アタッチメントの有効化 (Enable Attachments) (データ管理)

サマリー

ジオデータベース フィーチャクラスまたはテーブルのアタッチメントを有効化します。このツールは、必要なアタッチメント リレーションシップ クラスと、アタッチメント ファイルを内部的に格納するアタッチメント テーブルを作成します。

アタッチメント ジオプロセシング ツールの操作の詳細

使用法

  • 入力データセットをエンタープライズ データセットから取得する場合、データの所有者として確立されたデータベース接続から取得する必要があります。

  • [アタッチメントの追加 (Add Attachments)] ツールを使用してアタッチメントを追加する前に、このツールを使用してアタッチメントを有効化する必要があります。

  • ジオデータベース フィーチャクラスまたはテーブルでアタッチメントがすでに有効化されている場合は、警告メッセージが表示され、処理は実行されません。

  • レプリカ トラッキングが有効で、履歴管理が有効なバージョン非対応データセットは、アタッチメント テーブルで履歴管理とレプリカ トラッキングが有効になります。

  • ブランチ バージョン対応のデータセットは、ブランチ バージョン対応登録されず、アタッチメント テーブルでレプリカ トラッキングが自動的に有効になります。これは、[バージョン対応登録 (Register As Versioned)] ツールと [レプリカ トラッキングの有効化 (Enable Replica Tracking)] ツールを使用して手動で処理することができます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力データセット

アタッチメントを有効化するジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラス。入力は、バージョン 10 以降のジオデータベースに存在している必要があります。

Table View

派生した出力

ラベル説明データ タイプ
更新された入力データセット

更新された入力データセット。

テーブル ビュー

arcpy.management.EnableAttachments(in_dataset)
名前説明データ タイプ
in_dataset

アタッチメントを有効化するジオデータベース テーブルまたはフィーチャクラス。入力は、バージョン 10 以降のジオデータベースに存在している必要があります。

Table View

派生した出力

名前説明データ タイプ
out_dataset

更新された入力データセット。

テーブル ビュー

コードのサンプル

EnableAttachments (アタッチメントの有効化) の例 1 (Python ウィンドウ)

次のコード スニペットは、Python ウィンドウで EnableAttachments (アタッチメントの削除) ツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.EnableAttachments_management(r"C:\Data\City.gdb\Parcels")
EnableAttachments (アタッチメントの有効化) の例 2 (スタンドアロン スクリプト)

次のスクリプトは、スタンドアロン スクリプトで EnableAttachments ツールを使用する方法を示しています。

"""
Example: You have a folder of digital photographs of vacant homes; the photos
         are named according to the ParcelID of the house in the picture. You'll 
         add these photos to a parcel feature class as attachments.
"""
import csv
import arcpy
import os
input = r"C:\Data\City.gdb\Parcels"
inputField = "ParcelID"
matchTable = r"C:\Data\matchtable.csv"
matchField = "ParcelID"
pathField = "Picture" 
picFolder = r"C:\Pictures"
# Create a new Match Table .csv file
writer = csv.writer(open(matchTable, "wb"), delimiter=",")
# Write a header row (the table will have two columns: ParcelID and Picture)
writer.writerow([matchField, pathField])
# Iterate through each picture in the directory and write a row to the table
for file in os.listdir(picFolder):
    if str(file).find(".jpg") > -1:
        writer.writerow([str(file).replace(".jpg", ""), file])
del writer
# The input feature class must first be GDB attachments enabled
arcpy.EnableAttachments_management(input)
# Use the match table with the Add Attachments tool
arcpy.AddAttachments_management(input, inputField, matchTable, matchField, 
                                pathField, picFolder)

ライセンス情報

  • Basic: No
  • Standard: Yes
  • Advanced: Yes

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