリーを展開します。
2. [高度な設定] をクリックします。

   [ジオプロセシング] ウィンドウで [ジョブの新規作成 (Create New Jobs)] ツールが開きます。

3. [ジョブ タイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、ジョブ テンプレートを選択します。
4. [割り当てタイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、ジョブをユーザーかグループのどちらに割り当てるか、または未割り当てのままにするか選択します。
5. [割り当て先] ドロップダウン矢印をクリックし、ユーザーまたはグループを選択します。
6. [優先度] ドロップダウン矢印をクリックし、優先度を選択します。
7. [LOI 範囲] の横の [参照] ボタン をクリックし、ジョブの対象地域として割り当てるポリゴンまたはポイントを含むフィーチャクラスを参照します。
8. [実行] をクリックします。

[LOI 範囲] パラメーターで定義した各フィーチャまたはフィーチャクラスに対し、ジョブが作成されます。 各ジョブの対象地域は、フィーチャのジオメトリに左右されます。

ジョブの実行

ジョブ ワークフローは、[ジョブ] タブや、ワークフロー画像で使用可能なショートカット メニューのワークフロー実行ツールを使用して実行されます。 詳細については、「ワークフローの実行」をご参照ください。

注意:

ジョブ ワークフローは、ジョブの作成後に実行が開始し、自動的に実行するよう設定されたすべてのステップが実行されます。 [ジョブ作成時にワークフローを自動実行] 設定は「高度なワークフローのコンセプト」で定義されており、[ステップの自動実行] 設定は ArcGIS Workflow Manager (Classic) Administrator の「ワークフローを構成するためのツール」で定義されています。 これらの設定をいったん適用すると、ArcGIS Pro によって使用されます。 2 つ以上の連続したステップが自動的に実行するよう設定されている場合、ジョブのワークフローは無人モードで実行できます。 操作が必要なステップがワークフローに含まれている場合、ジョブはそのステップで停止し、ユーザー フィードバックが行われた後に再開します。

ステップの実行

自動ステップの場合、ステップは開始済みとしてマークされ、ステップに関連するステップ ロジックが実行されます。 プロシージャル ステップの場合は、ステップが開始済みとしてマークされます。 実行中のステップが、実行後に次のステップに進むよう構成されている場合、現在のステップは完了としてマークされます。自動化されたステップとプロシージャル ステップの両方で現在のステップが実行されると、ワークフローは次のステップに移動します。

現在のステップは [ジョブ] タブまたはワークフローの画像のショートカット メニューから実行できます。

1. ジョブを開きます。
2. 以下のいずれかを実行し、ステップを実行します。
   • [ジョブ] タブの [ワークフロー] グループで [ステップの実行] をクリックします。
   • ワークフローの画像で、現在のステップを右クリックし、[ステップの実行] をクリックします。

ステップを完了としてマーク

プロシージャル ステップを実行後、次のステップに移動するよう構成されていない場合は、手動で完了としてマークする必要があります。 スキップできるように構成されているステップは、ステップを実行しなくても完了としてマークできます。

現在のステップは [ジョブ] タブまたはワークフローの画像のショートカット メニューから完了としてマークできます。

1. ジョブを開き、完了としてマークします。
2. 以下のいずれかを実行し、ステップを完了としてマークします。
   • [ジョブ] タブの [ワークフロー] グループで [ステップを完了としてマーク] をクリックします。
   • ワークフローの画像で、現在のステップを右クリックし、[ステップを完了としてマーク] をクリックします。