TIN レイヤーの作成 (Make TIN Layer) (データ管理)—ArcGIS Pro

サマリー

入力 TIN データセットまたはレイヤーファイルから、TIN (不規則三角形網) を作成します。このツールで作成されるレイヤーは一時的なレイヤーであるため、そのレイヤーをディスクに保存するか、マップドキュメントを保存しない限り、セッションの終了後に削除されます。

このツールによって生成される一時的なレイヤーは、[レイヤーファイルの保存 (Save To Layer File)] ツールを使用してレイヤーファイルとして保存することができます。
このツールは、arcpy.mapping モジュールを介したマップ生成の自動化など、TIN レイヤーを必要とする操作に便利です。

ラベル	説明	データタイプ
入力 TIN	新しいレイヤーの作成元となる入力 TIN データセットまたはレイヤー。	TIN Layer
出力 TIN レイヤー	作成される TIN レイヤーの名前。出力レイヤーは、TIN レイヤーを入力として使用するジオプロセシングツールへの入力として使用できます。	TIN Layer

arcpy.management.MakeTinLayer(in_tin, out_layer)

名前	説明	データタイプ
in_tin	新しいレイヤーの作成元となる入力 TIN データセットまたはレイヤー。	TIN Layer
out_layer	作成される TIN レイヤーの名前。出力レイヤーは、TIN レイヤーを入力として使用するジオプロセシングツールへの入力として使用できます。	TIN Layer

MakeTinLayer の例 (Python ウィンドウ)

次のサンプルは、Python ウィンドウでこのツールを使用する方法を示しています。

import arcpy
arcpy.env.workspace = 'C:/gis_data/input'
arcpy.management.MakeTinLayer('dtm', 'Elevation Layer')