精度評価ポイントの更新 (Update Accuracy Assessment Points) (Spatial Analyst)

Spatial Analyst のライセンスで利用可能。

Image Analyst ライセンスで利用できます。

サマリー

参照ポイントを分類済み画像と比較するには、属性テーブルの Target フィールドを更新します。

精度評価は既知のポイントを使用して、分類モデルの有効性を評価します。

使用法

  • このツールを使用して、精度評価ポイントを表すフィーチャクラスの属性テーブルを更新します。 [精度評価ポイントの作成 (Create Accuracy Assessment Points)] ツールを使用してフィーチャクラスを作成した場合は、このテーブルに GROUND_TRUTH フィールドと CLASSIFIED フィールドが含まれます。 このツールは、参照データから開始して分類済み出力と比較したり、分類済み出力から開始して参照データと比較したりできます。

    この後で、[混同行列の計算 (Compute Confusion Matrix)] ツールを使用して、これら 2 つのフィールドを比較できます。

  • 通常、精度評価ワークフローでは、次の 3 つのツールをこの順序で使用します: [精度評価ポイントの作成 (Create Accuracy Assessment Points)][精度評価ポイントの更新 (Update Accuracy Assessment Points)][混同行列の計算 (Compute Confusion Matrix)]

  • トレーニングまたは精度評価にポリゴン フィーチャクラスが使用される場合、フィーチャクラスには、各クラスについて一意の整数値を持つ Classvalue または value フィールドが必要です。 たとえば、3 つの異なるクラスがあるポリゴン フィーチャクラスは、[1, 2, 3] や [10, 20, 40] などの値を持つことができます。

  • GROUND_TRUTH フィールドを手動で更新して、一連のポイントを変更または識別することができます。

  • [入力ラスターまたはフィーチャクラス データ] パラメーターの値が多次元ラスターの場合は、時間ディメンション (StdTime フィールド) が自動的に使用されます。 4 番目のディメンション (Z フィールドなど) が存在する場合は、最初のディメンションの値が使用されます。 [多次元ラスター レイヤーの作成 (Make Multidimensional Raster Layer)] ツールまたは [多次元ラスターのサブセット (Subset Multidimensional Raster)] ツールを使用すると、入力を構成できます。

パラメーター

ラベル説明データ タイプ
入力ラスターまたはフィーチャクラス データ

入力分類画像またはその他の主題 GIS の参照データ。 入力は、ラスターでもフィーチャクラスでもかまいません。

典型的なデータは、シングル バンド、整数データ タイプの分類画像です。

ポリゴンを入力として使用している場合、トレーニング サンプルとして使用されていないポリゴンのみを使用します。 シェープファイルまたはフィーチャクラス形式の GIS 土地被覆データも使用できます。

Raster Layer; Mosaic Layer; Feature Layer
精度評価ポイントの入力

更新する精度評価ポイントを提供するフィーチャクラス。

この入力にあるすべてのポイントは更新される出力フィーチャクラスにコピーされ、入力ラスターまたはフィーチャクラスのデータから [ターゲット フィールド] パラメーターの値が更新されます。

Feature Layer
精度評価ポイントの出力

精度評価のために更新されたランダム ポイント フィールドを含む出力ポイント フィーチャクラス。

Feature Class
ターゲット フィールド
(オプション)

入力データが分類済み画像とグラウンド トゥルース データのどちらであるかを指定します。

  • 分類入力は分類済み画像です。 これがデフォルトです。
  • グランドトゥルース入力は参照データです。
String
フィーチャクラスのディメンション フィールド
(オプション)

[入力精度評価ポイント] パラメーター値のディメンション フィールド。 このフィールドと一致しているディメンション値に基づいて、評価ポイントが更新されます。

Field
テスト ポイントのディメンション フィールド
(オプション)

[入力精度評価ポイント] パラメーター値のディメンション フィールド。 同じディメンション値を持つ入力データが対応するポイントの更新に使用されます。

[入力ラスターまたはフィーチャクラス データ] パラメーターの値が多次元ラスターの場合は、ディメンション値がテスト ポイントのディメンション フィールドと一致しているラスターが更新に使用されます。 多次元ラスターには、1 つの時間ディメンション (StdTime フィールド) があると想定されます。 この時間ディメンションがない場合は、最初のディメンションがテスト ポイントのディメンション フィールドとの照合に使用されます。

Field

UpdateAccuracyAssessmentPoints(in_class_data, in_points, out_points, {target_field}, {polygon_dimension_field}, {point_dimension_field})
名前説明データ タイプ
in_class_data

入力分類画像またはその他の主題 GIS の参照データ。 入力は、ラスターでもフィーチャクラスでもかまいません。

典型的なデータは、シングル バンド、整数データ タイプの分類画像です。

ポリゴンを入力として使用している場合、トレーニング サンプルとして使用されていないポリゴンのみを使用します。 シェープファイルまたはフィーチャクラス形式の GIS 土地被覆データも使用できます。

Raster Layer; Mosaic Layer; Feature Layer
in_points

更新する精度評価ポイントを提供するフィーチャクラス。

この入力にあるすべてのポイントは更新される出力フィーチャクラスにコピーされ、入力ラスターまたはフィーチャクラスのデータから target_field パラメーターの値が更新されます。

Feature Layer
out_points

精度評価のために更新されたランダム ポイント フィールドを含む出力ポイント フィーチャクラス。

Feature Class
target_field
(オプション)

入力データが分類済み画像とグラウンド トゥルース データのどちらであるかを指定します。

  • CLASSIFIED入力は分類済み画像です。 これがデフォルトです。
  • GROUND_TRUTH入力は参照データです。
String
polygon_dimension_field
(オプション)

in_points パラメーター値のディメンション フィールド。 このフィールドと一致しているディメンション値に基づいて、評価ポイントが更新されます。

Field
point_dimension_field
(オプション)

in_points パラメーター値のディメンション フィールド。 同じディメンション値を持つ入力データが対応するポイントの更新に使用されます。

in_class_data パラメーターの値が多次元ラスターの場合は、ディメンション値がテスト ポイントのディメンション フィールドと一致しているラスターが更新に使用されます。 多次元ラスターには、1 つの時間ディメンション (StdTime フィールド) があると想定されます。 この時間ディメンションがない場合は、最初のディメンションがテスト ポイントのディメンション フィールドとの照合に使用されます。

Field

コードのサンプル

UpdateAccuracyAssessmentPoints の例 1 (スタンドアロン スクリプト)

この例では、精度評価に使用されるポイントを更新します。

import arcpy
from arcpy.sa import *

arcpy.gp.UpdateAccuracyAssessmentPoints("aapnt1.shp", "grndtru.tif", "aapnt2.shp", "GROUND_TRUTH")

環境

このツールは、ジオプロセシング環境を使用しません。

ライセンス情報

  • Basic: 次のものが必要 Spatial Analyst または Image Analyst
  • Standard: 次のものが必要 Spatial Analyst または Image Analyst
  • Advanced: 次のものが必要 Spatial Analyst または Image Analyst

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