ArcGIS Pro の各「メジャー、マイナー、パッチ リリース」には、Esri テクニカル サポートに報告された不具合の修正が含まれています。 修正された不具合は、修正された問題の一覧で報告されます。
ArcGIS Pro 3.x とこれまでのリリース間の互換性については、「ArcGIS Pro 2.x から 3.x への移行」をご参照ください。
修正された問題の一覧
「3.1 で修正された問題の一覧 [PDF]」をご参照ください。
- .pdf ファイルにある問題の詳細については、テクニカル サポート Web サイトで不具合番号を検索してください。
- パッチがリリースされると、.pdf ファイルが更新されます。
注意:
各リリースの「ArcGIS Pro のビルド番号とリリース日」は、テクニカル サポート Web サイトにリストされています。
新機能
メジャーおよびマイナー リリースでは新しい機能も導入されています。これは、「ArcGIS Pro の新機能」で説明されています。
ArcGIS の使用許諾
ArcGIS の使用許諾は、「Esri 法的情報 Web サイト」にあります。
削除と非推奨のお知らせ
ArcGIS Pro の今後のバージョンで機能が削除されることが決定した場合、お知らせがリリースされます。 お知らせでは、削除される内容が説明されているためワークフローに影響するかどうかを評価でき、代替機能の説明により同様の結果を得る別の方法を見つけることができます。また、削除が行われる時期も、決定していれば明記されます。 テクニカル サポート Web サイトに、ArcGIS Pro における非推奨のお知らせがリリース別に記載されています。
ArcGIS Pro 3.1 で削除された機能
以降のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.1 で削除された機能について説明します。
ArcGIS Pro Intelligence
ArcGIS Pro Intelligence は ArcGIS AllSource に置き換えられました。 ArcGIS Pro 2.6 から 3.0 までのリリースでは、ArcGIS Pro Intelligence を ArcGIS Pro に追加して、またはその代わりにインストールできました。 ArcGIS Pro 3.1 でこれらのオプションは削除され、ArcGIS AllSource は独自のインストーラーを持つスタンドアロン製品になっています。
ジオプロセシングでのイメージ サービスの制限
ジオプロセシング ツールへの入力としてイメージ サービスを使用すると、サービスの maxImageHeight および maxImageWidth が優先され、サービスがクライアント リクエスト内で許可する行と列の最大数が決定されます。 制限を超えると、ジオプロセシング ツールが失敗し、エラー 001491 が返されます。
今後のリリースで削除される機能
以降のサブセクションでは、ArcGIS Pro 3.1 より後のリリースでの削除が予定されている機能について説明します。
プリセット レイヤー
ArcGIS Pro 3.0 リリースでは、[プリセットの追加] レイヤー ギャラリーは非推奨となりました。 プリセット レイヤーの描画は ArcGIS Pro 2.9 以前のバージョンで行うことができますが、このレイヤーの作成または変更はできなくなります。 詳細については、「プリセットの追加ギャラリーの非推奨のお知らせ」をご参照ください。
Network Analyst
Network Analyst のフィールド スクリプト エバリュエーターとエレメント スクリプト エバリュエーターで VBScript を使用する機能は、ArcGIS Pro の今後のリリースで削除される予定です。 VBScript エバリュエーターを Python のエバリュエーターに置き換える必要があります。
ArcGIS Pro 3.1 で非推奨となったラスター関数
ラスター関数の距離 (レガシー) カテゴリは、このリリースで非推奨となりました。 移行トピックでは、機能およびパフォーマンスが改善された歪みのない距離関数について説明しています。
ArcGIS Pro 3.1 で非推奨となるジオプロセシング ツール
このリリースで非推奨となるジオプロセシング ツールを、以下のセクションでツールボックス名別に示します。
Aviation ジオプロセシング ツール
次の Aviation ツールは非推奨となりました。
- FAA 13A Runway Protection Surfaces
- FAA 13A Surfaces
変換ジオプロセシング ツール
次の変換ツールは非推奨となりました。
- フィーチャクラス → フィーチャクラス
- テーブル → テーブル
Raster Analytics ジオプロセシング ツール
近接エリアの分析 (レガシー) ツールセットは、このリリースで非推奨となりました。 近接エリアの分析ツールセットの概要トピックでは、機能およびパフォーマンスが改善された歪みのない距離ツールについて説明しています。
- 距離の計算 (Calculate Distance)
- 移動コストの計算 (Calculate Travel Cost)
- コスト パス (ポリライン) (Cost Path As Polyline)
- 最適な移動コスト ネットワークの決定
- 目的地への移動コスト パスの決定 (Determine Travel Cost Paths To Destinations)
- 移動コスト パスの決定 (ポリライン)
Spatial Analyst ジオプロセシング ツール
距離 (レガシー) ツールセットは、このリリースで非推奨となりました。 移行トピックでは、機能およびパフォーマンスが改善された歪みのない距離ツールについて説明しています。
- コリドー (Corridor)
- コスト アロケーション (Cost Allocation)
- コスト バック リンク (Cost Back Link)
- コスト接続性 (Cost Connectivity)
- コスト距離 (Cost Distance)
- コスト パス (Cost Path)
- コスト パス (ポリライン) (Cost Path As Polyline)
- ユークリッド アロケーション (Euclidean Allocation)
- ユークリッド逆方向 (Euclidean Back Direction)
- ユークリッド方向 (Euclidean Direction)
- ユークリッド距離 (Euclidean Distance)
- パスの距離 (Path Distance)
- パスの距離アロケーション (Path Distance Allocation)
- パスの距離バック リンク (Path Distance Back Link)
次の Spatial Analyst ツールもこのリリースで非推奨となりました。
- ポイントで抽出 (Extract by Points)
- ポリゴンで抽出 (Extract by Polygon)
サポートが終了したデータベース バージョン
ArcGIS Pro 3.1 以降、次のデータベース管理システム バージョンはサポートされなくなりました。
- Oracle 12c R1 および R2
- PostgreSQL 10
- SAP HANA 1.0
- Teradata Vantage 16.20
これらのデータベースを ArcGIS Pro 3.1 および ArcGIS Enterprise 11.1 で使用するには、サポートされているデータベース バージョンにアップグレードしてください。