[ユーティリティ ネットワーク] タブ

Standard または Advancedのライセンスで利用可能。

[ユーティリティ ネットワーク] タブは、ユーティリティ ネットワークがアクティブなマップにある場合に使用可能で、[コンテンツ] ウィンドウに表示されます。[ユーティリティ ネットワーク] タブには、ユーティリティ ネットワーク ワークフローで最も頻繁に使用されるツールとコマンドが含まれる 1 つの [データ] タブがあります。ユーティリティ ネットワークの作成、構成、管理など、そのようなタスクに使用されるその他のツールは [ユーティリティ ネットワーク ツール] ツールボックスに含まれます。

[ユーティリティ ネットワーク] タブの [データ] タブには、ユーティリティ ネットワークで使用できるさまざまなツールとコマンドがあります。ツール ギャラリーからツールを選択すると [トレース (Trace)] ジオプロセシング ツールが開き、その特定のトレース タイプが実行されます。[データ] タブのその他のコマンドによって対話形式のウィンドウが開き、関連付けの変更、トレース位置の設定、サブネットワーク内のサブネットワーク コントローラーの変更などのタスクが実行されます。

[データ] タブは、次のグループで構成されます。

• ネットワーク トポロジ
• 関連付け
• ツール
• 選択
• ダイアグラム
• サブネットワーク

次の表に、各グループのコマンドとツールの説明を示します。特定の有効化条件があるコマンドについて説明があります。

詳細:

エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、[データ] タブのほとんどのコマンドでは、Web フィーチャ レイヤーからサービスを使用してユーティリティ ネットワークにアクセスする必要があります。ユーティリティ ネットワーク レイヤーにデータベース接続から直接アクセスしたときに使用できる、コマンドのサブセットがあります。

• [関連付け] グループ - [表示] と [格納物の表示]
• [ネットワーク トポロジ] グループ - [ターミナル接続] (エンタープライズ ジオデータベースを操作する場合、データセットはバージョン非対応である必要があります)
• [選択] グループ - [ダイアグラムに適用] と [マップに適用]
• [ダイアグラム] グループ - [新規] と [検索]
• [サブネットワーク] グループ - [表示] と [検索]

[ネットワーク ダイアグラム] コンテキスト対応タブは、アクティブなマップ ビューがダイアグラム マップではないものの、ダイアグラム レイヤーを参照しており、このアクティブなマップ ビューの [コンテンツ] ウィンドウでこのネットワーク ダイアグラム レイヤー (またはこのネットワーク ダイアグラム レイヤーの下のレイヤー) が選択されると使用可能になります。この場合、ネットワーク ダイアグラム レイヤーがユーティリティ ネットワークから取得したものである場合、[ネットワーク ダイアグラム] コンテキスト タブは [ユーティリティ ネットワーク] タブの下に表示されます。

トレース ネットワークから取得したものである場合は、[トレース ネットワーク] タブの下に表示されます。

[ネットワーク ダイアグラム] タブの詳細については、「ネットワーク ダイアグラム ツールおよびコマンド」をご参照ください。

[ネットワーク トポロジ] グループ

[ネットワーク トポロジ] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
整合チェック	ユーティリティ ネットワーク トポロジを整合チェックします。 ドロップダウン矢印をクリックしてメニューを表示し、選択して、現在のマップ範囲またはユーティリティ ネットワークの全範囲内でネットワーク トポロジを整合チェックします。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[ターミナル パス]	選択したフィーチャの有効なパスを変更できる [ターミナル パスの変更] ウィンドウを開きます。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[ターミナル接続]	[ターミナル接続の変更] ウィンドウを開き、デバイス ポイント フィーチャのラインとターミナルの間の接続を作成します。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります (データセットがバージョン非対応である場合を除く)。

[関連付け] グループ

[関連付け] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
[変更]	ユーティリティ ネットワーク フィーチャ間で接続性、付属物、格納関連付けを管理できる [関連付けの変更] ウィンドウを開きます。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[格納の開始] / [格納の終了]	[格納の開始] - アクティブなマップ ビューで格納モードをアクティブにし、選択した格納器の格納物フィーチャとして設定されるフィーチャを作成できるようにします。 [格納の終了] - アクティブなマップ ビューの格納モードを終了します。	[格納の終了] - アクティブな格納器が編集/格納モードになっている。 アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[格納物の表示]	ユーティリティ ネットワーク レイヤーの格納物の表示設定を制御する表示フィルターを無効し、格納器の格納物フィーチャを表示します。[格納物の表示] コマンドで使用する、DisplayContent という表示フィルターを設定する必要があります。 [表示] - デフォルトで非表示になる格納物がマップ ビューに表示されます。 [非表示] - デフォルトで非表示になる格納物がマップ ビューに表示されません。 関連付けステータス属性を使用した表示フィルターの構成方法の詳細
[表示]	[関連付けの表示] モードのオン/オフを切り替え、接続性および構造物付属物の関連付けを表示します。 [関連付け表示の有効化] - デフォルトで非表示になっている関連付けがマップ ビューに表示されます。 [関連付け表示の無効化] - 関連付けがマップ ビューで非表示になります。

[ツール] グループ

[ツール] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
[トレース位置の設定]/[すべて消去]	ユーティリティ ネットワーク内で始点とバリアを管理するためのコマンドとツールにアクセスできる [トレース位置] ウィンドウを開きます。このコマンドを使用して、現在設定されているすべての始点とバリアを消去することもできます。 ドロップダウン矢印をクリックしてメニューを表示し、使用するツールまたはコマンドを選択します。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[ユーティリティ ネットワーク ツール ギャラリー]	ユーティリティ ネットワークのトレース タイプをリストします。 必要なトレース タイプをクリックします。これにより、[ジオプロセシング] ウィンドウで [トレース (Trace)] ツールが開き、事前設定されたトレース タイプが表示されます。 接続 サブネットワーク サブネットワーク コントローラー 上流方向 下流方向 ループ 最短パス 分離	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。

[選択] グループ

[選択] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
[ダイアグラムに適用]	ユーティリティ ネットワーク マップの選択セットを、現在指定されているネットワーク ダイアグラム反映オプションに従って、開いているすべてのネットワーク ダイアグラムに反映します。 選択セットを特定のネットワーク ダイアグラムに反映させるには、コマンドの下のドロップダウン矢印をクリックし、リストから選択します。	マップでフィーチャが選択されており、開いているダイアグラムが少なくとも 1 つある。
[マップに適用]	現在のマップの選択セットをプロジェクト内の他のマップに反映させます。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。

[ダイアグラム] グループ

[ダイアグラム] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
[検索]	アクティブなユーティリティ ネットワークに関連するダイアグラムを検索できる有効な機能が含まれる [ダイアグラムの検索] ウィンドウを開きます。
[新規]	現在選択されているダイアグラム テンプレートに基づいてネットワーク マップで選択したフィーチャから一時的なネットワーク ダイアグラムを作成します。 ドロップダウン矢印をクリックしてメニューを表示し、ダイアグラムの基準にするダイアグラム テンプレートを選択します。希望のテンプレート項目を直接クリックしてダイアグラムの作成を開始します。	アクティブなマップでフィーチャが選択されており、保存されていない編集がない。
[上書き]	ダイアグラムのコンテンツを、マップで現在選択されているネットワーク フィーチャで上書きします。 複数のダイアグラムが開いている場合は、ドロップダウン矢印をクリックしてメニューを表示し、上書きするダイアグラムを選択します。開いているダイアグラムが 1 つだけの場合は、[上書き] ボタンを直接クリックできます。	アクティブなマップでフィーチャが選択されており、保存されていない編集がなく、1 つまたは複数の一時的なダイアグラムが開いており、「すべてのレイヤー」モードがオンになっています。 アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。
[追加]	マップ内で現在選択されているネットワーク フィーチャを希望のダイアグラムに追加します。 複数のダイアグラムが開いている場合は、ドロップダウン矢印をクリックしてメニューを表示し、ネットワーク フィーチャを追加するダイアグラムを選択します。開いているダイアグラムが 1 つだけの場合は、[追加] ボタンを直接クリックできます。	マップでフィーチャが選択されており、保存されていない編集がなく、1 つまたは複数のダイアグラムが開いており、「すべてのレイヤー」モードがオンになっています。また、ダイアグラムに関連するテンプレートが有効になっており、ダイアグラムが拡張されています。 アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。

[サブネットワーク] グループ

[サブネットワーク] グループ内のツールとコマンド

コマンド	説明	有効化条件
[検索]	サブネットワークを検索できる [サブネットワークの検索] ウィンドウを開きます。
[表示]	サブネットワークを表示できるサブネットワーク属性テーブルを開きます。
[コントローラーの変更]	ネットワーク ソースまたはシンクとしてフィーチャを追加または削除できる [サブネットワーク コントローラーの変更] ウィンドウを開きます。	アクティブなマップはユーティリティ ネットワークを参照します。さらに、エンタープライズ ジオデータベースでは、データ ソースの元はフィーチャ サービスである必要があります。