ターゲット サイトの設定 (Set Target Site) (Business Analyst)

Business Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

ターゲット サイトを適合性解析グループ レイヤーに追加します。

ターゲット サイトとは、通常、優れた業績を発揮している場所 (店舗、クリニックなど) の周辺にある商圏のことです。 ターゲット サイトの条件値は、ターゲット サイトに最も近い値を持つ候補地のスコア付けに使用されます。

使用法

  • ターゲット サイトが設定されている場合、適合性解析のスコアリングの影響度のデフォルトはターゲットになります。

  • ターゲットの影響度は、ターゲット サイトの値を各条件の最高スコアとして設定します。

  • ターゲット サイトに最も近い条件の値を持つ候補地に、最大スコアが与えられます。

  • ターゲット サイトが設定されている場合、候補地の各条件の値と、対応する [ターゲット サイト レイヤー] パラメーター値が比較されます。

  • 別の [ターゲット サイト フィーチャ ID] パラメーター値を使用し、このツールを再実行すると、ターゲット サイトを置換できます。

  • ターゲットの影響度は、ターゲット サイトを設定することでのみ有効になります。

  • ターゲット サイト レイヤーで選択されたレコードは、[ターゲット サイト フィーチャ ID] パラメーター オプションを定義します。

  • [ターゲット サイト レイヤー] パラメーター値のレコードを選択すると、それが [ターゲット サイト フィーチャ ID] パラメーター値としてデフォルトで設定されます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力適合性解析レイヤー

解析に使う適合性解析レイヤー。

Group Layer; Feature Dataset
ターゲット サイト レイヤー
(オプション)

ターゲット サイトを含むレイヤー。

Feature Layer
ターゲット サイト フィーチャ ID
(オプション)

グループ レイヤーにターゲット サイトとして追加される、ターゲット サイト レイヤーのフィーチャ。

String

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
出力適合性解析レイヤー

解析に追加される適合性解析レイヤーの名前。

Group Layer

arcpy.ba.SetTargetSite(in_analysis_layer, {target_site_layer}, {target_site_feature_id})
名前説明データ タイプ
in_analysis_layer

解析に使う適合性解析レイヤー。

Group Layer; Feature Dataset
target_site_layer
(オプション)

ターゲット サイトを含むレイヤー。

Feature Layer
target_site_feature_id
(オプション)

グループ レイヤーにターゲット サイトとして追加される、ターゲット サイト レイヤーのフィーチャ。

String

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_analysis_layer

解析に追加される適合性解析レイヤーの名前。

Group Layer

コードのサンプル

SetTargetSite (ターゲット サイトの設定) の例 (Python ウィンドウ)

次の Python ウィンドウ スクリプトは、SetTargetSite 関数の使用方法を示しています。

import arcpy
arcpy.ba.SetTargetSite("Suitability Analysis", r"Existing_Sites", "4")

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Business Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Business Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Business Analyst

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