ネットワーク ダイアグラムに関するよくある質問の回答を見つけましょう。
その他のよくあるご質問については、次のトピックもご参照ください。
- ユーティリティ ネットワークのよくあるご質問 (FAQ)
- Utility Network Package Tools のよくあるご質問 (FAQ)
- Esri Community ドキュメント - ユーティリティ ネットワークのよくあるご質問 (FAQ)
ネットワーク ダイアグラム
- [ダイアグラム] グループで [新規] コマンドが使用できないのはなぜですか? 開いているダイアグラムに、レイアウトを適用できなくなったのはなぜですか?
- ネットワーク ダイアグラムの保存、追加、拡張に伴う問題を解決する方法を教えてください。
- ネットワーク ダイアグラムは、ユーティリティ ネットワーク バージョン 4 に含まれる新しい非空間オブジェクトをサポートしていますか?
- ネットワーク ダイアグラムは、ArcGIS Pro 2.6 に含まれる新しいトレース ネットワークをサポートしていますか?
- トレース ネットワーク サービスからネットワーク ダイアグラムを生成できますか?
- ネットワーク ダイアグラムの名前を変更できますか?
- サブネットワーク システム ダイアグラムはどのように管理されていますか?
- ユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク サービスを操作する場合、バージョンをリコンサイルしてポストすると何が起こりますか?
- [ダイアグラムの検索] ウィンドウのダイアグラム リストの列をカスタマイズするには、どうすればよいですか?
- 開いているダイアグラムでレイアウト ツールを実行後、変更が表示されないのはなぜですか?
- 一貫性アイコンは [コンテンツ] ウィンドウのネットワーク ダイアグラム レイヤーにどのような意味があり、どのように更新されますか?
- ユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク サービスの操作時に、履歴モーメントを使用してネットワーク ダイアグラムにアクセスした場合、どのような操作が可能ですか?
- ダイアグラム ビューに、ダイアグラム フィーチャの不足 (穴) があるのはなぜですか?
- 新しいダイアグラム テンプレートで生成した、ほとんどのダイアグラムのグラフを切断しました。 なぜでしょうか?
- ダイアグラム ビューが空白なのはなぜですか?
- ファイルまたはモバイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを扱っている場合や、エンタープライズ ジオデータベースのユーティリティ ネットワークへのデータベース コネクションを扱っている場合、あるいはユーティリティ ネットワーク サービスを利用する場合、どのような操作を実行できますか? 標準ユーザー、またはネットワークの所有者が行える操作は何ですか?
- ネットワーク ダイアグラムをコピーする方法はありますか? 更新処理をせずに、更新後のネットワーク ダイアグラムをプレビューする方法はありますか?
- ダイアグラム内でトレース解析を実行する方法はありますか?
ダイアグラム テンプレートとダイアグラム レイヤー定義
- ダイアグラム テンプレート ルールを構成する際に考慮すべき点を教えてください。
- ユーティリティ ネットワーク サービスまたはトレース ネットワークを使用して、新しく作成されたダイアグラム テンプレートに基づいてダイアグラムを作成していると、テンプレートが見つからないというエラーが表示されます。 どうすればこのエラーを解決できますか?
- ネットワーク ダイアグラム レイヤーの下で、レイヤーの定義を設定する方法を教えてください。
- ダイアグラム テンプレート ジオプロセシング モデルの実行時に、ModelBuilder で [エレメントを追加するルールは、集約エレメントを作成できるルールの後には設定できません] というエラーが発生した場合はどうすればよいですか?
- ダイアグラム レイヤーの下の既存のサブレイヤーを削除したり、新しいラベルを追加して構成したり、サブレイヤーのシンボルを変更して、ダイアグラム テンプレートでこれらの変更を行ったりするには、どうしたらできますか?
- それ以外の設定を維持したまま、新しいダイアグラム サブレイヤーを追加したり、複数の既存のダイアグラム サブレイヤーの設定を上書きしたりできますか?
ネットワーク ダイアグラム
編集セッションがアクティブである可能性があります。 コマンドのヒントで、無効化条件を確認してください。 詳細については、「ユーティリティ ネットワーク タブ」をご参照ください。
ダイアグラムのもとになったテンプレートの名前を確認します。 これを行うには、[コンテンツ] ウィンドウで「ダイアグラム レイヤー」を右クリックし、[プロパティ] をクリックして、[ダイアグラム プロパティ] タブをクリックし、[ダイアグラム テンプレート] で指定した名前を確認します。
次に、そのダイアグラム テンプレート名のプロパティを確認します。 これを行うには、[コンテンツ] ウィンドウでユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワーク レイヤーを右クリックし、[プロパティ] をクリックします。 ネットワークの [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されるので、[ネットワーク ダイアグラム] タブをクリックし、[ダイアグラム テンプレート] セクションを展開します。 リストのダイアグラム テンプレート アイテムを特定し、以下を確認します。
- [ダイアグラムの格納] - [無効] に設定されている場合、このテンプレートに基づくダイアグラムを格納できません。
- [ダイアグラムの範囲] - [無効] に設定されている場合、このテンプレートに基づくダイアグラムにフィーチャの拡張や追加を行えません。
ダイアグラム レイヤーについて、[すべてのレイヤー] モードがオンかオフかも確認します。 ArcGIS Pro 2.6 以降では、[すべてのレイヤー] モードがオフのとき、[ダイナミック オン/オフ]、[延長]、[上書き]、および [追加] の各ボタンは使用できません。
はい。 「ネットワーク ダイアグラムの基本構築プロセス」および「ダイアグラム ルール」は、「トレース ネットワーク」フィーチャに対応するよう更新されました。 独自のダイアグラム テンプレートを作成して、トレース ネットワーク フィーチャからダイアグラムを生成できます。 このテンプレートで使用するダイアグラム ルールを構成して、ダイアグラムの格納物を作成することができます。 たとえば、1 つまたは複数の入力ネットワーク フィーチャのネットワーク トレースを自動化するようにテンプレートを構成し、ネットワーク フィーチャを追加または削除したり、フィーチャ数を減らしたりするプロセスを自動化することができます。
はい。 [ダイアグラム プロパティの変更 (Alter Diagram Properties)] ジオプロセシング ツールを使用すると、パブリックに格納されたネットワーク ダイアグラムの名前を変更できます。 ユーティリティ ネットワークを操作する場合、ユーティリティ ネットワーク所有者は、ネットワークに関連したダイアグラムの状態が公開、プライベート、鍵付きにかかわらず、すべてのダイアグラムに対して権限を有します。 ただし、サブネットワーク システム ダイアグラムの名前は例外です。この名前は、「サブネットワークの更新」プロセスで管理されており、変更することはできません。
シングル ユーザー モデルは、バージョン編集をサポートしません。ただし、エンタープライズ ジオデータベースでは、モデルはマルチユーザーで、ブランチ バージョン対応です。
ブランチ バージョニングでは、デフォルト バージョンに対してユーザー バージョンがリコンサイルおよびポストされます。
ネットワーク ダイアグラムをデフォルト バージョンとリコンサイルする場合に、競合管理は行われません。バージョンの作成以降にデフォルト バーションと編集済みバージョンに存在するすべてのダイアグラムが、リコンサイルされたバージョン内でマージされます。
リコンサイルの完了後、リコンサイルされたネットワークに対して加えられた変更により、ダーティ エリアが生成され、そのバージョンのネットワーク編集領域について、一部のダイアグラムに不一致が生じることがあります。 ダイアグラムによっては、ネットワーク編集領域について不一致がなくても、それ自体のダイアグラム フィーチャや統計情報について不一致があり、切り離される場合があります。 バージョンをポストする前に、リコンサイルされたダイアグラムをすべて更新することをお勧めします。 これによって、ダイアグラムの統計とフィーチャ ジオメトリが、バージョンをポストする前に最新の状態になります。 また、バージョンがポストされると、ダイアグラムの更新時に、デフォルト バージョンに限定的な影響があります。
[コンテンツ] ウィンドウのネットワーク ダイアグラム レイヤーの横に表示されるはずの一貫性アイコンが表示されない場合は、「ダイアグラム レイヤー」の単純化/展開を行って、[コンテンツ] ウィンドウの幅を広げます。
- 赤色の警告は、ダイアグラムがネットワーク編集領域と一貫していないことを示します。 この場合、ネットワーク トポロジの検証を行い、編集内容を保存し、ダイアグラムを更新します。
- オレンジ色の警告アイコンは、ダイアグラムがネットワーク トポロジ領域か、ダイアグラム テンプレートの定義と一貫していない可能性があることを示します。 この場合は、ダイアグラムを更新してください。
- グレーの警告アイコンは、一貫性のないレイヤーが存在するダイアグラムについて通知します。 ネットワーク ダイアグラム レイヤーが適切に再初期化されるようにダイアグラムを更新するか、格納済みダイアグラムの場合は、閉じてから再び開くことができます。
この問題は、関連するダイアグラム テンプレートのダイアグラム レイヤー定義の設定に関連しており、次の 2 つの状況のいずれかに該当します。
- 状況 A - ネットワーク ダイアグラム レイヤーにレイヤーが不足しており、ダイアグラム フィーチャを表示できません。
- 状況 B - ネットワーク ダイアグラム レイヤーにすべての期待されるレイヤーが存在するが、特定の縮尺や表示フィルターにより、一部のダイアグラム フィーチャを任意の縮尺で表示できません。
状況を特定するには、次の手順に従います。
- エンタープライズ ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを操作する場合、「ポータル ユーティリティ ネットワークの所有者」または「ポータル トレース ネットワークの所有者」の認証情報を使用して ArcGIS Enterprise ポータルにサイン インします。
- 操作するジオデータベースに応じて、次のいずれかを実行します。
- ファイルまたはモバイル ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを操作する場合、ファイルまたはモバイル ジオデータベースをプロジェクトに追加します。
- エンタープライズ ジオデータベース内のユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを操作する場合、データベース コネクション ファイルをプロジェクトに追加するか、新しく作成します。
注意:
ネットワークがブランチ バージョン対応として登録されていて、「データベース ユーティリティ ネットワークの所有者」または「データベース トレース ネットワークの所有者」の認証情報を使用して接続していることを確認します。
- [ダイアグラム テンプレート定義のエクスポート (Export Diagram Template Definitions)] を実行し、ダイアグラム テンプレート ルールとレイアウトの定義をエクスポートします。
- [ダイアグラム テンプレートの追加 (Add Diagram Template)] を実行し、前のステップでエクスポートした .ndbd ファイルを使用してテスト用の一時的なダイアグラム テンプレートを作成します。
- ダイアグラムを 2 回作成します。そのうち 1 つは問題を指摘したダイアグラム テンプレートに基づくダイアグラム (DiagramWithBadLayerDef)、もう 1 つは先ほど新しく作成した一時的なダイアグラム テンプレートに基づくダイアグラム (DiagramWithDefaultLayerDef) です。
- 2 つのダイアグラムの格納物を比較し、基本的なデフォルト表示設定で表示されていても、DiagramWithBadLayerDef には存在せず DiagramWithDefaultLayerDef に表示されるはずのフィーチャを特定します。
- DiagramWithBadLayerDef ネットワーク ダイアグラム レイヤーに不足しているレイヤーがある場合は、状況 A です。この場合は、「ダイアグラム テンプレートのダイアグラム レイヤー定義を完全に再初期化」する必要があります。
- DiagramWithBadLayerDef ネットワーク ダイアグラム レイヤーに不足しているレイヤーがない場合は、状況 B です。この場合は、ネットワーク ダイアグラム レイヤーで直接操作を行い、次のステップを実行します。
- ダイアグラム フィーチャがない各レイヤーをループし、次の条件を満たせるよう設定を変更します。
- その後、次のようにします。
- 入力として修正したネットワーク ダイアグラム レイヤーで、[ダイアグラム レイヤー定義のエクスポート (Export Diagram Layer Definition)] を実行します。 これにより、このネットワーク ダイアグラム レイヤーの定義を .ndld ファイルにエクスポートできます。
- 取得された .ndld ファイルを使用し、テンプレートで [ダイアグラム テンプレート定義のインポート (Import Diagram Template Definitions)] を実行し、新しいネットワーク ダイアグラム レイヤーの定義を、そのテンプレートに基づくすべてのダイアグラムに適用します。
ヒント:
ArcGIS Pro 3.0 以降では、状況 A を迅速に特定する別のワークフローがあります。[ネットワーク ダイアグラム] タブの [一貫性] をクリックします。 グレーの警告アイコン が [コンテンツ] ウィンドウ内のネットワーク ダイアグラム レイヤーの横に表示され、ダイアグラムに一貫性のないレイヤーが存在することが示されます。
選択ツールを使用して地理マップでネットワーク フィーチャを選択した後にダイアグラムを生成すると、完全に接続されているネットワーク フィーチャのセットができる可能性があります。 これは、マップが表示縮尺を持つレイヤーを参照する場合にあてはまります。 この場合は、ネットワーク トレースを実行し、結果として生成されるトレース フィーチャからダイアグラムを生成してください。 ただし、ダイアグラムを生成するには、ダイアグラムの生成と更新のたびに「トレース ルール」を自動的に実行するよう構成したダイアグラム テンプレートを使用する方法が最善です。
ダイアグラム テンプレートが特定のネットワーク フィーチャにフォーカスするよう構成されており、ダイアグラム生成への入力として予期されるフィーチャを指定しなかった場合に発生します。 [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスの「[ネットワーク ダイアグラム] タブ」にある [ダイアグラム テンプレート] セクションのテンプレートの説明を確認してください。 ネットワーク所有者は、このテーブルで提供されている詳細情報により、各ダイアグラム テンプレートの操作について理解を深めることができます。 そうでない場合は、ダイアグラム テンプレートを設計したネットワークの所有者にご確認ください。
ファイルまたはモバイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを扱っている場合や、エンタープライズ ジオデータベースのユーティリティ ネットワークへのデータベース コネクションを扱っている場合、あるいはユーティリティ ネットワーク サービスを利用する場合、どのような操作を実行できますか? 標準ユーザー、またはネットワークの所有者が行える操作は何ですか?
ネットワーク ダイアグラム構成および管理タスクは、ワークスペース接続のタイプ、許可レベル、ダイアグラム タイプ、ダイアグラム テンプレートで有効な機能、接続されたデータベースまたはポータル アカウントなど、多くの要因に依存しています。 ダイアグラム操作を実行する際に満たさなければならない条件と要件は、「ネットワーク ダイアグラム管理タスク」に詳細を示しています。
ネットワーク ダイアグラムをコピーするコマンドはありません。 ただし、ArcGIS Pro 3.0 以降では、次の手順を実行して、コピーしたいネットワーク ダイアグラムと類似する別のネットワーク ダイアグラムを再作成できます。
- プロジェクトで現在開かれているマップの中で、少なくとも 1 つのマップが、コピーしたいダイアグラムに関連付けられたユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを参照していることを確認します。
- ダイアグラムが特定のデータ ソース バージョンに関連する場合は、このマップ データ ソースを同じデータ ソース バージョンに切り替えます。
- コピー元のネットワーク ダイアグラム (コピーしたいネットワーク ダイアグラム) を参照するマップを有効化します。
- [コンテンツ] ウィンドウで、ネットワーク ダイアグラム レイヤーを右クリックして [プロパティ] をクリックします。
- アクティブなタブとして [ダイアグラム プロパティ] タブが開かれた [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスで、[一般] セクションの下に表示されるプロパティの中で [ダイアグラム テンプレート] プロパティを保持します。
- [レイヤー プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
- [ネットワーク マップの初期ダイアグラム フィーチャの検索] ドロップダウン矢印 をクリックし、初期ダイアグラム フィーチャを検索し、選択するネットワーク マップを選択します。
- このネットワーク マップをアクティブなマップにします。 初期ダイアグラム フィーチャがそのマップ内で選択されます。
- リボンの [ユーティリティ ネットワーク] タブまたは [トレース ネットワーク] タブをクリックします。
- [ダイアグラム] グループの [新規] ドロップダウン矢印をクリックして、ドロップダウン リストで、手順 4 で保持した名前に対応するテンプレート アイテムをクリックします。 同じ初期ダイアグラム フィーチャ セットから、新しいダイアグラムが作成されます。
- 特定のレイアウトを持つコピー元のダイアグラムが存在する場合、[レイアウト] グループの [レイアウトのコピー] ドロップダウン矢印をクリックし、このコピー元のダイアグラムを参照するダイアグラム マップをクリックして、新しく作成したダイアグラムにそのレイアウトをインポートします。
注意:
このワークフローの実行時にコピー元のダイアグラムの整合が取れている場合、新しく作成されたダイアグラムはそのコピー元のダイアグラムのコピーのようになります。
コピー元のダイアグラムの整合が取れていない場合、新しく作成されたダイアグラムを使用すると、コピー元のダイアグラムに対する更新をプレビューできます。
ネットワーク ダイアグラムから、次のトレース ツールと解析ツールを使用できます。
- 「接続されたダイアグラム フィーチャの選択」コマンド は、ダイアグラム内で現在選択されているダイアグラム フィーチャから起動され、現在選択されているフィーチャに直接接続しているダイアグラム フィーチャを取得し、そのフィーチャを現在の選択に追加します。 このコマンドを複数回クリックすると、高密度のエリアで接続されたダイアグラム フィーチャのサブセットを分離できます。
- 「関連格納物の選択」コマンド を使用すると、ダイアグラム格納器からの格納の関係を確認できます。 特に、格納器の階層の迅速な分析、特定のダイアグラム格納器の関連格納物であるダイアグラム フィーチャのセットの分離などを実行できます。
注意:
[接続されたダイアグラム フィーチャの選択] と [関連格納物の選択] は、ArcGIS Pro 3.0 以降で利用できるコマンドです。
ダイアグラム テンプレートとダイアグラム レイヤー定義
ダイアグラム テンプレートのダイアグラム ルールの構成時に常に考慮する必要がある推奨事項および注意事項が「ダイアグラム ルール」の末尾に記載されています。
また、「サブネットワーク ダイアグラム テンプレートに関して特定の推奨事項」があります。
ダイアグラムのダイアグラム レイヤー定義の初期化は、[ダイアグラム レイヤー定義の作成 (Create Diagram Layer Definition)] ジオプロセシング ツールを実行するときに、ダイアグラム テンプレート レベルで行われます。 このツールは、アクティブなネットワーク マップのネットワーク ダイアグラム レイヤーを入力として使用します。アクティブなネットワーク マップのレイヤーはすべて、データベース コネクションを使用して、ネットワーク ソース クラスを接続するよう設定されています。
詳細は「テンプレートのカスタム ダイアグラム レイヤー定義の初期化」ご参照ください。
ダイアグラム テンプレート ジオプロセシング モデルの実行時に、ModelBuilder で [エレメントを追加するルールは、集約エレメントを作成できるルールの後には設定できません] というエラーが発生した場合はどうすればよいですか?
エレメントを追加するルールの前に、エレメントを削減したり単純化したりするルールがないことを確認します。 モデルの最初に設定する [ダイアグラム テンプレートの変更 (Alter Diagram Template)] ツールで、[ダイアグラム テンプレートのルールおよびレイアウト定義の削除] ボックスがオンになっていることを確認します。
また、モデルを実行する前に、一連の最初のツールを選択し、[ModelBuilder] タブで [検証] をクリックして [実行] をクリックし、シーケンスを最初から開始します。
ダイアグラム レイヤーの下の既存のサブレイヤーを削除したり、新しいラベルを追加して構成したり、サブレイヤーのシンボルを変更して、ダイアグラム テンプレートでこれらの変更を行ったりするには、どうしたらできますか?
このワークフローは、エンタープライズ ジオデータベースのユーティリティ ネットワークへのデータベース コネクションまたはファイルまたはモバイル ジオデータベースのユーティリティ ネットワークまたはトレース ネットワークを使用して生成または開いているテスト ダイアグラムで開始します。つまり、開いているダイアグラムは、ユーティリティ ネットワーク サービスから作成したり開いたりすることはできません。 次に、ネットワーク ダイアグラム レイヤーの各レイヤーで、GIS レイヤーでの操作と同じ方法で外観とラベルを設定します。 不要なレイヤーを削除することもできます。 その後、次の手順を実行します。
- 入力として修正したネットワーク ダイアグラム レイヤーで、[ダイアグラム レイヤー定義のエクスポート (Export Diagram Layer Definition)] を実行します。 これにより、この新しいネットワーク ダイアグラム レイヤーの定義を .ndld ファイルにエクスポートできます。
- ステップ 1 の後に取得された .ndld ファイルを使用し、テンプレートで [ダイアグラム テンプレート定義のインポート (Import Diagram Template Definition)] を実行し、この新しいネットワーク ダイアグラム レイヤーの定義を、そのテンプレートに基づくすべてのダイアグラムに適用します。
はい。 ArcGIS Pro 2.7 以降、ダイアグラム レイヤー定義を調整するときのニーズと期待を満たすことができます。 次に例を示します。
- ネットワーク ダイアグラムに対してネットワーク マップ内の 1 つのレイヤーで行われた表示設定の変更をレポートします。
- ジャンクション オブジェクトやエッジ オブジェクトはネットワークの一部になっているため、ジャンクション オブジェクトまたはエッジ オブジェクトを表す新しいレイヤーをネットワーク ダイアグラムに追加します。
- ネットワーク ダイアグラムで直前に単純化するために構成したネットワークの格納器ポリゴンを表す追加のポイント レイヤーを含めます。
- ネットワーク ダイアグラム レイヤーの下にある一部の追加サブレイヤーに対して、標準レイヤーからサブタイプ グループ レイヤーに (またはその反対に) 切り換えます。
この変更は、[すべてのレイヤーを上書き] オプションがオフのときに [ダイアグラム レイヤー定義の作成 (Create Diagram Layer Definition)] ジオプロセシング ツールを実行する場合に可能です。