航空写真のラスター タイプ

ArcGIS Pro でサポートされているラスター タイプは、[モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ツール上の [ラスター タイプ] ドロップダウン リストに一覧表示されます。 組織が独自のラスター タイプを作成したり、ラスター タイプのプロパティを変更して保存した場合には、.art ファイルへ移動してこれを選択する必要があります。 ラスター タイプは、ファイル、テーブル、または Web サービスを定義するグループと、プロダクト (航空写真カメラなど) を定義するグループの 2 つに分けることができます。

注意:

これらすべてのラスター タイプについて、入力ファイルと DEM の空間参照情報が同一であることを確認してください。 標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用します。 詳細な手順については、「海抜高度から楕円体の高さへの変換」をご参照ください。

ADS

ArcGIS Pro では、Leica ADS40 および ADS100 空中センサーがサポートされています。 このラスター タイプによって使用される入力ファイルは、.sup ファイルです。

このラスター タイプを使用する場合、[ラスター タイプ プロパティ] ボタンをクリックして、ラスター タイプ プロパティを編集できます。

ADS 空中センサーの詳細については、「Leica airborne systemsLeica airborne systems」をご参照ください。

Altum

MicaSense Altum は、マルチセンサー システムからマルチスペクトルで熱赤外の高解像度画像を作成します。 このラスター タイプが使用する入力ファイルはバンドの .tif ファイルです (センサーごとに 1 つ)。5 つのマルチスペクトル バンド (赤、緑、青、レッド エッジ、近赤外) と 1 つの熱赤外バンドを含みます。

Altum データをモザイク データセットに追加するとき、ファイルにフィルターが適用され、*_1.tif*_2.tif*_3.tif*_4.tif*_5.tif*_6.tif というエクステンションが検索されます。 さらに、次の 3 つの処理テンプレートがサポートされます。[すべてのバンド][マルチスペクトル]、および [熱赤外][すべてのバンド] テンプレートと [マルチスペクトル] テンプレートでは、画像からの情報を使用して、ピクセルを輝度または地表面反射率に処理できます。 [熱赤外] テンプレートでは、ピクセルを摂氏に処理します。

Applanix 画像の使用

Applanix DSS は中型のデジタル航空機リモート センシング システムで、組み込みの慣性航法技術を使用してジオリファレンスされたカラー画像とカラー赤外 (CIR) 画像を作成します。 このラスター タイプによって使用される主な入力ファイルは、Applanix DSS eo_std.txt ファイルです。 このラスター タイプを使用する場合、[ラスター タイプ プロパティ] ボタンをクリックして、ラスター タイプ プロパティを編集する必要があります。

  1. モザイク データセットを作成します
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[Applanix] をクリックします。
  4. [ラスター タイプ プロパティの編集] ボタンをクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。 ここで、DEM およびカメラに関する詳細な情報を入力します。

  5. [カメラの定義] タブをクリックして、カメラの情報を定義します。この情報は、多くの場合、データまたはカメラ ベンダーによって提供されるファイルに記述されています。
  6. [カメラ モデル] ドロップダウン矢印をクリックし、選択を行います。

    これによって、選択したカメラ モデルに対してあらかじめ定義されているパラメーターが設定されます。 次のカメラ モデルが利用可能です。

    カメラ モデルデフォルト

    DSS 322

    • ピクセル数 (列): 5,436
    • ライン数 (行): 4,092
    • ピクセル サイズ (ミクロン): 9

    DSS 439

    • ピクセル数 (列): 7,216
    • ライン数 (行): 5,412
    • ピクセル サイズ (ミクロン): 6.8
    Applanix DSS カメラ モデル

  7. [焦点距離] の値を入力して、適切な単位を選択します。
  8. [PPA X] テキスト ボックスに X 軸に沿ったオートコリメーションの主点座標を入力し、適切な単位を選択します。
  9. [PPA Y] テキスト ボックスに Y 軸に沿ったオートコリメーションの主点座標を入力し、適切な単位を選択します。
  10. [歪みのタイプ] ドロップダウン矢印をクリックし、[Konrady 係数] または [半径方向の歪み] を選択します。
    • [半径方向の歪み] を選択するとテーブルが表示され、カメラ キャリブレーション レポートで提供される値を入力できます。 こちらの方法をおすすめします。 このテーブルに値を入力したら、[歪みのタイプ] の方法を [Konrady 係数] に変更することで、計算された係数を表示できます。
    • [半径方向の歪み] を選択した場合、[半径レンズ歪み係数メソッド] ドロップダウン矢印をクリックして、次のいずれかのオプションを選択する必要があります。
      • Konrady (Esri)
      • Konrady (USGS)

      この設定は、カメラの後処理ソフトウェアによって、すでに適用済みの場合もあります。 この歪み値が必要かどうかは、確認してください。 必要でない場合は、デフォルト値の 0 のままにしておきます。

      ArcGIS は Konrady 係数を使用して、標準フレーム カメラの半径方向歪み補正を計算します。これらの係数は、半径方向歪みを中心からの半径方向の距離 (r) の関数を、累乗の数列としてモデル化します。これらの係数を適用する 2 つの方法として、USGS Konrady と Esri Konrady があります。この 2 つの方法は係数の使い方が異なるため、採用する方法と係数の取得方法が一致している必要があります。

      Esri 方程式は次のとおりです。

      error = K1 + K2 * r2 + K3 * r4

      USGS 式は次のとおりです。

      error = K1 + K2 * r3 + K3 * r5

      ここで、K1、K2、K3 は Konrady 係数、r は中心からの半径方向の距離です。

  11. [一般] タブをクリックします。
  12. 外部標定ファイルを確認します。

    拡張子が「.txt」でない場合は、[フィルター] テキスト ボックスに拡張子を入力する必要があります。 (例: .dat の場合、.txt.dat に変更)。

  13. 必要に応じて、[名前を付けて保存] ボタンをクリックしてラスター タイプをファイルに保存することで、ラスター タイプに対するこれらの変更を保存できます。保存したファイルは、ドロップダウン リストの Applanix ラスター タイプの代わりに再利用できます。
  14. [処理] タブをクリックして、画像のオルソ補正で使用する標高モデルの定義に使用されるプロパティを設定します。

    DEM を使用する場合は、以下の点に注意してください。

    • DEM が画像のコレクションの範囲よりも小さい場合は、画像が DEM の範囲に合わせてトリミングされます。 また、DEM はオルソ幾何補正に大きく影響するため、DEM の範囲は画像コレクションの範囲と同じかそれ以上であるべきです。
    • 外部標定ファイルと DEM の空間参照系が同じであることを確認します。そうでない場合、[ジオイド] チェックボックスをオンにするか、Z オフセットと係数の値を入力することで、DEM を変更する必要があります。 必要な場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用することで、標高データにジオイド補正を適用することができます。
    • ラスター データセットとして (ArcGIS でサポートされる任意のラスター形式で) 格納された DEM、ラスター カタログに格納された DEM、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスを使用できます。

    • 複数の DEM ラスター データセットがある場合は、これらをモザイク データセットに追加して、DEM として使用できる単一のデータセットを作成できます。

    • 形式に NoData 値がある場合、これはサポートされます。ラスター データセットのラスター プロパティにある NoData 値を確認できます。値を NoData に変換する必要がある場合は、[ラスターのコピー (Copy Raster)] ツールを使用して、[NoData 値] パラメーターの値を定義します。このツールは、新しいラスター データセットを出力します。新しいラスター データセットを作成したくない場合は、DEM をモザイク データセットに追加し、[モザイク データセットの NoData の定義 (Define Mosaic Dataset NoData)] ツールを使用して NoData 値を定義できます。このメソッドを使用すると、NoData に解釈される複数の値を定義できます。

  15. [オルソ幾何補正] ドロップダウン矢印をクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。
    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高は Applanix データには適用されません。したがって、この方法は使用しないでください。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は Applanix データには適用されません。したがって、この方法は使用しないでください。

  16. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  17. [補助入力] タブをクリックします。
  18. [参照] ボタンをクリックし、入力画像を含むフォルダーを参照して、[OK] をクリックします。
  19. [OK] をクリックして [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
  20. [入力] ドロップダウン矢印をクリックして、[ファイル] をクリックします。
  21. 参照ボタンを使用して外部標定ファイル (.txt) まで移動し、[開く] をクリックします。

    そのファイル タイプが [ソース] リストに追加されます。

  22. 必要に応じて、[高度な設定] セクションで追加情報を定義します。
    1. 入力データの空間参照がモザイク データセットと異なっている場合は、[入力データの座標系] パラメーターを使用して定義します。
    2. データにピラミッドや統計情報が存在しない場合、[ラスター ピラミッドの構築] および [統計情報の計算] をオンにして、これらを計算します。 こちらを強くおすすめします。
  23. [OK] をクリックしてツールを実行し、モザイク データセットにデータを追加します。

作成されたフットプリントは、オルソ幾何補正されていない画像の 4 つの頂点を定義する単純なポリゴンです。 オーバービューを構築する前に、オルソ幾何補正された画像の形状に一致するようにフットプリントを変更します。 この手順を次に示します。

フットプリントの再計算

  1. [フットプリントの構築 (Build Footprints)] ツールを開きます。
  2. モザイク データセットを参照するか、[モザイク データセット] ドロップダウン矢印をクリックしてモザイク データセット レイヤーを選択します。
  3. [最小データ値] および [最大データ値] を、ビット深度の最小値と最大値 (たとえば、8 ビット データの場合は 0 と 255) に変更します。
  4. フットプリントを縮小する場合は、[距離を縮小] の値を指定します。

    この値は、モザイク データセットの座標系の単位で指定します。各フットプリント ポリゴン全体のサイズが、この値で削減されます。

  5. [OK] をクリックして、このツールを実行します。

オーバービューの構築

  1. [オーバービューの構築] ツールを開きます。
  2. モザイク データセットを参照するか、[モザイク データセット] ドロップダウン矢印をクリックしてモザイク データセット レイヤーを選択します。
  3. [OK] をクリックして、このツールを実行します。

オーバービューの生成には時間がかかります。 生成が終わったら、モザイク データセットを使用する準備は完了です。

AVIRIS

航空機搭載可視赤外イメージング分光計 (AVIRIS) は、400 ~ 2,500 ナノメートルの波長を持つ、224 の連続スペクトル バンドで画像を撮影する航空機搭載センサーです。 AVIRIS-Classic としても知られるこのセンサーは、1986 年から使用され、380 ~ 2,510 ナノメートルの波長範囲を測定する次世代センサー AVIRIS-NG (Next Generation) に置き換えられました。 両センサーで撮影されたハイパースペクトル画像は、ENVI 形式で保存されます。 AVIRIS ハイパースペクトル画像の適用例としては、メタン漏洩の追跡、石油流出の検出、湿地帯の変化解析の実施などがあります。 これらのセンサーについて、またその適用やデータ アクセスの詳細は、「AVIRIS-Classic」および「AVIRIS-NG」をご参照ください。

AVIRIS ラスター タイプは、AVIRIS-Classic と AVIRIS-NG の両方のデータをサポートとします。 ラスター タイプの処理テンプレートは [デフォルト] テンプレートのみです。このテンプレートは、放射輝度および地表面反射率データをサポートし、モザイク データセットにすべてのバンドを追加します。

注意:

.hdr ファイル拡張子は、[カタログ] ウィンドウではラスター データセットとして参照できないので、[ハイパースペクトル データの追加] ダイアログ ボックスを使用して 1 つの AVIRIS 画像をマップに追加します。

プロダクト タイプ処理テンプレート
  • デフォルト
  • デフォルト処理テンプレート
  • レベル 1
  • 放射輝度
  • レベル 2
  • 地表面反射率

Esri フレーム XML

Esri フレーム XML は、画像対応テキスト ファイルで、マップ上で関連付けられた画像を正確に投影するために必要な内部標定パラメーターと、外部標定パラメーターが含まれています。 .xml ファイルに含まれるメタデータは、すでに調整済みのため、これ以上のブロック調整は必要ありません。 Esri フレーム XML を使用することで、オルソ補正を行うことなく、正しい地理空間位置に未加工画像を正確にレンダリングできるというメリットがあります。 .xml ファイルは [モザイク データセット アイテムのエクスポート (Export Mosaic Dataset Items)] ジオプロセシング ツールから派生したものです。このファイルを使用して、ブロック調整済みのドローン、デジタル航空写真、スキャンした航空画像データに対応した .xml サポート ファイルを作成できます。

Esri フレーム XML は以下の手順で作成できます。

  1. ドローン、デジタル航空写真、スキャンした航空画像データを含むオルソ マッピング ワークスペースか、ドローン、デジタル航空画像を含むリアリティ マッピング ワークスペースを作成します。
  2. 画像のブロック調整を行います。すでに調整済みのデータを使用する場合は次の手順に進みます。 ブロック調整の詳細については、トピック「ブロック調整」をご参照ください。
  3. 選択ツールを使用して、.xml ファイルに保存されている標定データとエクスポートする画像をハイライト表示します。
  4. 選択がまだアクティブな状態で、ArcGIS Pro のメイン メニューの [ジオプロセシング] カテゴリで [解析] > [ツール] をクリックします。

    [ジオプロセシング] ウィンドウが表示されます。

  5. [ジオプロセシング] ウィンドウの検索ボックスに「モザイク データセット アイテムのエクスポート」と入力して [入力] をクリックします。

    検索結果が [ジオプロセシング] ウィンドウに表示されます。

  6. 検索結果から [モザイク データセット アイテムのエクスポート] をクリックしてツールを開きます。

    [モザイク データセット アイテムのエクスポート] ツール ダイアログ ボックスが表示されます。

  7. [モザイク データセット] でドロップダウン リストから [画像コレクション] を選択します。
  8. [出力] で結果の保存先を指定します。
  9. [NoData 値] の下で [画像空間への画像のエクスポート] チェックボックスをオンにします。
  10. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

    この操作により、選択した画像と .xml ファイルに保存されているブロック調整情報を、先ほどプロセスで指定したフォルダーにコピーします。

完了すると、コピーした画像をマップ ビューかステレオ ウィンドウ (オーバーラップしている場合) に追加し、関連 .xml ファイルに保存されている画像情報を使用して正しい地理的位置にレンダリングできます。

フレーム カメラ

フレーム カメラ ラスター タイプでは、さまざまな航空カメラ (Pictometry、UltraCam、Applanix、ISAT) で撮影したラスター データをモザイク データセットに追加することができます。

このラスター タイプでは、フレーム テーブルとカメラ テーブルの 2 つのテーブルが必要です。 フレーム テーブルには、フレーム カメラの画像パスや投影中心の X/Y/Z 座標など、各フレームに固有のカメラ情報が含まれます。 カメラ テーブルには、焦点距離や主なポイントの座標 X/Y など、カメラ固有のパラメーターが含まれます。 フレーム カメラ メタデータ ファイルからこの情報を取り出し、その情報をフレーム テーブルとカメラ テーブルに反映する必要があります。フレーム テーブルで認識されるフィールドについては、「フレーム テーブルのスキーマ」をご参照ください。 カメラ テーブルで認識されるフィールドについては、「カメラ テーブルのスキーマ」をご参照ください。

フレーム テーブルとカメラ テーブルに必須フィールドが生成されている場合は、これらのテーブルを [モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ツールの入力値として使用し、モザイク データセットに画像を取り込むことができます。 フレーム テーブルをツールの入力として割り当て、[フレーム カメラ] ラスター タイプ プロパティ ページでカメラ テーブルのパスを定義します。

汎用 RPC

オルソ マッピング ワークフローを使用する場合、[汎用 RPC] ラスター タイプによって、衛星画像の入力と表示が可能になります。衛星画像には、RPC (Rational Polynomial Coefficient) センサー モデル情報が .rpc txt ファイルとして保存されています。 これには以下が含まれる場合があります。

  • サード パーティ ソフトウェアを使用してブロックが調整され、調整済み RPC 情報が汎用 .rpc テキスト ファイルに保存されるネイティブにサポートされている衛星画像。
  • ネイティブにサポートされていないものの、RPC データが .rpc テキスト ファイルに保存されている衛星画像 (BlackSky 衛星画像など)。

オルソ マッピング ワークスペース環境外で操作を行う場合は、[ラスター データセット] ラスター タイプを使用して、RPC データが .rpc テキスト ファイルに保存されている衛星画像をモザイク データセットに追加できます。 このタイプのデータを操作する場合は、.rpc ファイルと関連する画像を同じフォルダーに配置することが重要になります。

以下を実行することで、関連する .rpc テキスト ファイルとともに衛星画像をモザイク データセットに追加します。

  1. モザイク データセットを作成します。
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。

    [モザイク データセットにラスターを追加] ツールが開きます。

  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックして [ラスター データセット] を選択します。
  4. [入力データ] で、ドロップダウン メニューをクリックして、[フォルダー] を選択します。
  5. .rpc ファイルを含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
  6. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

実行が完了すると、衛星画像がモザイク データセットに追加され、マップに表示されます。

以下を実行することで、関連する .rpc テキスト ファイルとともに衛星画像をワークスペースに追加します。

  1. [画像] タブの [オルソ マッピング] グループで、[新しいワークスペース] ドロップダウン メニューをクリックして [新しいワークスペース] を選択します。
  2. [ワークスペースの構成] ウィンドウで、ワークスペースの名前を入力します。
  3. [ワークスペース タイプ] ドロップダウン メニューで [オルソ マッピング] を選択します。
  4. [センサー データ タイプ] でドロップダウン メニューから [衛星画像] を選択します。
  5. その他のデフォルト設定をそのままにして、[次へ] をクリックします。
  6. [画像コレクション] ウィンドウの、[センサー タイプ] ドロップダウン メニューで [汎用 RPC] を選択します。
  7. [画像を含むフォルダー][参照] ボタンをクリックし、コンピューター上の画像フォルダーに移動してそれを選択し、[OK] をクリックします。
  8. [空間参照][参照] ボタンをクリックします。
  9. [空間参照] ウィンドウで、適切な x,y 座標系と z 座標系を設定して [次へ] をクリックします。
  10. [データ ローダー] ウィンドウで、デフォルトの値をそのまま使用して [完了] をクリックします。

GORI

Leica HxMap から派生した GORI ファイルは、関連付けられている画像のブロック調整のサポートに必要な空間参照、内部標定パラメーターと外部標定パラメーターを格納する補助テキスト ファイルです。 航空測量プロジェクト内の各画像には、関連する GORI ファイルが 1 つあります。 関連 .gori ファイルがある画像は、[Leica HxMap] ラスター タイプを使用してモザイク データセットに追加できます。 オルソ マッピングまたはリアリティ マッピング ワークスペースを作成する際に選択した [センサー データ タイプ][デジタル航空写真] の場合、[画像コレクション] ページの [センサー データ タイプ] ドロップダウン リストから [Leica HxMap] ラスター タイプにアクセスできます。 デジタル航空画像を含むオルソ マッピングまたはリアリティ マッピング ワークスペースの作成方法の詳細は、以下のトピックをご参照ください。

注意:

GORI データを操作する場合、.gori ファイルと関連する画像を同じフォルダーに配置することが重要になります。

以下を実行することで、関連する .gori ファイルとともに画像をモザイク データセットに追加します。

  1. モザイク データセットを作成します。
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。

    [モザイク データセットにラスターを追加] ツールが開きます。

  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[Leica HxMap] を選択します。
  4. [入力データ] で、ドロップダウン メニューをクリックして、[フォルダー] を選択します。
  5. .gori ファイルを含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
  6. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

実行が完了すると、GORI ファイルに関連付けられた画像がモザイク データセットに追加され、マップに表示されます。

ISAT 画像

ISAT (ImageStation Automatic Triangulation) は、Hexagon の自動画像ポイント抽出および空中三角測量パッケージです。 アナログ カメラとデジタル カメラの両方がサポートされています。 このラスター タイプによって使用される入力ファイルは、ISAT プロジェクト ファイルです。

ISAT データは、ISAT ラスター タイプを使用してモザイク データセットに追加できます。

  1. モザイク データセットを作成します。
  2. モザイク データセットを作成します
  3. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  4. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[ISAT] をクリックします。
  5. [ラスター タイプ プロパティの編集] ボタンをクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。 ここで、DEM およびカメラに関する詳細な情報を入力します。

  6. [プロパティ] タブをクリックします。

    このタブでは、画像のオルソ補正で使用する標高データを定義するプロパティを指定できます。

    ヒント:

    外部標定ファイルと DEM の空間参照系が同じであることを確認します。そうでない場合、[ジオイド] チェックボックスをオンにするか、Z オフセットと係数の値を入力することで、DEM を変更する必要があります。

  7. [オルソ幾何補正] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は指定された DEM から読み取られます。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用する必要があります。

  8. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  9. [補助入力] タブをクリックします。
  10. 写真ファイルの参照ボタンをクリックして、ISAT 写真ファイルに移動します。
  11. カメラ ファイルの参照ボタンをクリックして、ISAT カメラ ファイルに移動します。
  12. [OK] をクリックします。
  13. 必要に応じて、[一般] タブをクリックします。

    [名前を付けて保存] ボタンをクリックすることで、後で再利用できるように、ラスター タイプへの変更内容を保存することができます。

    保存した .art ファイルを使用するには、[ラスター タイプ] リストで [ISAT] を選択するのではなく、ファイルを参照して指定することができます。

  14. [OK] をクリックします。
  15. [入力] ドロップダウン矢印をクリックして、[ファイル] をクリックします。
  16. [参照] ボタンをクリックして ISAT プロジェクト ファイルに移動し、[開く] をクリックします。

    そのファイル タイプが [ソース] リストに追加されます。

  17. 必要に応じて、[一般] タブをクリックします。

    [名前を付けて保存] ボタンをクリックすることで、後で再利用できるように、ラスター タイプへの変更内容を保存することができます。

    保存した .art ファイルを使用するには、[ラスター タイプ] リストで [ISAT] を選択するのではなく、ファイルを参照して指定することができます。

  18. 任意で、フットプリントを再計算しない場合は、[オーバービューの更新] をオンにすることができます。

    フットプリントを縮小した方がよい場合もあります。 その場合は、[オーバービューの更新] をオンにしないで、このツールを実行します。 [フットプリントの構築] ツールを使用して、[縮小距離] の値を指定します。 さらに、ビット深度のデータの最大値と最小値も変更します。8 ビット データでは 0 と 255 などです。 最後に、[オーバービューの構築 (Build Overviews)] ツールを使用して概観図を構築できます。

  19. 一部の詳細設定を [高度な設定] セクションで追加定義しなければならない場合もありますが、常に必要なわけではありません。
    1. 入力データの空間参照がモザイク データセットと異なっている場合は、[入力データの座標系] パラメーターを使用して定義する必要があります。
    2. データにピラミッドや統計情報が存在しない場合、[ラスター ピラミッドの構築] および [統計情報の計算] をオンにして、これらを計算します。
  20. [OK] をクリックしてツールを実行し、モザイク データセットにデータを追加します。

Match-AT 画像

MATCH-AT Trimble Inpho は、Trimble Inpho の自動デジタル空中三角測量パッケージです。アナログ カメラとデジタル カメラの両方がサポートされています。このラスター タイプによって使用される入力ファイルは、MATCH-AT プロジェクト ファイルです。

Match-AT データは、Match-AT ラスター タイプを使用してモザイク データセットに追加できます。

  1. モザイク データセットを作成します
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[Match-AT] をクリックします。
  4. [ラスター タイプ プロパティの編集] ボタンをクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。 ここで、DEM およびカメラに関する詳細な情報を入力します。

  5. [プロパティ] タブをクリックします。

    このタブでは、画像のオルソ補正で使用する標高データを定義するプロパティを指定できます。

    ヒント:

    外部標定ファイルと DEM の空間参照系が同じであることを確認します。そうでない場合、[ジオイド] チェックボックスをオンにするか、Z オフセットと係数の値を入力することで、DEM を変更する必要があります。

  6. [オルソ幾何補正] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は指定された DEM から読み取られます。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用する必要があります。

  7. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  8. [補助入力] タブをクリックします。
  9. [カメラ]の参照ボタンをクリックして、カメラ ファイルに移動し、[開く] をクリックします。

    これはオプションのパラメーターで、プロジェクト ファイル内にカメラ情報が存在しない場合に指定する必要があります。

    注意:

    MATCH-AT バージョン 5 プロジェクトにカメラ情報が埋め込まれている場合、外部のカメラ ファイルは必要ありません。この他のバージョンの MATCH-AT プロジェクトには、外部カメラ ファイルが必要です。

  10. [OK] をクリックします。
  11. [入力] ドロップダウン矢印をクリックして、[ファイル] をクリックします。
  12. 参照ボタンをクリックして Match-AT プロジェクト ファイル (.prj) に移動し、[開く] をクリックします。

    プロジェクト ファイルが [ソース] リストに追加されます。

  13. 必要に応じて、[一般] タブをクリックします。

    [名前を付けて保存] ボタンをクリックすることで、後で再利用できるように、ラスター タイプへの変更内容を保存することができます。

    保存した .art ファイルを使用するには、[ラスター タイプ] リストで [Match-AT] を選択するのではなく、ファイルを参照して指定することができます。

  14. 任意で、フットプリントを再計算しない場合は、[オーバービューの更新] をオンにすることができます。

    フットプリントを縮小した方がよい場合もあります。 その場合は、[オーバービューの更新] をオンにしないで、このツールを実行します。 [フットプリントの構築] ツールを使用して、[縮小距離] の値を指定します。 さらに、ビット深度のデータの最大値と最小値も変更します。8 ビット データでは 0 と 255 などです。 最後に、[オーバービューの構築 (Build Overviews)] ツールを使用して概観図を構築できます。

  15. 一部の詳細設定を [高度な設定] セクションで追加定義しなければならない場合もありますが、常に必要なわけではありません。
    1. 入力データの空間参照がモザイク データセットと異なっている場合は、[入力データの座標系] パラメーターを使用して定義する必要があります。
    2. データにピラミッドや統計情報が存在しない場合、[ラスター ピラミッドの構築] および [統計情報の計算] をオンにして、これらを計算します。
  16. [OK] をクリックしてツールを実行し、モザイク データセットにデータを追加します。

MOD

MOD ラスター タイプは、写真測量的に処理され .MOD メタデータ ファイルとして保存されているスキャンされた航空写真またはデジタル航空写真です。 MOD ファイルは、PAT-B や従来の ISM DiAP システムなどのブロック調整パッケージによって生成されます。 .MOD ファイルには、マップ上で関連付けられた画像を正確に投影するために必要な内部標定と外部標定パラメーターが含まれています。

このラスター タイプを使用する場合、[ラスター タイプ プロパティ] プロパティ ボタンをクリックし、[MOD] を選択して、ラスター タイプ プロパティを編集する必要があります。

MOD データは、[MOD] ラスター タイプを使用してモザイク データセットに追加できます。

  1. モザイク データセットを作成します。 詳細については、「モザイク データセットの作成」をご参照ください。
    1. [座標系] で、[座標系の選択] ボタン 座標系の選択 をクリックして、MOD ファイル空間参照系に一致する投影座標系を選択します。

    モザイク データセットが作成され、ジオデータベースに追加されて、[コンテンツ] ウィンドウにレイヤーとして読み込まれます。

  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. モザイク データセットの名前を入力します。 [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[MOD] を選択します。
  4. [ラスター タイプ プロパティ] ボタン プロパティ をクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。 ここで、画像へのパスに関する詳細な情報を入力し、必要に応じて DEM を追加します。

  5. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスで、[処理] オプションをクリックします。
  6. [オルソ幾何補正] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は指定された DEM から読み取られます。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用する必要があります。

  7. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  8. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[MOD パラメーター] をクリックします。
    1. [画像データ パス] で、モザイク データセットに追加する画像を含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
    2. [ピクセル サイズ (ミクロン)] で、ミクロン単位の適切な値を入力して、[OK] をクリックします。

      ピクセル サイズ (ミクロン単位) は、次の数式を使用して決定できます。

      25400 / 画像スキャン解像度

    3. [OK] をクリックして設定を適用し、[ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
  9. [入力データ] で、ドロップダウン メニューをクリックして、[フォルダー] を選択します。
  10. MOD ファイルを含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
  11. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

    実行が完了すると、MOD ファイルに関連付けられた画像がモザイク データセットに追加され、[マップ] に表示されます。

PAR

PAR ラスター タイプは、従来のデジタル ビデオ プロッター (DVP) システムを使用して写真測量的に処理され .PAR メタデータ ファイルとして保存されているスキャンされた航空写真またはデジタル航空写真です。 .PAR ファイルには、マップ上で関連付けられた画像を正確に投影するために必要な内部標定と外部標定パラメーターが含まれています。

このラスター タイプを使用する場合、[ラスター タイプ プロパティ] ボタン プロパティ をクリックし、[PAR] を選択して、ラスター タイプ プロパティを編集する必要があります。

PAR データは、PAR ラスター タイプを使用してモザイク データセットに追加できます。

  1. モザイク データセットを作成します。 詳細については、「モザイク データセットの作成」をご参照ください。
    1. [座標系] で、[座標系の選択] ボタン 座標系の選択 をクリックして、PAR ファイル空間参照系に一致する投影座標系を選択します。

    モザイク データセットが作成され、ジオデータベースに追加されて、[コンテンツ] ウィンドウにレイヤーとして読み込まれます。

  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. モザイク データセットの名前を入力します。 [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[PAR] を選択します。
  4. [ラスター タイプ プロパティ] ボタン プロパティ をクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが開きます。 ここで、画像へのパスに関する詳細な情報を入力し、必要に応じて DEM を追加します。

  5. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスで、[処理] オプションをクリックします。
  6. [オルソ幾何補正] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は指定された DEM から読み取られます。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用する必要があります。

  7. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  8. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[PAR パラメーター] をクリックします。
    1. [画像データ パス] で、モザイク データセットに追加する画像を含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
    2. [OK] をクリックして設定を適用し、[ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。
  9. [入力データ] で、ドロップダウン メニューをクリックして、[フォルダー] を選択します。
  10. MOD ファイルを含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
  11. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

    実行が完了すると、PAR ファイルに関連付けられた画像がモザイク データセットに追加され、マップに表示されます。

RedEdge

MicaSense RedEdge は、マルチセンサー システムからマルチスペクトルの高解像度画像を作成します。 このラスター タイプが使用する入力ファイルはバンドの .tif ファイルです (センサーごとに 1 つ)。5 つのマルチスペクトル バンド (赤、緑、青、レッド エッジ、近赤外) を含みます。

RedEdge データをモザイク データセットに追加するとき、ファイルにフィルターが適用され、*_1.tif*_2.tif*_3.tif*_4.tif*_5.tif というエクステンションが検索されます。 さらに、次の 2 つの処理テンプレートがサポートされます。 [すべてのバンド] および [マルチスペクトル]。 これらのテンプレートでは、画像からの情報を使用して、ピクセルを輝度または地表面反射率に処理できます。

スキャンされた航空写真

「スキャンされた航空写真」ラスター タイプは、スキャンされた航空写真からモザイク データセットを作成するように設計されています。 フレーム カメラ ラスター タイプの場合も、スキャンされた航空写真をモザイク データセットに追加できますが、「スキャンされた航空写真」ラスター タイプで追加される画像プロパティは、最も適したプロパティとアルゴリズムを選択するブロック調整プロセスで使用されます。

このラスター タイプでは、フレーム テーブルとカメラ テーブルの 2 つのテーブルが必要です。 フレーム テーブルには、フレーム カメラの画像パスや投影中心の X/Y/Z 座標など、各フレームに固有のカメラ情報が含まれます。 カメラ テーブルには、焦点距離や主なポイントの座標 X/Y など、カメラ固有のパラメーターが含まれます。 フレーム カメラ メタデータ ファイルからこの情報を取り出し、その情報をフレーム テーブルとカメラ テーブルに反映する必要があります。フレーム テーブルで認識されるフィールドについては、「フレーム テーブルのスキーマ」をご参照ください。 カメラ テーブルで認識されるフィールドについては、「カメラ テーブルのスキーマ」をご参照ください。

  1. モザイク データセットを作成します
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[スキャンされた航空写真] をクリックします。
  4. [ラスター タイプ プロパティの編集] ボタンをクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが表示されます。 ここで、DEM およびカメラに関する詳細な情報を入力します。

  5. [プロパティ] タブをクリックします。

    このタブでは、画像のオルソ補正で使用する標高データを定義するプロパティを指定できます。

    ヒント:

    外部標定ファイルと DEM の空間参照系が同じであることを確認します。そうでない場合、[ジオイド] チェックボックスをオンにするか、Z オフセットと係数の値を入力することで、DEM を変更する必要があります。

  6. [オルソ幾何補正] ドロップダウンをクリックして、次のいずれかの標高方法を選択します。

    画像メタデータからの平均の標高

    平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。

    DEM の平均の高さ

    平均標高は指定された DEM から読み取られます。

    高さを定数で指定

    画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。

    DEM

    ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。

    標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、算術演算関数を使用して必要な数式を適用する必要があります。

  7. [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    Z 値のオフセット

    DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。

    Z 係数

    Z 係数は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。

    • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換するため。
    • 高さを強調して視覚的な効果を得るため。

  8. [フレーム カメラ] タブをクリックします。
  9. カメラ テーブルを追加します。
  10. 必要に応じて、[一般] タブをクリックします。

    [名前を付けて保存] ボタンをクリックすることで、後で再利用できるように、ラスター タイプへの変更内容を保存することができます。

    保存した .art ファイルを使用するには、[ラスター タイプ] リストで [スキャンされた航空写真] を選択するのではなく、ファイルを参照して指定することができます。

  11. [OK] をクリックして、[モザイク データセットをラスターに追加] ウィンドウに戻ります。
  12. [入力データ] パラメーターの参照ボタンをクリックし、フレーム テーブルを選択します。
  13. 任意で、フットプリントを再計算しない場合は、[オーバービューの更新] をオンにすることができます。

    フットプリントを縮小した方がよい場合もあります。 その場合は、[オーバービューの更新] をオンにしないで、このツールを実行します。 [フットプリントの構築] ツールを使用して、[縮小距離] の値を指定します。 さらに、ビット深度のデータの最大値と最小値も変更します。8 ビット データでは 0 と 255 などです。 最後に、[オーバービューの構築 (Build Overviews)] ツールを使用して概観図を構築できます。

  14. 一部の詳細設定を [高度な設定] セクションで追加定義しなければならない場合もありますが、常に必要なわけではありません。
    1. 入力データの空間参照がモザイク データセットと異なっている場合は、[入力データの座標系] パラメーターを使用して定義する必要があります。
    2. データにピラミッドや統計情報が存在しない場合、[ラスター ピラミッドの構築] および [統計情報の計算] をオンにして、これらを計算します。
  15. [OK] をクリックしてツールを実行し、モザイク データセットにデータを追加します。

デジタル カメラに対応するためのテーブル ラスター タイプ

[テーブル] ラスター タイプを使用して、デジタル標準フレーム画像をモザイク データセットに追加できます。 この方法では、標定パラメーターやその他の変数を含むテーブルが必要になります。 [テーブル] ラスター タイプを使用して、モザイク データセットにラスター カタログを移行することもできます。

以下のワークフローを使用して、UltraCam データをモザイク データセットに追加します。

  1. モザイク データセットを作成します
  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。
  3. [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックし、[テーブル/ラスター カタログ] をクリックします。
  4. [ラスター タイプ プロパティの編集] ボタンをクリックします。
  5. [処理] タブをクリックします。
  6. [処理テンプレート] のドロップダウン矢印をクリックして、[ストレッチ] をクリックします。 UltraCam データは 16 ビットのため、画像を正しく表示するにはストレッチを定義する必要があります。 定義しない場合は、すべて黒で表示されます。
  7. [テーブル定義の入力] タブをクリックします。

    ここでは、テーブル ラスター タイプで必要なフィールドに一致するフィールド名をテーブルに定義します。

  8. [ラスター ソース] フィールドに、「Rastersrc」と入力します。
  9. [名前] フィールドに、「Frame」と入力します。
  10. [OK] をクリックして、[モザイク データセットをラスターに追加] ウィンドウに戻ります。
  11. [入力データ] パラメーターの参照ボタンをクリックし、.dbf テーブルを選択します。
  12. [OK] をクリックしてツールを実行し、モザイク データセットにデータを追加します。

UAV/UAS

UAV/UAS ラスター タイプは、無人機または無人航空機システムで撮影された航空写真を追加できる設計になっています。 通常、この種類の画像には、カメラの内部定位情報が完全な形で含まれていません。 UAV/UAS ラスター タイプには、UAV/UAS 画像の EXIF ヘッダーからカメラ モデルを読み取ることで内部定位情報を取得できるカメラ モデル データベースが格納されています。 また、このラスター タイプでは、Pix4D や Agisoft などの他社製ソフトウェアを使用して UAV/UAS 写真を加工することもできます。 これらのソフトウェアからエクスポートしたログ ファイルは、ラスター タイプ プロパティに入力するカメラ ファイルまたは補助ファイルとして直接使用できます。

このラスター タイプに合わせて、次の 2 つのタブが [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスに新規に追加されました。

  • [補助入力] - 各画像の GPS または外部定位パラメーター。 この情報が入手可能な場合、ユーザーは推定フライト高度を指定できます。 方向ファイル パラメーターとフライト高度パラメーターはどちらもオプションです。
  • [フレーム カメラ] - このタブでは、カメラ モデル情報を指定します。 ユーザーは、カメラの内部定位情報を含むカスタム *.cam ファイルを指定するか、カメラ メーカーとカメラ モデルのリストから選択することができます。

Vexcel Osprey

Vexcel Osprey ラスター タイプは、Vexcel Osprey 航空機センサー システムに基づき、モザイク データセットに追加するよう設計されています。 外部標定 (*.eo*.txt、および *.csv) ファイルおよび画像パスを入力とします。 以下の説明をガイドとして使用して、Vexcel Osprey データをモザイク データセットに追加します。

  1. モザイク データセットを作成します。
    1. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを保存するジオデータベースを選択します。 必要に応じて新しいファイル ジオデータベースを作成します。[データベース] フォルダーを右クリックし、[新規] > [ファイル ジオデータベース] の順に選択します。 ジオデータベースに適切な名前を付け、キーボードの Enter キーを押します。
    2. ジオデータベースを右クリックして [モザイク データセットの作成] を選択します。

      [モザイク データセットの作成 (Create Mosaic Dataset)] ツールが開きます。 出力場所は選択したジオデータベースになります。

    3. モザイク データセットに名前を付け、外部標定ファイルにリストされている画像の投影の中心の座標と一致する座標系を選択します。 必要に応じて、[座標系] ウィンドウの [レイヤー] ドロップダウン メニューから、[コンテンツ] ウィンドウにすでに存在するレイヤーに座標系を対応付けることができます。

    このツールを実行すると、空のモザイク データセットが作成されます。 次に、Vexcel Osprey 画像をモザイク データセットに追加する必要があります。

  2. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。

    [モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ジオプロセシング ツールが開きます。

  3. モザイク データセットの名前を入力します。 外部標定ファイルにリストされている画像の投影の中心の座標と一致する座標系を選択します。

    必要に応じて、[座標系] ウィンドウの [レイヤー] ドロップダウン メニューから、[コンテンツ] ウィンドウにすでに存在するレイヤーに座標系を対応付けることができます。

  4. [実行] をクリックします。

    空のモザイク データセットが作成されます。

  5. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[処理] をクリックします。
  6. [オルソ幾何補正] ドロップダウン リストをクリックして、次のいずれかの標高ソース オプションを選択します。
    • [画像メタデータからの平均の標高] - 平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。
    • [DEM からの平均標高] - 平均標高は指定された DEM から読み取られます。
    • [標高値] (一定)] - 画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。
    • DEM - ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。
      注意:

      標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、[算術演算関数] を使用して必要な数式を適用します。

    [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    • [Z 値のオフセット] - DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。
    • [Z 係数] は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。
      • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換します。
      • 視覚的効果を得るために高さを強調します。
  7. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[Vexcel Osprey パラメーター] をクリックします。
    1. [画像データ パス] で、モザイク データセットに追加する画像を含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
    2. [入力画像の拡張子] に適切な拡張子を入力します。
    3. [OK] をクリックし、デフォルト設定を確定します。

      [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

  8. [モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ジオプロセシング ツールの [入力データ] で、[ファイル] が選択されていることを確認します。
  9. *.eo ファイルを含むフォルダーを参照して [OK] をクリックします。
  10. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

    次に、Vexcel Osprey 画像をモザイク データセットに追加します。

  11. [カタログ] ウィンドウで、モザイク データセットを右クリックし、[ラスターの追加] をクリックします。

    [モザイク データセットにラスターを追加] ジオプロセシング ツールが開きます。

  12. モザイク データセットの名前を入力します。 [ラスター タイプ] ドロップダウン リストをクリックして [Vexcel Osprey] を選択します。
  13. [ラスター タイプ プロパティ] ボタン プロパティ をクリックします。

    [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスが現れます。 ここで、画像へのパスに関する詳細な情報を入力して書式を設定し、必要に応じて DEM を追加します。

  14. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[処理] をクリックします。
  15. [オルソ幾何補正] ドロップダウン リストをクリックして、次のいずれかの標高ソース オプションを選択します。
    • [画像メタデータからの平均の標高] - 平均標高はプロジェクト ファイルから読み取られます。
    • [DEM からの平均標高] - 平均標高は指定された DEM から読み取られます。
    • [標高値] (一定)] - 画像に含まれるエリアの一定の (平均) 標高値を入力します。
    • DEM - ラスター データセット、モザイク データセット、イメージ サービス、または WCS サービスから、オルソ補正に使用する DEM を選択します。
      注意:

      標高データにジオイド補正を適用する必要がある場合は、標高データを含むモザイク データセットを作成し、[算術演算関数] を使用して必要な数式を適用します。

    [DEM] オプションが選択された場合、必要に応じて、標高調整パラメーターを設定します。

    • [Z 値のオフセット] - DEM の標高値に追加されるベース値。 この値を使用して、海水位を基準としない標高値をオフセットします。
    • [Z 係数] は、高さの値を変換する際に使用される縮尺係数です。次の 2 つの目的に使用されます。
      • 高さの単位 (メートルやフィートなど) をデータセットの水平座標単位 (フィート、メートル、度) に変換します。
      • 視覚的効果を得るために高さを強調します。
  16. [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスの [一般] セクションで、[Vexcel Osprey パラメーター] をクリックします。
    1. [画像データ パス] で、モザイク データセットに追加する画像を含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
    2. [イメージ タイプ] でに表示された、処理する画像の方向を示すオプションの横で、適切なオプションをクリックします。
      • [直下画像のみ] ‐ 処理される画像の光軸は、地表に対して垂直です。
      • [直下画像と斜め画像] - 処理される画像の光軸は、地表に対して垂直なもの (直下視画像) と、そうでないもの (斜め画像) があります。
    3. [OK] をクリックし、デフォルト設定を確定します。

      [ラスター タイプ プロパティ] ダイアログ ボックスを閉じます。

  17. [モザイク データセットにラスターを追加 (Add Rasters To Mosaic Dataset)] ジオプロセシング ツールの [入力データ] で、[ファイル] が選択されていることを確認します。
  18. *.eo*.txt*.csv などの形式の外部標定ファイルを含むフォルダーを参照して選択し、[OK] をクリックします。
  19. その他のデフォルト設定をそのままにして、[実行] をクリックします。

    関連付けられた画像がモザイク データセットに追加され、2D マップ ウィンドウに表示されます。

オルソ マッピング ワークスペース ウィザードまたはリアリティ マッピング ワークスペース ウィザードを使用したワークフロー

オルソ マッピング ワークスペース ウィザードおよびリアリティ マッピング ワークスペース ウィザードは、ワークスペースを作成してそこに Vexcel Osprey 画像コレクションを追加する手順を、順を追って提示します。

  1. ArcGIS Pro のメイン メニューで [画像] タブを選択して [新しいワークスペース] をクリックします。
  2. [ワークスペースの構成] ページで、ワークスペースの名前を入力します。
  3. [ワークスペース タイプ] が適切に設定されていることを確認します。
    注意:

    Advanced ライセンスでは、オルソ マッピング ワークスペース オプションのみ使用できます。 Standard または Advanced ライセンス、および Reality for ArcGIS Pro エクステンション ライセンスでは、オルソ マッピングとリアリティ マッピングの両方のワークスペース オプションを使用できます。

  4. [センサー データ タイプ] ドロップダウン リストから、[航空写真 - デジタル] を選択します。

    [シナリオ タイプ] と重複情報が自動的に更新されます。

  5. 処理される画像および生成されるプロダクトに基づいて、適切な [シナリオ タイプ] (直下または斜め) を選択します。
  6. 必要に応じて、[調整のリセットを許可] チェックボックスをオンにして、ワークスペースを以前の状態に戻せるようにします。
  7. その他のデフォルト値をそのままにして、[次へ] をクリックします。
  8. On the [画像コレクション] ページで、[センサー タイプ] として [Vexcel Osprey] を選択します。
  9. プロジェクト ファイルまたはフォルダーで、[入力データ] ウィンドウの参照ボタン フォルダー をクリックしてファイル フィルターを [Vexcel Osprey ファイル] に変更し、外部標定ファイルを選択して [OK] をクリックします。
  10. [画像データ パス] で参照ボタン フォルダー をクリックし、画像を含むフォルダーを参照して [OK] をクリックします。
  11. 空間参照ボタン 空間参照 をクリックしてワークスペースの空間参照を設定し、空間参照を、外部標定ファイルの座標の空間参照と同じ座標系に設定して、[次へ] をクリックします。
  12. [データ ローダー オプション] ページで、[標高ソース] の値を選択します。 [DEM の高さの平均値] オプションを使用している場合は、ローカルの DEM を使用してデータ読み込みのパフォーマンスを強化することをおすすめします。
    データ ローダー オプション
  13. それ以外はすべてデフォルト値のままとし、[完了] をクリックしてワークスペースを作成します。

ワークスペースが作成され、画像コレクションがワークスペースに読み込まれて、マップ上に表示されます。

これで、調整を実行し、派生プロダクトを生成する準備が整いました。

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