サブネットワーク定義の設定 (Set Subnetwork Definition) (ユーティリティ ネットワーク)

ArcGIS Pro 3.4 | | ヘルプのアーカイブ

サマリー

ユーティリティ ネットワーク内のサブネットワークのドメイン ネットワーク層のプロパティを設定します。

層に追加するフィーチャ タイプを制限するには、デバイス、ライン、ジャンクション、エッジ オブジェクト、ジャンクション オブジェクト クラスから有効なアセット タイプを定義します。 有効なアセット タイプの定義では、特定の層のサブネットワークに追加できるフィーチャ タイプを制限して、データの正確性を高めることができます。

構成パラメーターは、サブネットワークに対してトレースを実行する場合のプロパティの設定に使用されます。

サブネットワーク定義の設定の詳細

サブネットワーク管理の詳細

ユーティリティ ネットワークのトレースの詳細

使用法

  • このツールでは、層のサブネットワーク定義の設定と変更も実行できます。 層のサブネットワーク定義の値を変更するには、パラメーター値を変更して、このツールをもう一度実行します。

  • ネットワーク トポロジを「無効化」する必要があります。

  • エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、次の要件が満たされている必要があります。

    • 接続された ArcGIS Enterprise ポータル アカウントは、ポータル ユーティリティ ネットワークの所有者である必要があります。
    • [入力ユーティリティ ネットワーク] パラメーター値は、「データベース ユーティリティ ネットワークの所有者」として、確立されたデータベース コネクションから取得する必要があります。
    • このツールを実行するには、デフォルト バージョンに接続する必要があります。
      • デフォルト バージョンに接続されているその他のセッションでは、有効化操作の実行中に検証操作も有効化操作も実行できません。
  • [サブネットワーク トレース構成] パラメーター カテゴリの一部としてサマリーを定義するときは、[関数] および [属性] の値によって、サマリー属性で使用可能なフィールドのリストがフィルターされます。 指定した関数およびネットワーク属性フィールド タイプに基づいて、Summary Attribute フィールドを定義するには、以下に示す有効なフィールド タイプのマトリックスを利用できます。 たとえば、Long タイプのネットワーク属性からの平均を報告するサマリーを作成するには、SubnetLine フィーチャクラスに Double タイプのフィールドを作成し、Summary Attribute フィールドとして指定します。

    ネットワーク属性タイプのマトリックス
    これは、指定した関数に基づく、サマリー属性フィールドの有効なフィールド タイプのマトリックスです。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ユーティリティ ネットワーク

層のサブネットワークが属している入力ユーティリティ ネットワーク。

Utility Network; Utility Network Layer
ドメイン ネットワーク

層が属しているドメイン ネットワーク。

String
層の名前

サブネットワークが属している層の名前。

String
分断されているサブネットワークのサポート

分断されているサブネットワークが入力層でサポートされているかどうかを示します。 分断されているサブネットワークは、同じ層に属しており、同じサブネットワーク名が割り当てられているが、通過することができない 2 つ以上のサブネットワークです。 このパラメーターは、パーティション型の層定義を持つドメイン ネットワークの層に対してのみ利用できます。 階層型の層定義を持つドメイン ネットワークの層では、分断されているサブネットワークをサポートするために、このパラメーターがデフォルトでオンに設定されます。

  • オン - 分断されているサブネットワークが入力層でサポートされています。
  • オフ - 分断されているサブネットワークが入力層でサポートされていません。 注意書きがない限り、これがデフォルトです。

Boolean
有効なデバイス
(オプション)

サブネットワークに有効なデバイスとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

String
有効なデバイス サブネットワーク コントローラー
(オプション)

サブネットワークで有効なデバイス ネットワーク コントローラーとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

String
有効なライン
(オプション)

サブネットワークに有効なラインとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

String
サブネットライン フィーチャクラスの集約ライン
(オプション)

SubnetLine フィーチャを生成するために集約されるジオメトリを含む有効なライン。 このリストは、[有効なライン] パラメーターで指定された値のサブセットです。

String
サブネットワーク ダイアグラムのテンプレート
(オプション)

サブネットワークごとにサブネットワーク システム ダイアグラムの生成に使用されるテンプレート。

String
サマリー
(オプション)

SubnetLine フィーチャを挿入または更新した場合に関数の結果を保存する Summary Attribute フィールドを設定します。 サマリーは、サブネットワークのすべてのフィーチャで計算できます。 計算をフィルターして、特定の属性値またはカテゴリを持つネットワーク フィーチャのみに適用することができます。

ネットワーク属性タイプのマトリックス
これは、指定した関数に基づく、サマリー属性フィールドの有効なフィールド タイプのマトリックスです。

サマリーの構成は次のとおりです。

  • [関数] - 複数の計算関数から選択します。
  • [属性] - システムに定義されたネットワーク属性によってフィルターします。
  • [フィルター名] - ネットワーク属性名によって関数の結果をフィルターします。
  • [フィルター演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [フィルター タイプ] - 複数のフィルター タイプから選択します。
  • [フィルター値] - 入力フィルター属性の値を指定します。
  • [サマリー属性] - 関数の結果を維持する SubnetLine フィーチャクラス内のフィールド。 指定した関数およびネットワーク属性タイプに応じて、ユーザーが追加したサブネットワーク属性のうちの適用可能なタイプのみが、この構成で有効になります。 サマリー結果を格納するフィールドが SubnetLine フィーチャクラスに存在しない場合、[フィールドの追加 (Add Field)] ツールを使用してそのフィールドを作成することができます。 1 つのフィールドは 1 つのサマリーの結果のみをサポートします。そのため、各サマリーは専用の SubnetLine フィーチャクラス内のフィールドを必要とします。

サマリーの [関数] の値オプションは次のとおりです。

  • 最小 - 入力の最小値。
  • 最大 - 入力の最大値。
  • 加算 - 入力の合計値。
  • 平均 - 入力の平均値。
  • 個数 - フィーチャの数。
  • 減算 - 入力値の差。

    サブネットワーク コントローラーおよびループ トレース タイプは、減算関数をサポートしていません。

たとえば、始点フィーチャの値が 20 とします。 次のフィーチャは、30 の値を持っています。 最小関数を使用すると、結果が 20、最大が 30、追加が 50、平均が 25、個数が 2、減算が -10 になります。

サマリーの [フィルター演算子] の値オプションは次のとおりです。

  • 等しい - 属性と値が等しい。
  • 等しくない - 属性と値が等しくありません。
  • より大きい - 属性が値より大きい。
  • 以上 - 属性が値以上です。
  • より小さい - 属性が値より小さい。
  • 以下 - 属性が値以下です。
  • 値を含む - 値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない - 値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む - 値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない - 値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。

サマリーの [フィルター タイプ] の値オプションは次のとおりです。

  • [特定の値] - 特定の値によってフィルターします。
  • [ネットワーク属性] - ネットワーク属性によってフィルターします。

  • 平均入力値の平均が計算されます。
  • 個数フィーチャの数が特定されます。
  • 最大入力値の最大が特定されます。
  • 最小入力値の最小が特定されます。
  • 加算入力値の合計が計算されます。
  • 減算入力値の差が計算されます。 サブネットワーク コントローラーおよびループ トレース タイプは、減算関数をサポートしていません。
  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくありません。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上です。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下です。
  • 値を含む (ビット単位の論理積が値と等しい)値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない (ビット単位の論理積が値と等しくない)値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む (ビット単位の論理積が True と等しい)値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない (ビット単位の論理積が False と等しい)値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。
  • 特定の値特定の値によってフィルターします。
  • ネットワーク属性ネットワーク属性によってフィルターします。
Value Table
条件バリア
(オプション)

ネットワーク属性との比較またはカテゴリ文字列のチェックに基づいて、フィーチャに対して通過可能性バリア条件を設定します。 条件バリアでは、ネットワーク属性またはネットワーク カテゴリ、演算子とタイプ、および属性値が使用されます。 たとえば、フィーチャが Open の特定の値と等しい Device Status 属性を持っている場合に、トレースを停止します。 フィーチャがこの条件を満たしている場合、トレースが停止します。 複数の属性を使用している場合、[結合方法] パラメーターを使用して And 条件および Or 条件を定義することができます。

条件バリアの構成は、次のとおりです。

  • [名前] - システム内で定義された任意のネットワーク属性によってフィルターするか、Category を選択してネットワーク カテゴリを使用します。
  • [演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [タイプ] - バリアとして機能する [名前] パラメーターの値のタイプとして Specific value または Network attribute を選択します。 [名前] パラメーターが Category である場合、[タイプ] パラメーターを Specific value に設定する必要があります。
  • [値] - 演算子の値に基づいて、処理を停止させる入力属性またはカテゴリの特定の値を指定します。
  • [結合方法] - 複数の条件を追加する場合に、この値を設定します。And 条件または Or 条件を使用して、条件を結合することができます。

条件バリアの [演算子] の値オプションは次のとおりです。

  • 等しい - 属性と値が等しい。
  • 等しくない - 属性と値が等しくありません。
  • より大きい - 属性が値より大きい。
  • 以上 - 属性が値以上です。
  • より小さい - 属性が値より小さい。
  • 以下 - 属性が値以下です。
  • 値を含む - 値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない - 値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む - 値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない - 値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。

条件バリアの [タイプ] の値オプションは、次のとおりです。

  • [特定の値] - 特定の値またはネットワーク カテゴリによってフィルターします。
  • [ネットワーク属性] - ネットワーク属性によってフィルターします。

  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくありません。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上です。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下です。
  • 値を含む (ビット単位の論理積が値と等しい)値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない (ビット単位の論理積が値と等しくない)値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む (ビット単位の論理積が True と等しい)値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない (ビット単位の論理積が False と等しい)値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。
  • 特定の値特定の値またはネットワーク カテゴリによってフィルターします。
  • ネットワーク属性ネットワーク属性によってフィルターします。
  • And条件バリアを結合します。
  • Orいずれかの条件バリアが、満たされている場合に使用します。
Value Table
関数バリア
(オプション)

関数に基づいて、フィーチャに対する通過可能性バリアを設定します。 関数バリアを使用して、始点からトレースが移動できる距離の制限としてそのような設定を行うか、トレースを停止するための最大値を設定することができます。 たとえば、通過した各ラインの長さが、それまでに移動した合計距離に追加されます。 移動した全長が指定された値に達した場合、トレースが停止します。

関数バリアの構成は、次のとおりです。

  • [関数] - 複数の計算関数から選択します。
  • [属性] - システムに定義されたネットワーク属性によってフィルターします。
  • [演算子] - 複数の演算子から選択します。
  • [値] - 検出された時点で、処理を停止させる入力属性タイプの特定の値を指定します。
  • [ローカル値の使用] - グローバル値ではなく各方向の値を算出します (たとえば、Shape length の合計値を算出する関数バリアで、値が 4 以上になると、トレースが停止する場合)。 グローバルなケースでは、2 の値を持つ 2 つのエッジを通過した後に、Shape length の 4 の合計値にすでに達したため、トレースが停止します。 ローカル値を使用している場合は、各パスに沿ってローカル値が変化するため、トレースが続行します。
    • オン - ローカル値が使用されます。
    • オフ - グローバル値が使用されます。 これがデフォルトです。

関数バリアの [関数] の値オプションは次のとおりです。

  • 最小 - 入力の最小値。
  • 最大 - 入力の最大値。
  • 加算 - 入力の合計値。
  • 平均 - 入力の平均値。
  • 個数 - フィーチャの数。
  • 減算 - 入力値の差。

    サブネットワーク コントローラーおよびループ トレース タイプは、減算関数をサポートしていません。

たとえば、始点フィーチャの値が 20 とします。 次のフィーチャは、30 の値を持っています。 最小関数を使用すると、結果が 20、最大が 30、追加が 50、平均が 25、個数が 2、減算が -10 になります。

関数バリアの [演算子] の値のオプションは次のとおりです。

  • 等しい - 属性と値が等しい。
  • 等しくない - 属性と値が等しくありません。
  • より大きい - 属性が値より大きい。
  • 以上 - 属性が値以上です。
  • より小さい - 属性が値より小さい。
  • 以下 - 属性が値以下です。
  • 値を含む - 値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない - 値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む - 値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない - 値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。

  • 平均入力値の平均が計算されます。
  • 個数フィーチャの数が特定されます。
  • 最大入力値の最大が特定されます。
  • 最小入力値の最小が特定されます。
  • 加算入力値の合計が計算されます。
  • 減算入力値の差が計算されます。サブネットワーク コントローラーおよびループ トレース タイプは、減算関数をサポートしていません。
  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくありません。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上です。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下です。
  • 値を含む (ビット単位の論理積が値と等しい)値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない (ビット単位の論理積が値と等しくない)値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む (ビット単位の論理積が True と等しい)値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない (ビット単位の論理積が False と等しい)値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。
Value Table
バリア フィーチャを含める
(オプション)

通過可能性バリア フィーチャがトレース結果に含まれるかどうかを指定します。 通過可能性バリアは、サブネットワーク定義で事前に設定されている場合でも任意指定です。 このパラメーターは、ターミナルを含むデバイス フィーチャには適用されません。

  • オン - 通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めます。 これがデフォルトです。
  • オフ - 通過可能性バリア フィーチャをトレース結果に含めません。

Boolean
通過可能性の適用
(オプション)

実施する通過可能性のタイプを指定します。 通過可能性の適用範囲では、通過可能性がジャンクション、エッジ、またはその両方のいずれに適用されるかを定義します。 たとえば、Device Status が Open であり、通過可能性の範囲がエッジのみに設定されている場合に、トレースを停止するように条件バリアを定義すると、トレースでオープン デバイスが検出された場合でも、Device Status は、ジャンクションにしか適用されないため、トレースは停止しません。 つまり、このパラメーターは、トレースで、ジャンクション、エッジ、またはその両方を無視するかどうかを示します。

  • ジャンクションとエッジの両方 - 通過可能性をジャンクションとエッジの両方に適用します。
  • ジャンクションのみ - 通過可能性をジャンクションのみに適用します。
  • エッジのみ - 通過可能性をエッジのみに適用します。

  • ジャンクションとエッジの両方通過可能性は、ジャンクションとエッジの両方に適用されます。 これがデフォルトです。
  • ジャンクションのみ通過可能性は、ジャンクションのみに適用されます。
  • エッジのみ通過可能性は、エッジのみに適用されます。
String
プロパゲーター
(オプション)
  • Propagate BITWISE_ANDあるフィーチャの値と次のフィーチャの値が比較されます。
  • Propagate MIN最小値を取得します。
  • Propagate MAX最大値を取得します。
  • 等しい属性と値が等しい。
  • 等しくない属性と値が等しくありません。
  • より大きい属性が値より大きい。
  • 以上属性が値以上です。
  • より小さい属性が値より小さい。
  • 以下属性が値以下です。
  • 値を含む (ビット単位の論理積が値と等しい)値のすべてのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == value)。
  • 値を含まない (ビット単位の論理積が値と等しくない)値の一部のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND != value)。
  • いずれかを含む (ビット単位の論理積が True と等しい)値の少なくとも 1 つのビットが、属性内に存在するビット単位の論理積演算 (bitwise AND == True)。
  • いずれも含まない (ビット単位の論理積が False と等しい)値のビットが、属性内に存在しないビット単位の論理積演算 (bitwise AND == False)。
Value Table
構造物ネットワーク格納器の更新
(オプション)

構造物ネットワーク格納器に対してサポートされているサブネットワーク名属性が、サブネットワーク更新プロセスによって更新されるかどうかを指定します。

  • オン - 構造物ネットワーク格納器が更新されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - 構造物ネットワーク格納器が更新されません。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

Boolean
ドメイン ネットワーク格納器の更新
(オプション)

ドメイン ネットワーク格納器に対してサポートされているサブネットワーク名が、サブネットワーク更新プロセスによって更新されるかどうかを指定します。

  • オン - ドメイン ネットワーク格納器が更新されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - ドメイン ネットワーク格納器が更新されません。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

Boolean
デフォルト バージョンの編集モード
(オプション)

デフォルト バージョンと、ファイルおよびモバイル ジオデータベースを使用してサブネットワークを更新する場合の編集モードを指定します。

  • イベントを使用しないデフォルト バージョンか、ファイルまたはモバイル ジオデータベース内のサブネットワーク更新にイベントを使用しません。 この編集モードでは、サブネットワーク名と伝達された所定の値が更新されます。 これがデフォルトです。
  • イベントを使用するデフォルト バージョンでファイルまたはモバイル ジオデータベース内のサブネットワーク更新にイベントを使用します。 この編集モードでは、サブネットワークの更新時にジオデータベースの動作 (属性ルール、編集情報の記録など) が適用され、該当するすべてのフィーチャとオブジェクトのサブネットワーク名と伝達された値が更新されます。
注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

String
指定バージョンの編集モード
(オプション)

指定バージョンでサブネットワークを更新する場合の編集モードを指定します。

  • イベントを使用しない指定バージョンでのサブネットワーク更新にイベントを使用しません。 この編集モードでは、そのバージョンで編集されたフィーチャとオブジェクトのサブネットワーク名と伝達された所定の値が更新されます。 これがデフォルトです。
  • イベントを使用する指定バージョンでのサブネットワーク更新にイベントを使用します。 この編集モードでは、サブネットワークの更新時にジオデータベースの動作 (属性ルール、編集情報の記録など) が適用され、該当するすべてのフィーチャとオブジェクトのサブネットワーク名と伝達された値が更新されます。
注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。エンタープライズ ジオデータベースのみに、このパラメーターを適用できます。

String
有効なジャンクション
(オプション)

サブネットワークに有効なジャンクションとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

String
有効なジャンクション オブジェクト
(オプション)

サブネットワークに有効なジャンクション オブジェクトとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

String
有効なジャンクション オブジェクト サブネットワーク コントローラー
(オプション)

サブネットワークに有効なジャンクション オブジェクト サブネットワーク コントローラーとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

String
有効なエッジ オブジェクト
(オプション)

サブネットワークに有効なエッジ オブジェクトとして識別されるアセット グループとアセット タイプの組み合わせ。

注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」4 以降が必要です。

String
IsDirty の管理
(オプション)

サブネットワーク テーブル内の Is dirty 属性がサブネットワーク更新操作によって管理されるかどうかを指定します。

  • オン - Is dirty 属性がサブネットワーク更新操作によって管理されます。 これがデフォルトです。
  • オフ - Is dirty 属性がサブネットワーク更新操作によって管理されません。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」5 以降が必要です。

Boolean
格納器を含める
(オプション)

格納器フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めるかどうかを指定します。

  • オン - 格納器フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めます。
  • オフ - 格納器フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めません。 これがデフォルトです。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」5 以降が必要です。

Boolean
格納物を含める
(オプション)

格納器の格納物をトレース結果に含めるかどうかを指定します。

  • オン - 格納器フィーチャおよびオブジェクトの格納物をトレース結果に含めます。
  • オフ - 格納器フィーチャおよびオブジェクトの格納物をトレース結果に含めません。 これがデフォルトです。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」5 以降が必要です。

Boolean
構造物を含める
(オプション)

構造物フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めるかどうかを指定します。

  • オン - 構造物フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めます。
  • オフ - 構造物フィーチャおよびオブジェクトをトレース結果に含めません。 これがデフォルトです。

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」5 以降が必要です。

Boolean
配置可能性の検証
(オプション)

トレースまたはサブネットワーク更新操作中に、通過したオブジェクトの関連付け階層に、必要な格納の関連付け、付属物の関連付け、または接続性の関連付けがない非空間ジャンクション オブジェクトまたはエッジ オブジェクトが検出された場合、エラーが返されるかどうかを指定します。 このパラメーターにより、トレースまたはサブネットワーク更新操作によって返される非空間オブジェクトを、フィーチャまたは他の配置可能オブジェクトとの関連付けを通じて、配置できるようになります。

  • オン - 通過したオブジェクトの関連付け階層に、必要な格納の関連付け、付属物の関連付け、または接続性の関連付けがない非空間ジャンクション オブジェクトまたはエッジ オブジェクトが検出された場合、エラーが返されます。
  • オフ - トレースは、未配置のオブジェクトを確認せず、通過したオブジェクトの関連付け階層に未配置のオブジェクトが存在するかどうかに関係なく、結果を返します。 これがデフォルトです。

注意:

このパラメーターには、「ユーティリティ ネットワーク バージョン」5 以降が必要です。

Boolean

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新されたユーティリティ ネットワーク

更新された入力ユーティリティ ネットワーク。

Utility Network

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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