ArcGIS Pro の各メジャー、マイナー、パッチ リリースには、Esri テクニカル サポートに報告された不具合の修正が含まれています。 修正された不具合は、修正された問題の一覧で報告されます。
ArcGIS Pro 3.x とこれまでのリリース間の互換性については、「ArcGIS Pro 2.x から 3.x への移行」をご参照ください。
修正された問題の一覧
3.4 で修正された問題の一覧 [PDF] をご参照ください。
- .pdf ファイルにある問題の詳細については、Esri テクニカル サポート Web サイトで不具合番号を検索してください。
- パッチがリリースされると、.pdf ファイルが更新されます。
注意:
各リリースの ArcGIS Pro のビルド番号とリリース日は、Esri テクニカル サポート Web サイトにリストされています。
新機能
メジャーおよびマイナー リリースでは新しい機能も導入されています。これは、「ArcGIS Pro の新機能」で説明されています。
削除と非推奨のお知らせ
ArcGIS Pro の今後のバージョンで機能が削除されることが決定した場合、お知らせがリリースされます。 お知らせでは、削除される内容が説明されているためワークフローに影響するかどうかを評価でき、代替機能の説明によりワークフローから同様の結果を得る別の方法を見つけることができます。また、削除が行われる時期も、決定していれば明記されるので、更新のスケジュールを設定できます。 Esri テクニカル サポート Web サイトに、ArcGIS Pro における非推奨のお知らせがリリース別に記載されています。
ArcGIS Pro 3.4 で削除された機能
次のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.4 で削除された機能を示します。
MrSID LIDAR
第 4 世代の MrSID (MrSID Lidar MG4) 形式のサポートは終了しました。 [LAS の変換 (Convert LAS)] ツールを使用して、各種 LAS 圧縮方法、ファイル バージョン、ポイント レコード形式間で .las、.zlas、.laz ファイルを変換します。
今後のリリースで削除される機能
以降のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.4 より後のリリースでの削除が予定されている機能について説明します。
ArcGIS Workflow Manager (Classic) のサポート
ArcGIS Pro 3.4 は ArcGIS Workflow Manager (Classic) および Workflow Manager (Classic) ツールボックスがサポートされる最後のリリースです。 サービス主体の Workflow Manager でプロジェクトの作成を開始することをおすすめします。
コンパニオン ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise バージョン
ArcGIS は、さまざまなニーズに合わせて複数の製品で拡張できるシステムです。 よく一緒に使用される 2 つの製品は、ArcGIS Pro と ArcGIS Enterprise です。 この 2 つの製品のメジャー バージョンとマイナー バージョンは一緒に開発され、それぞれが数か月以内にリリースされるため、共通の機能を導入および改善できます。
ArcGIS Pro および ArcGIS Enterprise の以前のバージョンと新しいバージョンでは、ほとんどの機能が一緒に動作しますが、コンパニオン バージョンを揃えることをお勧めします。 揃えることが難しい場合は、2 つのコンパニオン バージョンの範囲内に維持することをお勧めします。 コンパニオン バージョンを次の表に示します。
ArcGIS Pro バージョン | ArcGIS Enterprise バージョン |
---|---|
ArcGIS Pro 3.4 | ArcGIS Enterprise 11.4 |
ArcGIS Pro 3.3 | ArcGIS Enterprise 11.3 |
ArcGIS Pro 3.2 | ArcGIS Enterprise 11.2 |
ArcGIS Pro 3.1 | ArcGIS Enterprise 11.1 |
ArcGIS Pro 3.0 | ArcGIS Enterprise 11.0 |
ArcGIS Pro 2.9 | ArcGIS Enterprise 10.9.1 |
ある機能に対して特定の最小ソフトウェア バージョンの組み合わせが必要な場合は、その機能のドキュメントに記載されています。
ArcGIS の使用許諾
ArcGIS の使用許諾は、「Esri リーガル Web サイト」にあります。