ラインに沿ってポイントを生成 (Generate Points Along Lines) (データ管理)

サマリー

ラインまたはポリゴンに沿ってポイント フィーチャを作成します。

使用法

  • ポイントは、すべてのフィーチャに固定間隔で配置することも、フィーチャの長さのパーセンテージ基準でフィーチャに沿って配置することもできます。 ポイントは入力からのフィールドを使用して配置できます。このフィールドは、各フィーチャの固定間隔または各フィーチャの特定の距離を表しています。

    [ポイントの配置] パラメーターを使用して、出力ポイントの配置に使用する方法を指定します。

  • 入力フィーチャの属性は、出力フィーチャクラス内に保持されます。その出力フィーチャクラスに追加された新しいフィールド ORIG_FID は、入力フィーチャ ID に設定されます。

  • [累積距離およびシーケンス フィールドの追加] パラメーターがオンの場合は、以下のフィールドが追加されます。

    • ORIG_LEN- ラインの始点からラインに沿ったポイントまでの累積距離。 距離の値は [入力フィーチャ] 値の空間参照の単位で追加されます。
    • ORIG_SEQ- 各入力ラインから作成されるポイント順の各ポイントのシーケンス番号。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力フィーチャ

ポイントの配置に使用されるライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャ。

Feature Layer
出力フィーチャクラス

入力フィーチャから作成されるポイント フィーチャクラス。

Feature Class
ポイントの配置

ポイントの配置に使用する方法を指定します。

  • パーセンテージによる指定[パーセンテージ] パラメーター値を使用して、パーセントを基準にフィーチャに沿ってポイントを配置します。
  • 距離による指定[距離] パラメーター値を使用して、一定の間隔でラインに沿ってポイントを配置します。 これがデフォルトです。
  • 距離フィールドによる指定[距離フィールド] パラメーター値からのフィールド値を使用して、フィーチャに沿ってポイントが配置されます。
String
距離
(オプション)

フィーチャの始点からの間隔。指定した間隔に基づいてポイントが配置されます。

このパラメーターは、[ポイントの配置] パラメーターが [距離による指定] に設定されている場合に有効です。

Linear Unit
パーセンテージ
(オプション)

フィーチャの始点からのパーセンテージ。指定したパーセンテージに基づいてポイントが配置されます。 たとえば、パーセンテージを 40 にすると、フィーチャの距離全体の 40 パーセントと 80 パーセントの位置にポイントが配置されます。

このパラメーターは、[ポイントの配置] パラメーターが [パーセンテージによる指定] に設定されている場合に有効です。

Double
端点を含める
(オプション)

フィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めるかどうかを指定します。

  • オン - フィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めます。
  • オフ - フィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めません。 これがデフォルトです。
Boolean
累積距離およびシーケンス フィールドの追加
(オプション)

累積距離およびシーケンス フィールドを出力に追加するかどうかを指定します。

  • オン - 累積距離 (ORIG_LEN) およびシーケンス (ORIG_SEQ) フィールドが出力に追加されます。 距離の値は [入力フィーチャ] 値の空間参照の単位で追加されます。
  • オフ - 累積距離およびシーケンス フィールドが出力に追加されません。 これがデフォルトです。
Boolean
距離フィールド
(オプション)

出力ポイントの配置に使用される入力フィーチャのフィールド。

このフィールドが数値タイプの場合、このフィールド値を使用してその間隔でポイントが配置されます。

このフィールドが文字列タイプの場合、セミコロン区切りの距離の文字列としてフィールド値を整理する必要があります。 それらの距離でポイントが配置されます。

ゼロまたは負の値のフィールド値は無視されます。 フィーチャの長さを超えるフィールド値はそのフィーチャでは無視されます。

距離は、入力の空間参照の距離単位になります。

このパラメーターは、[ポイントの配置] パラメーターが [距離フィールドによる指定] に設定されている場合に有効です。

Field
距離計算の方法
(オプション)

ポイントの作成に使用する測定方法を指定します。

このパラメーターは、[ポイントの配置] パラメーターが [距離による指定] に設定されている場合に有効です。

  • 平面ポイントは平面法を使用して作成されます。 平面計測では、2 次元直交 (デカルト) 演算を使用します。 これがデフォルトです。
  • 測地線ポイントは測地線による方法で作成されます。 測地線計測では、地球の表面上の 2 点間の距離を計算します。 入力に地理座標系が含まれる場合は、これがデフォルトです。
String

arcpy.management.GeneratePointsAlongLines(Input_Features, Output_Feature_Class, Point_Placement, {Distance}, {Percentage}, {Include_End_Points}, {Add_Chainage_Fields}, {Distance_Field}, {Distance_Method})
名前説明データ タイプ
Input_Features

ポイントの配置に使用されるライン フィーチャまたはポリゴン フィーチャ。

Feature Layer
Output_Feature_Class

入力フィーチャから作成されるポイント フィーチャクラス。

Feature Class
Point_Placement

ポイントの配置に使用する方法を指定します。

  • PERCENTAGEPercentage パラメーター値を使用して、パーセントを基準にフィーチャに沿ってポイントを配置します。
  • DISTANCEDistance パラメーター値を使用して、一定の間隔でラインに沿ってポイントを配置します。 これがデフォルトです。
  • DISTANCE_FIELDDistance_Field パラメーター値からのフィールド値を使用してポイントが配置されます。
String
Distance
(オプション)

フィーチャの始点からの間隔。指定した間隔に基づいてポイントが配置されます。

このパラメーターは、Point_Placement パラメーターが DISTANCE に設定されている場合に有効です。

Linear Unit
Percentage
(オプション)

フィーチャの始点からのパーセンテージ。指定したパーセンテージに基づいてポイントが配置されます。 たとえば、パーセンテージを 40 にすると、フィーチャの距離全体の 40 パーセントと 80 パーセントの位置にポイントが配置されます。

このパラメーターは、Point_Placement パラメーターが PERCENTAGE に設定されている場合に有効です。

Double
Include_End_Points
(オプション)

フィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めるかどうかを指定します。

  • END_POINTSフィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めます。
  • NO_END_POINTSフィーチャの始点と終点に追加ポイントを含めません。 これがデフォルトです。
Boolean
Add_Chainage_Fields
(オプション)

累積距離およびシーケンス フィールドを出力に追加するかどうかを指定します。

  • ADD_CHAINAGE累積距離 (ORIG_LEN) およびシーケンス (ORIG_SEQ) フィールドが出力に追加されます。 距離の値は Input_Features 値の空間参照の単位で追加されます。
  • NO_CHAINAGE累積距離およびシーケンス フィールドが出力に追加されません。 これがデフォルトです。
Boolean
Distance_Field
(オプション)

出力ポイントの配置に使用される入力フィーチャのフィールド。

このフィールドが数値タイプの場合、このフィールド値を使用してその間隔でポイントが配置されます。

このフィールドが文字列タイプの場合、セミコロン区切りの距離の文字列としてフィールド値を整理する必要があります。 それらの距離でポイントが配置されます。

ゼロまたは負の値のフィールド値は無視されます。 フィーチャの長さを超えるフィールド値はそのフィーチャでは無視されます。

距離は、入力の空間参照の距離単位になります。

このパラメーターは、Point_Placement パラメーターが DISTANCE_FIELD に設定されている場合に有効です。

Field
Distance_Method
(オプション)

ポイントの作成に使用する測定方法を指定します。

このパラメーターは、Point_Placement パラメーターが DISTANCE に設定されている場合に有効です。

  • PLANARポイントは平面法を使用して作成されます。 平面計測では、2 次元直交 (デカルト) 演算を使用します。 これがデフォルトです。
  • GEODESICポイントは測地線による方法で作成されます。 測地線計測では、地球の表面上の 2 点間の距離を計算します。 入力に地理座標系が含まれる場合は、これがデフォルトです。
String

コードのサンプル

GeneratePointsAlongLines の例 1 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、イミディエイト モードで GeneratePointsAlongLines 関数を使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = 'C:/data/base.gdb'
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines('rivers', 'distance_intervals', 'DISTANCE', Distance='500 meters')
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines('rivers', 'percentage_intervals', 'PERCENTAGE', Percentage=10)
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines('rivers', 'distance_by_field', 'DISTANCE_FIELD', Distance_Field='distance')
GeneratePointsAlongLines の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスタンドアロン スクリプトで、GeneratePointsAlongLines 関数を使用する方法を示します。

# Description: Convert point features to line features

import arcpy

# Set environment settings
arcpy.env.workspace = 'C:/data/base.gdb'

# Set local variables
in_features = 'rivers'
out_fc_1 = 'distance_intervals'
out_fc_2 = 'percentage_intervals'

# Run GeneratePointsAlongLines by distance
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines(in_features, out_fc_1, 'DISTANCE',
                                          Distance='500 meters')

# Run GeneratePointsAlongLines by percentage
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines(in_features, out_fc_2, 'PERCENTAGE',
                                          Percentage=10,
                                          Include_End_Points='END_POINTS')

# Run GeneratePointsAlongLines by distance field
arcpy.management.GeneratePointsAlongLines(in_features, out_fc_2, 'DISTANCE_FIELD',
                                          Distance_Field='distance')

ライセンス情報

  • Basic: Yes
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

関連トピック