アタッチメントを管理する場合、次の方法でファイルを削除できます。
- 編集セッションから
- アタッチメント テーブルから
- ジオプロセシング ツールを使用
ヒント:
[アタッチメントの削除 (Remove Attachments)] ツールを使用する前にアタッチメントをエクスポートするには、アタッチメントのエクスポート (Export Attachments) ジオプロセシング ツールを使用して、選択した出力場所にアタッチメントをダウンロードしてアタッチメント ファイルをアーカイブします。
編集セッションでのアタッチメントの削除
データセットの編集中に、1 つ以上のファイルをアタッチメントとして削除できます。
ワークフローや組織によっては、編集セッション中に複数のアタッチメントを削除するだけで済む場合もあります。 編集中にアタッチメントを削除する際は、次の点に留意してください。
- 複数のアタッチメントを削除する操作は、編集セッション中に [属性] ウィンドウで 1 つのフィーチャまたは 1 行ずつ行います。
- 多くのアタッチメントを削除する場合、手動で編集処理を行うと多大な時間がかかることがあります。
編集中にアタッチメントを削除する手順を確認するには、「アタッチメントの追加または削除」をご参照ください。
関連する ATTACH テーブルからのアタッチメントの削除
すべのアタッチメントは、編集セッションで削除することも、照合テーブルを作成してすべてのファイルを削除することもできますが、どちらの方法もいくつかの手順を伴います。 アタッチメント対応のフィーチャクラスまたはテーブルに対して編集権限が有効になっている場合は、次の手順を実行して、ATTACH テーブルからすべてのアタッチメントをすばやく削除できます。
- [カタログ] ウィンドウで ATTACH テーブルを右クリックし、[テーブルを開く] を選択します。
- [テーブル] タブを開き、[選択] グループで [すべて] ボタンをクリックしてすべてのレコードを選択します。
- すべてのレコードが選択された状態で、テーブル メニューの [削除] ボタンをクリックします。
- [テーブル] タブの [編集の管理] グループで [保存] ボタンをクリックします。
アタッチメントの削除ジオプロセシング ツールの使用
アタッチメントの削除 ジオプロセシング ツールは、必要な照合テーブル内でオブジェクト ID とファイル名で識別されるアタッチメントを削除します。 このツールは、編集セッションでフィーチャや行から手動でアタッチメントを削除すると手間がかかるワークフローに最適です。
[アタッチメントの削除 (Remove Attachments)] ツールを使用する際は、次の点に留意してください。
- このツールは、対応しているフィーチャクラス、フィーチャ レイヤー、スタンドアロン テーブルに対して使用できます。
- アタッチメントを該当フィーチャから削除するには、照合テーブルが必要です。 必要な照合テーブルを作成するには、アタッチメント照合テーブルの作成 (Generate Attachment Match Table) ジオプロセシング ツールを使用することをお勧めします。
- このツールは、選択したデータセット フィーチャを優先しません。 代わりに、所定の照合テーブルにリストされているファイル名のみを、それぞれのオブジェクト ID から削除します。
- フィーチャクラス内の 1 つ以上のフィーチャか、テーブルの行から、特定のアタッチメントを削除できます。
- 照合テーブルに求められるパラメーター入力を満たすために、カスタムまたは複数の照合テーブルを 1 つの照合テーブルに統合できます。
既存のデータセットからアタッチメントを削除するには、次の手順を実行します。
- [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで [ツール] をクリックし、データ管理ツールのツールセットで [アタッチメントの削除 (Remove Attachments)] ツールを検索または参照します。
- 検索結果の [アタッチメントの削除] をクリックし、ツールを開きます。
[アタッチメントの削除] ツールが、デフォルト パラメーターで開きます。
- [入力データセット] で参照ボタン を使用してフィーチャクラスかテーブルを選択するか、下向き矢印をクリックして、アクティブなマップからデータセットを選択します。
- [レイヤー、テーブル ビューのキーとなるフィールド] で、照合テーブルでの値が一致するフィールドを入力データセットから選択します。
[アタッチメント照合テーブルの作成 (Generate Attachment Match Table)] ツールを使用して照合テーブルを作成した場合、これは OBJECTID フィールドになります。
- [照合テーブル] で、アタッチメントを削除するオブジェクト ID とファイル名を含む照合テーブルを選択します。
- [照合結合フィールド] で、照合オブジェクト ID 値を持つ照合テーブル内のフィールドを選択します。
[アタッチメント照合テーブルの作成 (Generate Attachment Match Table)] ツールを使用して照合テーブルを作成した場合、これは MatchID 列になります。
- [照合結合フィールド] で、照合テーブルのファイル名フィールドを選択します。
- [実行] をクリックし、アタッチメントを削除します。
サンプル ツールを使用した、選択によるアタッチメントの削除
アタッチメントを選択することで削除できるサンプル ツールを使用して、アタッチメントを削除することもできます。 この方法では、照合テーブルは必要ありません。 アクティブなマップのフィーチャクラス内で、1 つ以上の選択フィーチャのアタッチメントを削除できます。 各選択フィーチャに対し、すべてのアタッチメントが削除されます。 フィーチャから特定のアタッチメントを削除するには、前述のいずれかの方法を使用する必要があります。
アタッチメントを削除した後、新しいアタッチメントを追加するか、アタッチメントが不要になった場合はデータセットを無効にできます。