対話型の切り盛りオブジェクトは、ある場所の地面を水平にするために必要な、可視的な体積変動を決定するために使用されます。これは、現在表示されている地表に対して計算されます。
切り盛りの位置は、ビューを通じて対話形式で移動できます。複数の切り盛りオブジェクトを作成して、複数の懸念対象があるエリアを探索できます。
ヒント:
切り盛りオブジェクトの作成に使用する地表を変更する場合、次のセットに備えて、既存の切り盛りオブジェクトがすべてクリアされます。
これらのツールによって表示される解析結果は一時的なもので、プロジェクトには保存されず、マップ パッケージにも含められません。ただし、切土量、盛土量、実土量、切土面積、盛土面積、最小 Z 値、および最大 Z 値は、今後使用するためにポリゴン フィーチャクラスとしてエクスポートできます。
メモ:
解析結果の単位は、マップで設定された標高単位から取得されます。
対話型の切り盛りの作成
対話型の切り盛りツール 
は、[解析] タブの [ワークフロー] グループの [探索的 3D 解析] ギャラリーにあります。カスタム構成のテンプレートを保存すると、ギャラリーに追加されます。
作成方法
| 方法 | 説明 |
|---|---|
ビュー内を 2 回クリックして、四角形の切り盛りを配置します。 | |
ビュー内を複数回クリックして、切り盛りポリゴンのアウトラインを描きます。 | |
ポリゴン レイヤーに基づいて切り盛りを作成します。フィーチャ属性は、切り盛りの体積、最小値と最大 Z 値などのパラメーターとバインドできます。以前にエクスポートした解析オブジェクトは、この方法を使用して再開できます。 |
対話型の切り盛りの更新
既存の切り盛りオブジェクトを更新するには、[切り盛り] ツールで重心ポイントをクリックして選択します。オブジェクトを X、Y 空間で移動したり、緑の矢印をドラッグして Z 空間を移動したりできます。対応する編集オーバーレイは、オブジェクトを移動および回転する機能を有効化するオプションのオンスクリーン コントロールです。
すべての対話型の切り盛りオブジェクトを一度に選択して編集するには、[すべて] をクリックします。
対話型の切り盛りの削除
切り盛りオブジェクトを削除するには、アクティブな [切り盛り] ツールでオブジェクトを選択し、[プロパティ] タブで [削除] 
をクリックします。また、オンスクリーン オーバーレイで [平面の削除] ボタン をクリックすることで、Delete キーを押すか、右クリックしてショートカット メニューから [削除] 
をクリックすることでも、切り盛りオブジェクトを削除できます。[解析] タブの [ワークフロー] グループの [探索的 3D 解析] ドロップダウン リストで、[すべて削除] をクリックすると、すべての切り盛りオブジェクトに加え、その他の既存の探索的解析オブジェクトを一度に削除できます。