プレゼンテーションを全画面表示すると、GIS ストーリーやサマリーの更新を一般ユーザーに提供できます。 全画面表示のプレゼンテーションは、プレゼンテーションをテストして、ページ エクスペリエンスが適切であることを確認する方法でもあります。 これには、最終的なプレゼンテーションから省略する非表示スライドの確認、ページに適用されたトランジションや時間指定された再生の確認し、マップ レイヤーの表示設定が最新であることの確認などが含まれます。
プレゼンテーションの前に、表示画面に合わせてページに最適な縦横比を考慮します。 デフォルトでは、新しいプレゼンテーションには 16:9 の縦横比が使用されますが、他の一般的な比率から選択することも、独自の比率をカスタマイズすることもできます。 ページを全画面表示するために使用できるモニターのリストから選択することもできます。 [プレゼンテーション] タブの [ページ設定] グループで、[縦横比] ドロップダウン メニューを使用して別のサイズに変更するか、[カスタマイズ] をクリックして独自のサイズを設定します。 最後の 3 つのカスタム エントリがリストに保存されます。
プレゼンテーションの開始
全画面表示のプレゼンテーションを行う場合は、以下の手順を実行します。
- プロジェクトに複数のプレゼンテーションが含まれる場合は、全画面表示するプレゼンテーションがアクティブ ビューであることを確認します。
- [プレゼンテーション] タブの [再生] グループで、[全画面] ボタンのドロップダウン メニューをクリックし、表示画面を設定します。
- プレゼンテーションの開始ページを選択します。
全画面モードは、選択されたページから始まります。
- [再生] グループの [プレゼンテーション] タブで、[全画面] ボタン の上部をクリックするか、キーボード ショートカット Alt+F を使用して、全画面モードでのプレゼンテーションを開始します。
- 以下のオプションを使ってページを進めます。
- 全画面表示の下隅にある画面上の [次のページ] ボタンと [前のページ] ボタンを使用します。 これにより、画面上の再生ボタンをマウスでクリックしてページを進める手動によるコントロールをすることができます。
- キーボード コントロールの右矢印キーと左矢印キーを使用して、次のページまたは前のページに移動します。
- 事前構成された自動ページ前送り用のページ プロパティでプレゼンテーション ページの再生を許可します。 現在のページで設定した時間が経過すると自動的に次のページに進みます。 ビデオ ページは、ビデオ再生時間よりも長い時間が経過したら自動的に進むように設定する必要があります。
最終ページを手動で進めると、全画面モードが終了します。
- Esc をクリックすると、プレゼンテーション中にいつでも全画面モードが終了します。
プレゼンテーションを停止すると、現在のページが保持されます。 Alt+F を押すか、[プレゼンテーション] タブで [全画面] ボタンを再度クリックして、プレゼンテーションを再開します。
プレゼンテーションの操作
再生操作を一時停止して一部のページを操作したり、マップの場合は、ナビゲートしたり、ポップアップを開いたりして操作できます。
プレゼンテーションを操作しながらプレゼンテーションの流れを再開する方法は、以下のとおりです。
- スペースキーを押すか、全画面表示で [一時停止] ボタンをクリックすると、ビデオ ページ中にいつでも再生を一時停止できます。 これは、指定時間が経過したら次のページに進むよう設定されているすべてのページにも適用されます。 これにより、ユーザーが交流したり話し合ったりする時間をさらに必要としている場合に、ページを一時停止して時間を確保できます。
- マップ ページはすぐに操作できます。 [マップ操作] ツール がアクティブになり、ナビゲーションのキーボード ショートカットが全画面表示に適用されます。 画面移動やズームを行ったり、3D ではカメラ視点の角度を傾けたりすることができます。
- マップ ページで [マップ操作] ツール を使用して任意のフィーチャやポップアップを開くウィンドウをクリックして属性情報を表示します。