ArcGIS Pro クイックスタート チュートリアル

ArcGIS Pro クイックスタート チュートリアルでは、ArcGIS Pro に含まれる多くの機能について紹介します。データの追加や 3D でのナビゲートなどの基本的な操作だけでなく、マップの作成、ArcGIS Online でのマップの共有、解析モデルの構築などの完全なワークフローについてもカバーしています。

チュートリアルについて

チュートリアルは 10 〜 60 分の長さで、短いプレビュー ビデオが含まれています。ArcGIS Pro の学習過程で実施する内容を以下に示します。

チュートリアル画像のコラージュ
上: 「Web マップの共有」で、ハイキング コースのマップを ArcGIS Online に共有します。左下: 「マップ レイヤーのシンボル表示」で、人口ヒート マップを作成します。右下: 「データのプロジェクトへの追加」で、発生する可能性のある洪水を 3D で可視化します。

チュートリアルには ArcGIS Pro ソフトウェアが必要です。最適なユーザー エクスペリエンスを確保するために、すでに ArcGIS Pro をお持ちの場合は、必要に応じて ArcGIS Pro 2.6ソフトウェアをアップデートしてください。ArcGIS Pro がない場合、ArcGIS Pro の無料トライアルにサイン アップできます。

特に GIS の初心者であれば、チュートリアルに順番に取り組むことをお勧めします。チュートリアルはそれぞれ個別に実施することもできますが、一般的な操作については最初のチュートリアルで詳しく説明します。

クイックスタート チュートリアルへのアクセス

ほとんどのチュートリアルではプロジェクト パッケージを使用しており、ArcGIS Pro から直接開くことができます。その場合、データが格納されている ArcGIS Online へのポータル接続が必要です。一部のチュートリアルは、コンピューターにダウンロードされた圧縮ファイルを使用します。各チュートリアルでは、必要なチュートリアル データを検索し、開く方法について説明します。

メモ:

ArcGIS Pro ライセンスが指定ユーザー ライセンスである場合、ArcGIS Online へのポータル接続があります。ArcGIS Pro ライセンスが単独使用または同時使用である場合、無料の ArcGIS 個人向けアカウントを作成し、ポータル接続として追加できます。

ArcGIS Online へのポータル接続を作成できない場合 (たとえば、切断された環境、または ArcGIS Enterprise ポータルにしかアクセスできない環境にいる場合)、時間が許せば、チュートリアル データを下のリンクからダウンロードできます。チュートリアルを開始すると、ポータルではなくコンピューターからプロジェクト パッケージを開きます。

トラブルシューティング

チュートリアルを開始した後に、プロジェクト パッケージの検索結果が返されない場合は、ArcGIS Online へのアクティブなポータル接続が存在することを確認してください。ArcGIS Pro の開始ページで [設定] をクリックして、[ポータル] をクリックします (開いているプロジェクトで [プロジェクト] タブをクリックし、[ポータル] をクリックします)。

ポータル接続
アクティブなポータルにはチェック マークが付いています。

アクティブなポータルは、www.arcgis.com または ArcGIS Online 組織サイトの URL である必要があります。詳細については、「ArcGIS Pro からのポータル接続の管理」をご参照ください。

アクティブなポータル接続があるにもかかわらず、検索結果が表示されない場合には、[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックス上部の検索ボックス (下部の [名前] ボックスではない) にキーワードを入力したことを確認します。

検索ボックスの横の [コンテンツ] ボタンが選択されていることを確認します。選択されていない場合、検索ではコンテンツのアイテムではなく、ArcGIS Online のグループが返されます。

[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックス

クイックスタート チュートリアル以外のチュートリアルについて

この他にも、次のようなチュートリアルが ArcGIS Pro ヘルプ システムに用意されています。

Learn ArcGIS サイトは、実環境で ArcGIS ソフトウェアを使用するレッスンのコレクションです。[レッスン ギャラリー] では、ArcGIS Pro を使用するレッスンを、製品によってフィルタリングして表示できます。

Esri トレーニング カタログには、インストラクター主導型コース、Web コース、トレーニング セミナー、ビデオなど、さまざまな学習リソースが用意されています。