ArcGIS Pro を使用していると、さまざまな場合でサイン インが必要になります。 指定ユーザーとしてライセンスされている場合、ArcGIS Pro を実行するには、ライセンス ポータルでサイン インする必要があります。 また、組織サイトにサイン インすると、自分のコンテンツ、グループ コンテンツ、およびプロジェクト内の組織のコンテンツにアクセスすることができます。 複数の ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise ポータルに同時にサイン インし、それらのコンテンツを使用することもできます。 組織サイトで公開および共有する場合もサイン インする必要があります。
組織サイトにサイン インするには、上部の隅にある [サイン イン] メニューを使用するか、リボンにある [プロジェクト] タブをクリックして [ポータル] ページをクリックします。 [サイン イン] メニューは、ポータルに接続している場合にのみ、上部の隅に表示されます。 アカウントの認証方法は、ポータルによって異なる場合があります。 ダイアログ ボックスまたはプロンプトが表示されたら、認証情報を指定して、ArcGIS Pro の操作を続行します。
ArcGIS Pro を起動するためのサイン イン
指定ユーザーとしてライセンスされている場合は、ArcGIS Pro を起動したときに、ライセンス ポータルがサイン インを要求することがあります。
- ArcGIS Pro を起動します。
- [サイン イン] ダイアログ ボックスまたはプロンプトが表示されたら、アカウントに関連付けられている認証情報を指定します。
注意:
GitHub、Facebook、Google、または Apple ログイン認証情報で ArcGIS Online にサイン インすると、ブラウザーにリダイレクトされます。
- 必要に応じて、ポータルに自動的にサイン インすることもできます。
- ArcGIS Pro に認証情報を保存させて、自動的にポータルにサイン インする場合は、[自動的にサイン イン] をオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- ArcGIS Pro を起動するごとに認証情報を指定する場合は、[自動的にサイン イン] をオフにします。
- [サイン イン] をクリックします。
上部の隅の [サイン イン] メニューには、アカウント名と組織が表示されます。 組織がソフトウェアのライセンス付与とコンテンツの共有に同じポータルを使用している場合、プロジェクト内のそのコンテンツを直ちに使用できるようになります。 操作が一定期間行われなかった場合、再度サイン インする必要がある場合があります。
ポータルのコンテンツにアクセスするためのサイン イン
ライセンスによっては、サイン インしないでアプリケーションを起動して、ローカル データを使用してプロジェクトの作業を行うことができます。 ポータルに接続している場合、[サイン イン] メニューがアプリケーションの上部の隅に表示され、サイン インしているかどうかを示します。 組織のポータル上のコンテンツにアクセスする必要がある場合 (たとえば、以下のいずれかが必要な場合)、サイン インしなければなりません。
- 組織のポータルで利用可能なプロジェクト テンプレートを使用して、プロジェクトを作成する。
- ポータル上でプロジェクト パッケージとして共有されているプロジェクトを開く。
- ポータル上でマップ パッケージとして共有されているマップをプロジェクトに追加する。
- Web シーンをプロジェクトに追加する。
- Web レイヤーをマップに追加する。
- ArcGIS Pro の上部の隅にある [サイン イン] メニューをクリックします。
- [サイン イン] ダイアログ ボックスまたはプロンプトが表示されたら、アカウントに関連付けられている認証情報を指定します。
注意:
GitHub、Facebook、Google、または Apple ログイン認証情報で ArcGIS Online にサイン インすると、ブラウザーにリダイレクトされます。
- 必要に応じて、ポータルに自動的にサイン インすることもできます。
- ArcGIS Pro に認証情報を保存させて、自動的にポータルにサイン インする場合は、[自動的にサイン イン] をオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- ArcGIS Pro を起動するごとに認証情報を指定する場合は、[自動的にサイン イン] をオフにします。
- [サイン イン] をクリックします。
サイン インしている場合、[サイン イン] メニューにはアカウント名と組織が表示されます。 組織のポータルで利用可能なコンテンツを使用して、タスクを完了できます。
その他のポータルへのサイン イン
多くのポータルのコンテンツを同時に使用できます。 別のポータルのコンテンツにアクセスするには、はじめにポータルへの接続を追加する必要があります。 そのポータルを最初に使用するときは、ポータル接続を追加するときにサイン インします。 過去にそのポータルに接続したことがある場合は、必要に応じて、アクティブなポータルにしてサイン インして、そのコンテンツを使用します。
- ArcGIS Pro の上部の隅にある [サイン イン] メニューをクリックします。
- [アクティブなポータルの切り替え] をクリックします。
既存のポータル接続のリストが表示されます。 アクティブなポータルではその現在の接続ステータスが表示されますが、リスト表示されたそれ以外の各ポータルでは、その最新の既知の接続ステータスが表示されます。
- 使用するポータルをクリックします。
- [サイン イン] ダイアログ ボックスまたはプロンプトが表示されたら、アカウントに関連付けられている認証情報を指定します。
注意:
GitHub、Facebook、Google、または Apple ログイン認証情報で ArcGIS Online にサイン インすると、ブラウザーにリダイレクトされます。
- 必要に応じて、ポータルに自動的にサイン インすることもできます。
- ArcGIS Pro に認証情報を保存させて、自動的にポータルにサイン インする場合は、[自動的にサイン イン] をオンにします。このオプションはデフォルトでオンになっています。
- ArcGIS Pro を起動するごとに認証情報を指定する場合は、[自動的にサイン イン] をオフにします。
- [サイン イン] をクリックします。
[サイン イン] メニューが変化して、アクティブなポータルのアカウント名と組織が表示されます。 このポータルで利用可能なコンテンツを使用して、タスクを完了できます。 [カタログ] ウィンドウの [ポータル] タブから、そのコンテンツにアクセスできます。
注意:
また、サイン インして、リボンにある [プロジェクト] タブをクリックしてから [ポータル] ページをクリックして、アクティブなポータルを切り替えることもできます。 [オプション] ボタン をクリックするか、使用するポータルを右クリックして、[サイン イン] または [アクティブなポータルとして設定] をクリックします。
統合 Windows 認証を使用するポータルへのサイン イン
統合 Windows 認証 (IWA) を使用するポータルへの接続を追加すると、Windows へのサイン インに使用したものと同じアカウントで自動的にサイン インされます。 Microsoft Windows Active Directory を通じてログインが管理されるため、ポータルに手動でサイン インする必要はありません。
公開鍵基盤認証を使用するポータルへのサイン イン
公開鍵基盤 (PKI) 認証を使用するポータルにサイン インできます。
公開鍵基盤 (PKI) 認証を使用するスタンドアロン サーバーに接続することもできます。 証明書を記憶するよう選択した場合は、当該情報がキャッシュに保存されます。 [セキュリティ] オプションでクライアント証明書のキャッシュを削除できます。
次の手順を実行します。
- 証明書を求められた場合は証明書を選択します。
- 必要に応じて、[証明書を記憶する] をオンにすることで、ユーザーが選択した証明書を使用して ArcGIS Pro で自動的にサイン インすることもできます。
このオプションは、デフォルトではオフになっています。
- [OK] をクリックします。
- 4 桁の PIN を求められた場合は入力して、[OK] をクリックします。
現在、サイン インしています。
注意:
サイン インする前に ArcGIS Pro から証明書を要求するように構成する場合は、[プロジェクト] タブをクリックし、[ポータル] ページをクリックします。 [オプション] ボタン をクリックするか、ポータルを右クリックして [証明書のクリア] をクリックします。
Web ブラウザーを使用したポータルへのサイン イン
Web ブラウザーを使用して、組織サイトにサイン インすることができます。
- 次のいずれかを実行します。
- ArcGIS Pro の上部の隅にある [サイン イン] メニューをクリックします。
- リボン上の [プロジェクト] タブをクリックした後、[ポータル] ページをクリックします。 [オプション] ボタン をクリックするか、ポータルを右クリックして、[サイン イン] をクリックします。
- サイン イン ページの下部にある [ブラウザーを使用してサイン イン] をクリックします。
常に Web ブラウザーを使用してサイン インしたい場合は、ArcGIS Pro のダイアログ ボックスが表示されたら、[はい] をクリックします。
注意:
デフォルトのサイン イン オプションを変更することができます。 リボン上の [プロジェクト] タブをクリックした後、[ポータル] ページをクリックします。 [ブラウザーを使用してサイン イン] オプションによって、次回 [サイン イン] をクリックしたときに Web ブラウザーに自動的にリダイレクトされるかどうかが決まります。
ブラウザーにリダイレクトされます。
- アカウントに関連付けられている認証情報を指定して、[サイン イン] をクリックします。
- 正常にログインすると、ArcGIS Pro を開くためのプロンプトが表示されます。
- ArcGIS Enterprise 10.8.1 以前のポータルにサイン インした場合は、ブラウザーに認証コードが表示されることがあります。 コードをコピーして ArcGIS Pro に戻り、認証プロセスを完了します。
ArcGIS Pro のリダイレクト URI の指定
ポータル管理者は、ポータル上で ArcGIS Pro の登録情報を更新し、ユーザーがブラウザーを使用して正常にサイン インした後にユーザーをアプリケーションに戻すリダイレクト URI を含めることができます。 Portal Administrator Directory から、Update App Info を使用して、リダイレクト URI を指定します (通常は、https://webadaptorhost.domain.com/webadaptorname/portaladmin/security/oauth/UpdateAppInfo でアクセス可能)。 [App Info] フィールドに以下を入力し、[Update App] をクリックします。{
"appId":"arcgispro",
"redirectURIs":["urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob","arcgis-pro://auth/"]
}
ポータルが ArcGIS Pro の指定ユーザー ライセンスで構成されている場合、アプリ ID「arcgisprodesktop」に対してリダイレクト URI を登録します。