アタッチメントの有効化

アタッチメントをフィーチャまたは行に関連付ける前に、フィーチャクラスまたはテーブルでアタッチメントを有効にする必要があります。 アタッチメントを有効にすると、アタッチされるメディアを格納するスタンドアロン テーブルと、メディアとフィーチャクラスまたはテーブル間の関連付けを管理するための 1 対多のリレーションシップ クラスが作成されます。 アタッチメントは、フィーチャクラス属性テーブルのオブジェクト ID 値などの一意の ID を使用して、割り当てられたフィーチャに関連付けられます。

フィーチャクラスまたはテーブルでアタッチメントを有効にするには、[カタログ] ウィンドウか、[アタッチメントの有効化 (Enable Attachments)] ジオプロセシング ツールを使用します。 両方のワークフローを以下に説明します。

カタログ ウィンドウでのアタッチメントの有効化

[カタログ] ウィンドウでデータセットからアタッチメントを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [カタログ] ウィンドウでジオデータベースのデータセットを右クリックし、[管理] を選択します。

    ショートカット メニューの管理

  2. [フィーチャクラス プロパティ] ウィンドウで [アタッチメント] チェックボックスをオンにします。

    アタッチメントと Global IDs がオンになったフィーチャクラス プロパティ ウィンドウ

    [Global IDs] チェックボックスはデフォルトでオンになっているので、そのままにしておくことを推奨します。

  3. [OK] をクリックし、データセットを有効にします。

Global ID に関する推奨の詳細

アタッチメントの有効化ツールを使用したアタッチメントの有効化

アタッチメントの有効化 (Enable Attachments) ジオプロセシング ツールを使用してフィーチャクラスまたはテーブルでアタッチメントを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで、[ツール] をクリックします。
  2. [データ管理ツール] ツールセットの [アタッチメントの有効化 (Enable Attachments)] ツールを検索または参照し、検索結果で [アタッチメントの有効化] をクリックしてツールを開きます。

    アタッチメントの有効化ツールの検索結果

    [アタッチメントの有効化] ダイアログ ボックスが開き、入力データセットを入力するパラメーターが 1 つ表示されます。

    アタッチメントの有効化ジオプロセシング ツール
  3. [入力データセット] で参照ボタン 参照 を使用してフィーチャクラスかテーブルを選択するか、下向き矢印をクリックして、アクティブなマップからデータセットを選択します。
  4. [実行] をクリックし、アタッチメントのデータセットを有効にします。

どちらのワークフローでも、すべてのアタッチメントを格納するスタンドアロン テーブルと、スタンドアロン テーブルと入力データセット間の関連付けを管理するための 1 対多のリレーションシップ クラスを作成します。

アタッチメント テーブルは有効になったデータセットと同じ名前を持ちますが、2 つのアンダースコアと接尾辞「ATTACH」が付きます。 関連付けられたリレーションシップ クラス名もデータセットと同じ名前を持ちますが、2 つのアンダースコアと接尾辞「ATTACHREL」が付きます。

有効になったフィーチャクラスと、関連付けられた ATTACH テーブルおよびリレーションシップ クラスを示すカタログ ウィンドウ

データセットでアタッチメントが有効になっている場合、編集セッション中に 1 つずつデータセットに追加するか、アタッチメントの追加 (Add Attachments) ジオプロセシング ツールを使用して多対 1 以上のフィーチャに一括で読み込みます。

関連トピック