フィールドの変更 (Alter Field) (データ管理)

ArcGIS Pro 3.4 | | ヘルプのアーカイブ

サマリー

フィールド名およびフィールド エイリアス名を変更するか、フィールド プロパティを変更します。

使用法

    注意:

    このツールを実行すると、入力データが変更されます。 詳細と不要なデータの変更を回避するための方法については、「入力データを変更または更新するツール」をご参照ください。

  • このツールでは、ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラスのフィールド名またはフィールド エイリアス名を変更できます。

  • このツールを使用して、ジオデータベースに登録されているテーブルまたはビュー内のフィールドのフィールド エイリアスを変更できます。

  • 入力フィールドが必須フィールドである場合、変更できるのはフィールド エイリアスのみです。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力テーブル

変更するフィールドが含まれている入力ジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラス。

Table View; Raster Layer; Mosaic Layer
フィールド名

変更するフィールドの名前。 このフィールドが必須フィールドである場合、変更できるのはフィールド エイリアスのみです。

Field
新しいフィールド名
(オプション)

フィールドの新しい名前。

String
新しいフィールド エイリアス
(オプション)

フィールドの新しいフィールド エイリアス。

String
新しいフィールド タイプ
(オプション)

フィールドの新しいフィールド タイプを指定します。 このパラメーターは、入力テーブルが空 (レコードが含まれていない) の場合にのみ適用されます。

  • Short (16 ビット整数)フィールド タイプが Short になります。 Short フィールドには、-32,768 ~ 32,767 の整数を指定できます。
  • Long (32 ビット整数)フィールド タイプが Long になります。 Long フィールドには、-2,147,483,648 ~ 2,147,483,647 の整数を指定できます。
  • Big Integer (64 ビット整数)フィールド タイプが Big Integer になります。 Big Integer フィールドには、-(253) ~ 253 の整数を指定できます。
  • Float (32 ビット浮動小数点)フィールド タイプが Float になります。 Float フィールドには、-3.4E38 ~ 1.2E38 の有理数を指定できます。
  • Double (64 ビット浮動小数点)フィールド タイプが Double になります。 Double フィールドには、-2.2E308 ~ 1.8E308 の有理数を指定できます。
  • Textフィールド タイプが Text になります。 Text フィールドには、文字列を指定できます。
  • Dateフィールド タイプが Date になります。 Date フィールドには、日付値と時間値を指定できます。
  • Date Onlyフィールド タイプが日付のみになります。 Date Only フィールドには、日付値を指定できます。時間値は指定できません。
  • Time Onlyフィールド タイプが時間のみになります。 Time only フィールドには、時間値を指定できます。日付値は指定できません。
  • Timestamp Offsetフィールド タイプが Timestamp Offset になります。 Timestamp Offset フィールドは、日付、時刻、および UTC 値からのオフセットを指定できます。
  • BLOB (バイナリ データ)フィールド タイプが BLOB になります。 BLOB フィールドには、長いバイナリ数値列として格納されるデータを指定できます。 BLOB フィールドにアイテムを読み込む、または BLOB フィールドの内容を参照するには、カスタム ローダー、カスタム ビューアー、またはサードパーティ アプリケーションが必要です。
  • GUID (Globally Unique Identifier)フィールド タイプが GUID になります。 GUID フィールドには、中括弧 ({}) で囲まれた 36 文字のレジストリ形式の文字列が格納されます。
  • Rasterフィールド タイプがラスターになります。 ラスター フィールドでは、ラスター データをジオデータベースの内部またはジオデータベースと一緒に格納できます。 ArcGIS ソフトウェアでサポートされているラスター データセット形式はすべて格納できますが、小さい画像のみを使用することをお勧めします。
String
新しいフィールドの長さ
(オプション)

フィールドの新しい長さ。 この値は、フィールドの各レコードに許容される文字の最大数を設定します。 このパラメーターは、タイプが [テキスト] または [Blob (バイナリ データ)] のフィールドに適用されます。 テーブルが空の場合、フィールド長を増減できます。 テーブルが空でない場合、長さは現在の値から増やすことのみが可能です。

Long
新しいフィールドに NULL 値を許可
(オプション)

このフィールドに NULL 値を含めることができるかどうかを指定します。 NULL 値は、ジオデータベースのフィールドでのみサポートされています。 このパラメーターは、テーブルが空 (レコードが含まれていない) の場合にのみ適用されます。

  • オン - フィールドは NULL 値を含むことができます。 これがデフォルトです。
  • オフ - フィールドは NULL 値を含むことができません。
Boolean
エイリアスの消去
(オプション)

入力フィールドのエイリアスを消去するかどうかを指定します。 フィールドのエイリアスを消去するには、[新しいフィールド エイリアス] パラメーターの値が空である必要があります。

  • オン - フィールド エイリアスは消去されます (NULL に設定)。 フィールド エイリアス パラメーターが空である必要があります。
  • オフ - フィールド エイリアスは消去されません。 これがデフォルトです。
Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新された入力テーブル

更新された入力テーブル。

Table View; Raster Layer; Mosaic Layer

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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