フィールド ツールセットの概要

フィールド ツールセットには、フィールドを作成および変更するツールが含まれています。 フィールドとはテーブルの列です。各フィールドの中には、1 つの属性の値があります。 テーブルには、任意の数のフィールドを含めることができます。 フィールドのタイプやフィールドに格納できるデータの最大サイズなどのフィールド設定を指定することができます。

ツール説明

フィールドの追加 (Add Field)

新しいフィールドを単独のテーブル、あるいはフィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、属性テーブルのあるラスターなどのテーブルに追加します。

フィールドの追加 (複数) (Add Fields (multiple))

新しいフィールドをテーブル、フィーチャクラス、またはラスターに追加します。

Global ID の追加 (Add Global IDs)

ジオデータベースのフィーチャクラス、テーブル、フィーチャ データセットのリストに Global ID を追加します。

GPS メタデータ フィールドの追加 (Add GPS Metadata Fields)

GNSS フィールドをジオデータベースのフィーチャクラスに追加します。

増加 ID フィールドの追加 (Add Incrementing ID Field)

データベースで管理される増加 ID フィールドを DamengIBM Db2Microsoft Azure SQL DatabaseMicrosoft SQL ServerOracle、または PostgreSQL データベース内にある既存のテーブルまたはフィーチャクラスに追加します。 データベースで管理される ID フィールドは、フィーチャ サービスを使って編集するすべてのフィーチャクラスまたはテーブルに必要です。

フィールドの変更 (Alter Field)

このツールでは、ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラスのフィールド名またはフィールド エイリアス名を変更できます。

フィールドの変更 (Alter Fields)

フィーチャクラスまたはテーブルの複数のフィールドのフィールド プロパティを変更します。

フィールドへのデフォルト値の割り当て (Assign Default To Field)

特定のフィールドのデフォルト値を作成します。 テーブルまたはフィーチャクラスに新しい行が追加されるたびに、指定したフィールドがこのデフォルト値に設定されます。

フィールドの一括更新 (Batch Update Fields)

定義テーブルで定義されたスキーマに基づいてテーブルまたはフィーチャクラス内のフィールドを作成したり、新しいテーブルやフィーチャクラスを作成したりします。

終了時間の計算 (Calculate End Time)

別のフィールドに格納されている値に基づいて、フィーチャの終了時間を計算します。

フィールド演算 (Calculate Field)

フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスターのフィールドの値を計算します。

フィールド演算 (複数) (Calculate Fields (multiple))

フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスターの 2 つ以上のフィールドの値を計算します。

時間フィールドの変換 (Convert Temporal Field)

フィールドに格納されている時間値を別のフィールドに移行します。 このツールを使用すると、フィールド タイプ (テキスト フィールド、数値フィールド、日時フィールド) 間を変換したり、値を別の形式に変換 (たとえば、dd/MM/yy HH:mm:ss を yyyy-MM-dd に変換) したりできます。

タイム ゾーンの変換 (Convert Time Zone)

日付フィールドに記録されている時間値をタイム ゾーン間で変換します。

フィールドの削除 (Delete Field)

テーブル、フィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、またはラスター データセットから 1 つ以上のフィールドを削除します。

COGO の無効化 (Disable COGO)

ライン フィーチャクラスに対する COGO を無効化し、COGO フィールドおよび COGO 対応のラベリングとシンボル表示を削除します。 COGO フィールドは削除できます。

編集情報の記録を無効化 (Disable Editor Tracking)

フィーチャクラス、テーブル、フィーチャ データセット、またはモザイク データセットに対して、編集情報の記録を無効化します。

COGO の有効化 (Enable COGO)

ライン フィーチャクラスの COGO をオンにし、ライン フィーチャクラスに COGO フィールドと COGO 対応ラベリングを追加します。 COGO フィールドは、互いに関連するライン フィーチャを作成するために使用されるディメンションを格納します。

編集情報の記録を有効化 (Enable Editor Tracking)

ジオデータベース内のフィーチャクラス、テーブル、フィーチャ データセット、またはリレーションシップ クラスに対して編集情報の記録を有効化します。

フィールドのエンコード (Encode Field)

カテゴリ値 (文字列、整数、または日付) を複数の数値フィールド (それぞれが 1 つのカテゴリを表す) に変換します。 エンコードされた数値フィールドは、ほとんどのデータ サイエンス ワークフローと統計ワークフロー (回帰モデルを含む) で使用できます。

フィールド統計 → テーブル (Field Statistics To Table)

テーブルまたはフィーチャクラスにある 1 つ以上の入力フィールドの説明的な統計のテーブルを作成します。

日付フィールドを高精度に移行 (Migrate Date Field To High Precision)

テーブルの日付フィールドを高精度に移行します。

フィールドの再分類 (Reclassify Field)

手動で定義した境界に基づき、または再分類方法を使用して、数字フィールドまたはテキスト フィールドの値をクラスに再分類します。

フィールドの標準化 (Standardize Field)

フィールド内の値を指定のスケールに準拠した値に変換することで標準化します。 標準化方法には、Z スコア、最小値-最大値、絶対最大値、およびロバスト標準化があります。

フィールドの変換 (Transform Field)

それぞれの値に数学関数を適用し、分布の形状を変更して、1 つ以上のフィールド内の連続値を変換します。 このツールでの変換方法には、対数、平方根、Box-Cox、逆数、二乗、指数、および逆 Box-Cox があります。

フィールドの転置 (Transpose Fields)

フィールドまたは列に格納されたデータを、新しいテーブルまたはフィーチャクラスの行に転置します。

フィールド ツールセットのツール

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