アタッチメントのアップグレード

既存のジオデータベース フィーチャクラスまたはテーブルを ArcGIS Survey123 形式に関連付けるには、アタッチメントが有効になったジオデータベース データセットをアップグレードする必要があります。 アタッチメントのアップグレード ジオプロセシング ツールは、既存の ATTACH テーブルに 2 つの編集可能なフィールド (KEYWORDS および EXIFINFO) を追加します。 これらのフィールドは、Survey123 などのアプリが、アタッチメントに関する追加情報を格納するために使用します。

注意:

このジオプロセシング ツールは、アタッチメントが有効になったジオデータベース フィーチャクラスとテーブルのみをサポートします。

注意:

アタッチメントがアップグレードされると、アタッチメント テーブルの最小クライアント バージョンが ArcGIS Pro 2.6 に設定されます。 これは、ArcGIS Desktop または以前のバージョンの ArcGIS Pro でデータを操作するときに以下の制限があることを意味します。

  • アタッチメント テーブルを開くことはできません。
  • アタッチメントが有効になったフィーチャまたはレコードをデータセットに追加することはできますが、フィーチャとレコードはどちらも削除できません。
  • このデータのレプリカの作成に ArcGIS Desktop が使用された場合、アタッチメントはレプリカに含まれません。

[アタッチメントのアップグレード (Upgrade Attachments)] ツールを使用してアタッチメントをエクスポートするには、次の手順を実行します。

  1. [解析] タブの [ジオプロセシング] グループで [ツール] をクリックし、データ管理ツールのツールセットで [アタッチメントのアップグレード (Upgrade Attachments)] ツールを検索または参照します。
    ジオプロセシング ウィンドウのアタッチメントのアップグレードの検索結果
  2. 検索結果の [アタッチメントのアップグレード] をクリックし、ツールを開きます。

    [アタッチメントのアップグレード] ツール ダイアログ ボックスが開き、入力データセットを入力するパラメーターが表示されます。

    アタッチメントのアップグレード ダイアログ ボックス
  3. [入力データセット] で参照ボタン 参照 を使用してフィーチャクラスかテーブルを選択するか、下向き矢印をクリックして、アクティブなマップからデータセットを選択します。
  4. [実行] をクリックし、データセットをアップグレードします。

ArcGIS Pro でツールが正常に実行された後、ATTACH テーブルに新しいフィールドが追加されます。 ただし、データセットが Web レイヤー (フィーチャ サービス) として共有されると、アタッチメント テーブルと新しいフィールドにはアクセスできなくなります。 フィールドは、Survey123 などのアプリに引き続き存在し、既存のフィーチャ レイヤーを新しい形式で ArcGIS Survey123 Connect で使用できます。

新しいフィールドを Survey123 の既存のフィーチャ レイヤーで使用する方法の詳細

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