| ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力レイヤー | 隣接するポリゴンとマージされるポリゴンのあるレイヤー。 | Feature Layer |
出力フィーチャクラス | 作成されるフィーチャクラス。 | Feature Class |
外枠線によるポリゴンのエリミネート (オプション) | 共有する外枠線が最長、または領域が最大のポリゴンと選択したポリゴンをマージするかどうかを指定します。
| Boolean |
除外式 (オプション) | 削除しない入力フィーチャを識別するのに使用される SQL 式です。 | SQL Expression |
除外レイヤー (オプション) | 削除しないポリゴン境界やその一部を定義する入力ポリラインまたはポリゴン フィーチャクラスまたはレイヤーです。 | Feature Layer |
Advanced のライセンスで利用可能。
サマリー
領域が最大、または共有している外枠線が最長の隣接ポリゴンとマージすることでポリゴンを削除します。 多くの場合、[エリミネート (Eliminate)] は、[インターセクト (Intersect)] ツールや [ユニオン (Union)] ツールなどのオーバーレイ操作によって生成された、小さなスリバー ポリゴンを削除するために使用されます。
図
![[エリミネート (Eliminate)] ツールの図](GUID-B6883757-9AA3-4560-A91D-83C489021E12-web.gif "[エリミネート (Eliminate)] ツールの図")
使用法
どのフィーチャが削除されるかは、ポリゴン レイヤーに適用された選択によって決まります。 選択するセットは、[属性検索 (Select Layer by Attribute)] ツールか [空間検索 (Select Layer by Location)] ツールの使用、またはマップ内のレイヤーの検索によって、前のステップで決定する必要があります。
[エリミネート (Eliminate)] ツールでは、データセットによっては選択した一部のフィーチャが削除されない場合があります。 選択したフィーチャと、選択した隣接フィーチャをマージすることはできません。 たとえば、他の選択したフィーチャに囲まれている選択フィーチャや、選択した他のフィーチャの外枠線のみをマージすることはできません。 選択したフィーチャのうち、マージされなかったフィーチャを削除するには、再度そのフィーチャを選択してツールを再実行します。
境界を共有している隣接フィーチャがないフィーチャを選択した場合、そのフィーチャをマージすることはできません。
[入力レイヤー] パラメーターには選択フィーチャが含まれている必要があります。含まれていない場合、ツールは失敗します。
[除外式] パラメーターと [除外レイヤー] パラメーターは相互排他ではなく、一緒に使用して削除対象を詳細に制御することができます。
パラメーター
arcpy.management.Eliminate(in_features, out_feature_class, {selection}, {ex_where_clause}, {ex_features})| 名前 | 説明 | データ タイプ |
in_features | 隣接するポリゴンとマージされるポリゴンのあるレイヤー。 | Feature Layer |
out_feature_class | 作成されるフィーチャクラス。 | Feature Class |
selection (オプション) | 共有する外枠線が最長、または領域が最大のポリゴンと選択したポリゴンをマージするかどうかを指定します。
| Boolean |
ex_where_clause (オプション) | 削除しない入力フィーチャを識別するのに使用される SQL 式です。 SQL 構文の詳細については、「」「クエリ式で使用されるエレメントの SQL リファレンス」をご参照ください。 | SQL Expression |
ex_features (オプション) | 削除しないポリゴン境界やその一部を定義する入力ポリラインまたはポリゴン フィーチャクラスまたはレイヤーです。 | Feature Layer |
コードのサンプル
次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで Eliminate 関数を使用する方法を示しています。
import arcpy
arcpy.env.workspace = "C:/data/Portland.gdb/Census"
arcpy.MakeFeatureLayer_management("blockgrp", "blocklayer")
arcpy.SelectLayerByAttribute_management("blocklayer", "NEW_SELECTION",
'"Area_Sq_Miles" < 0.15')
arcpy.Eliminate_management("blocklayer", "C:/output/output.gdb/eliminate_output",
"LENGTH", '"OBJECTID" = 9')次のスタンドアロン スクリプトで、Eliminate 関数を使用する方法を示します。
# Name: Eliminate_Example2.py
# Description: Eliminate features based on a selection.
# Import system modules
import arcpy
# Set environment settings
arcpy.env.workspace = "C:/data/Portland.gdb/Census"
# Set local variables
inFeatures = "blockgrp"
tempLayer = "blocklayer"
expression = '"Area_Sq_Miles" < 0.15'
outFeatureClass = "C:/output/output.gdb/eliminate_output"
exclusionExpression = '"OBJECTID" = 9'
# Execute MakeFeatureLayer
arcpy.MakeFeatureLayer_management(inFeatures, tempLayer)
# Execute SelectLayerByAttribute to define features to be eliminated
arcpy.SelectLayerByAttribute_management(tempLayer, "NEW_SELECTION", expression)
# Execute Eliminate
arcpy.Eliminate_management(tempLayer, outFeatureClass, "LENGTH",
exclusionExpression)環境
現在のワークスペース, テンポラリ ワークスペース, 出力座標系, 範囲, XY 座標精度, XY 許容値, 出力に M 値がある, M 座標精度, M 許容値, 出力に Z 値がある, 出力データのデフォルト Z 値, Z 座標精度, Z 許容値, 修飾されたフィールド名, 出力データのコンフィグレーション キーワード, 自動コミット, 出力データの XY ドメイン, 出力データの M ドメイン, 出力データの Z ドメイン
特殊なケース
ライセンス情報
- Basic: No
- Standard: No
- Advanced: Yes