ラベル | 説明 | データ タイプ |
入力フィーチャ | 入力ポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
変数に使用するフィールド | netCDF ファイル内に変数を作成する際に使用されるフィールド (1 つまたは複数)。 Shape.X、Shape.Y、Shape.Z、および Shape.M の 4 つの特殊フィールドは、入力フィーチャの x 座標または経度、y 座標または緯度、Z 値、および M 値のエクスポートに使用できます。
| Value Table |
出力 netCDF ファイル | 出力 netCDF ファイル。 ファイル名には .nc 拡張子を付ける必要があります。 | File |
ディメンションに使用するフィールド (オプション) | netCDF ファイル内にディメンションを作成する際に使用するフィールド (1 つまたは複数)
| Value Table |
サマリー
ポイント フィーチャを netCDF ファイルに変換します。
使用法
デフォルトの変数名は、[変数に使用するフィールド] (Python では fields_to_variables) パラメーターで指定した入力フィーチャのフィールド名と同じです。
変数のタイプは、フィールドのタイプと同じです。
[変数に使用するフィールド] ドロップダウン リストでは、特殊フィールド Shape.X および Shape.Y が常に選択可能です。 Shape.X では X 座標の変数名を指定でき、Shape.Y では Y 座標の変数名を指定できます。 変数名を指定しない場合、または Shape.X と Shape.Y をリストに追加しない場合は、X 座標と Y 座標がデフォルトの変数名でエクスポートされます。 フィーチャが地理的な座標システムに存在する場合、Shape.X と Shape.Y のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ lon と lat です。 それ以外の場合、Shape.X と Shape.Y のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ x と y です。
Z 値と M 値を持つフィーチャについては、[変数に使用するフィールド] ドロップダウン リストで特殊フィールド Shape.Z および Shape.M が使用可能になります。 Z 値と M 値をエクスポートするには、Shape.Z と Shape.M をリストに追加する必要があります。 Shape.Z と Shape.M のデフォルトの [変数] 名はそれぞれ z と m です。
デフォルトのディメンション名は、[ディメンションに使用するフィールド] (Python では fields_to_ dimensions) パラメーターで指定した入力フィーチャのフィールド名と同じです。
ディメンションの大きさは、各フィールド内の一意の値の個数と等しくなります。
行ディメンションとして指定したフィールドがない場合は、出力 netCDF ファイル内に、ディメンション RecordID 値がフィーチャの数と等しいサイズで作成されます。
文字列フィールドを使用して netCDF ファイル内にディメンションを作成することはできません。
複数のフィールドを使用し、[ディメンションに使用するフィールド] パラメーターを使用して netCDF ファイル内にディメンションを作成すると、出力 netCDF ファイルのサイズが大きくなる場合があります。 ツールの失敗を避けるために、出力場所に十分な空き領域があることを確認します。
このツールは、変数を CF 規約に準拠したポイントや軌道などの不連続サンプリング ジオメトリ (DSG) として書き込みます。 このデータはグリッド データではないため、出力 netCDF ファイル内の変数はボクセル レイヤーの作成に適していません。
パラメーター
arcpy.md.FeatureToNetCDF(in_features, fields_to_variables, out_netCDF_file, {fields_to_dimensions})
名前 | 説明 | データ タイプ |
in_features | 入力ポイント フィーチャ。 | Feature Layer |
fields_to_variables [[field, {variable}, {units}],...] | netCDF ファイル内に変数を作成する際に使用されるフィールド (1 つまたは複数)。 Shape.X、Shape.Y、Shape.Z、および Shape.M の 4 つの特殊フィールドは、入力フィーチャの x 座標または経度、y 座標または緯度、Z 値、および M 値のエクスポートに使用できます。
| Value Table |
out_netCDF_file | 出力 netCDF ファイル。 ファイル名には .nc 拡張子を付ける必要があります。 | File |
fields_to_dimensions [[field, {dimension}, {units}],...] (オプション) | netCDF ファイル内にディメンションを作成する際に使用するフィールド (1 つまたは複数)
| Value Table |
コードのサンプル
フィーチャクラスを netCDF ファイルに変換します。
import arcpy
arcpy.FeatureToNetCDF_md("c:/data/spotelev.shp", [["Shape.X", "lon"],
"degree_east", ["Shape.Y", "lat", "degree_north"],
["elevation", "elevation", "meter"]],
"c:/output/pointelev01.nc", "id")
フィーチャクラスを netCDF ファイルに変換します。
# FeatureToNetCDF_Ex_02.py
# Description: Converts a feature class to a netCDF file.
# Requirements: None
# Import system modules
import arcpy
from arcpy import env
# Set environment settings
env.workspace = "C:/data/netcdfgisdata"
# Set local variables
inFeatures = "spotelev.shp"
fieldToVariable = [["Shape.Y", "lat", "degree_north"],
["elevation", "elevation", "meter"]]
outNetCDFFile = "c:/output/pointelev02.nc"
fieldToDimension = "id"
# Execute FeatureToNetCDF
arcpy.FeatureToNetCDF_md(inFeatures, fieldToVariable, outNetCDFFile,
fieldToDimension)
ライセンス情報
- Basic: Yes
- Standard: Yes
- Advanced: Yes
関連トピック
- マルチディメンション ツール ツールボックスの概要
- ジオプロセシング ツールの検索
- NetCDF ツールセットの概要
- ラスター → NetCDF (Raster to NetCDF)
- テーブル → NetCDF (Table to NetCDF)
- NetCDF プロファイル → フィーチャクラス (NetCDF Profiles To Feature Class) (不連続なサンプリング ジオメトリ)
- NetCDF 時系列 → フィーチャクラス (NetCDF Time Series To Feature Class) (不連続なサンプリング ジオメトリ)
- NetCDF 軌道 → フィーチャクラス (NetCDF Trajectories To Feature Class) (不連続なサンプリング ジオメトリ)